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責任なき言及と、自分に刃が向けられる時
思考と言葉の間には途方もなく大きな隔たりがある
にも関わらず、私たちはその隔たりをいとも簡単に超えてしまう。「言論・思想の自由」というお題目を盾に節操なく表出された言葉は、人を傷つけ、殺す。「言葉は凶器になる」という使い古された表現そのままだ
という批判のロジックは、ネット上に蔓延る誹謗中傷たちに向けられてきた。あえて言うならば、「下側の人間」に対する「上側の人間」からのお言葉だった。そしてそ
駆け出しエンジニアである我々が目指すべきところ
私のプログラミングに対するぼやきもついに3回目です。
プログラミングを初めて約一年半。今はある程度名のある会社2社で長期インターンをしていて、駆け出しエンジニアの中では成功した方ではないかと思います。素晴らしい社員の方々に囲まれながら、日々あらゆることを教えてもらいながら何とか業務をこなしています。
さて、私はいわゆる文系就活、総合職就活を全落ちしてからITエンジニア就活に切り替えた人間
後悔と、何者にもなれない人間が学ぶ意味
大学に入学した当初の自分は、志を高く持っていた。カトリック司祭を目指し、カトリックの宣教と社会貢献のために社会学とメディアを学ぼうと考えていた当時の自分は、所謂「意識高い系」だった。そして意識高い系のご多分に漏れず、周りのキラキラ大学生を見下していた。
B2の春、宗教そのものに対して失望し、司祭を目指すことだけでなく、生まれ育った教会と教義を捨てることを決めた私は、神という呪縛から逃れたこと
承認を求める終わりなき闘争と、その向こう側
学校生活、受験、就職、恋愛 ...
人生や社会の至るところでマウンティングが行われている。
マウンティングを行っている当人はそれが悪いことだとは思わず、矮小な優越感のために日々マウンティングを繰り返す。だが彼らは気づいていない。優越感に浸り、自らを勝者と思いながら、その実彼らは終わりなき闘争の奴隷となっていることを。
自己承認 自己承認という言葉が多用される今日において、その言葉の意味は「認
世界はそんなに綺麗じゃない
「フィルターバブル」なんて言葉がある。イーライ・パリサーという人が提唱した言葉で、「レコメンドシステムのアルゴリズムによって、タイムラインや検索結果に自分に心地良い情報しか表示されなくなり、世界を誤った形で認識してしまう」という現象のことだ。
まあこれはSNSをよく使う人には周知の事実かもしれない。勝手に表示される広告や他の人の投稿を見て、「あー俺の書き込み読んでるなー」って感じることが僕に
プログラミングに対するぼやき part2
少し前に書いたこのnote
これを書いた頃から勉強量も増え、勉強会やハッカソンにも色々参加したし、基本情報技術者試験の試験も受けた。確かに「勉強している」という事実が、あの時感じた焦りをいくらか抑えてくれている。でも焦りは全然消えてない。
勉強すればするほど、「彼ら」には二度と追いつけないんじゃないか?という気持ちが大きくなっていく。こっちが1を修得している時に、「彼ら」は10を修得してい
神を殺した話 後書き:Always Look on the Bright Side of Life
このnoteで書いてきたように、僕は一度世界に絶望した。そして神に救われ、自分でその神を殺し、神の代わりを探し求めた末、この世界に絶対的な救いも、そして意味すらないことを知った。我々はどこからも来てないし、何者にもなれないし、どこへも行かない。意識という霞みたいなものがただ世界をただよっているだけでしかない。
結局僕たちはハンマーが振り下ろされるのを待っているだけ。どんな努力や富を重ねようと
神を殺した話 その4:D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?
さて、欺瞞に耐えられなくなって自分の手で神を“殺した”わけですが、自分のアイデンティティの中核になるものを自分で捨てると人はどうなるのだろうか
それまで「神父になる」ことを目標にし、自分の行動理由にしていた人間が、それらを全て捨てるとどうなるか
結果的には、歩みを止めた。そして音もなく始まった。喪失したアイデンティティを埋め合わせるための「何者かになるための戦い」が
まずは大学に行く
コスパ・コスパ・コスパ
文系なのになんでプログラミングやってるの?
聞き飽きた質問。他にも「なんで理系に行かなかったの?」「SEで文系の知識役に立たなくない?」とか
うるせ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
知らね〜〜〜〜〜〜〜!!!!
大前提ね、こっちは好きだからやってるの。半分趣味なの。あと理系と文系を分けて考える時点でナンセンスなの。分かる?プログラミングだって勉強しようと思ったのはメディアと社会学を勉強し続
神を殺した話 その3:Also sprach Zarathustra, aber...
前回 「神を殺した話 その2:Deus vult」
「メディアを使った新しい宣教方法を研究したい」なんて言いながら大学に入ったもんだから、まあそりゃ意識は高かった。てかぶっちゃけ、他の大学生を見下していたし、教授にも期待してなかったから、自分で好きな勉強できればいいやなんてイキってた。いやぁ、まさか単位落としまくることになるなんてこの時は思っていませんでしたよ。
まあ結局、素敵な教授と友人
正直、エンジニアをなめてた
3年の秋からエンジニアの長期インターンを始め、研修を終え、社内業務を支援するツールを作って、ありがたいことに内定を貰い、良い会社だったからそのまま内定を承諾した。
Javaでデスクトップアプリ作れるようになったし、MySQLも操作できるし、チームで開発もできるし、完全に初心者は卒業したと思っていた。それどころか「割とできるほうじゃね?」とさえ思い始めた。調子に乗った勢いでもっと腕試しをしてみ