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ペルーピスコの記念日

近年ではペルー国内のみならず世界各地でピスコに関する記念日が制定されています。ペルー国内で主に祝われている記念日をご紹介します。

ピスコサワーの日(2月の第一土曜日)

2000年代前半より2月の第一土曜日を「ピスコサワーの日」として祝いはじめ、今では街中でさまざまなイベントが行われています。20世紀初頭(おそらく1920年頃)、リマセントロの旧ボサ通り847番地(現在のラ・ウニオン通り第8ブロック)にあったモーリス・バーのオーナーで移民のビクトル・V・モーリスにより創作されたそうです。諸説ありますが、元々『ウィスキーサワー』で評判になっていたお店だったが時代背景上ウヰスキーが枯渇しており、ピスコで代用したのが始まりだとか・・・カクテルの世界的な業界専門誌「Drinks International」が、世界で最も売れているクラシックカクテル50選の中にもピスコサワーが含まれており、100年以上の歴史を持つピスコサワーが、ペルー人のみならず世界中の人々の舌をうならせ、人気を獲得し続けているのです。

様々なスタイルで提供してるピスコサワー

ピスコの日(7月の第4日曜日)

ペルー原産の国民的蒸留酒「ピスコ」を称える日。1988年4月7日、ペルーの国家文化遺産に指定され、1999年以来、毎年7月の第4日曜日は全国ピスコの日として祝われています。おそらくその年に収穫したピスコが3か月熟成され初めての出荷を記念して行われているのではないかと思われる。

ペルー全土でピスコ文化を広めるためのイベントが開催され、ピスコの生産者やワイナリーが製品を披露し、賞を競うコンペなども行われます。ピスコの愛好家が、さまざまな品種やスタイルのピスコを試飲し、その製造工程やペルー料理との相性を学ぶことができる。

最も傑出したイベントのひとつに、ピスコ・カクテル・コンペティションがある。全国から集まったバーテンダーが、ピスコをメインに使ったオリジナルカクテルを披露する。

バーテンダー選手権で手腕を振るうペルーの若者


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