Satomi

福島県の放送局でレポーターをしています 国際問題・福祉・多文化共生・食など中心に取材。…

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福島県の放送局でレポーターをしています 国際問題・福祉・多文化共生・食など中心に取材。 色とりどりで、厚みのある、美しいモザイク絵画のような人生を歩みたいです。 ♡バックパッカー旅・ミステリーハンター 🚩三重 Canada/Toronto 福島

記事一覧

目で見たことを信じる。 〜香港デモを取材して〜

・日本のマスメディアが伝えられないこと「香港に行くの?大丈夫?」 10月上旬。夏休みを1週間貰って、私が訪れたのは東アジアの国々。 台湾、深圳、そして、香港の3つ…

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4年前
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🌸大学卒業によせて🌸

✒️大学卒業しました!&福島に就職します!明日2019年4月1日午前11時半頃、新元号が発表されます。 時代が変わろうとする今、卒業や就職と、私自身にとっても大きな節目に…

Satomi
5年前
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エシカルって何?それは、いいことをするという究極のエゴイズム

オーガニック、フェアトレードなどのエシカル商品を各地から集めたセレクトショップ、エシカルペイフォワードの稲葉哲治さんにお話を伺いました。その内容があまりにもよか…

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6年前
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小さな魂 消えた灯

「もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」 東京目黒区のアパートで、結愛さん(当時5歳)が虐待されて亡くなった事件。 この悲痛な「反省文」が報道さ…

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6年前

猪子さんの言葉
「ひとつを見ようとすると、もう片方が見られなくなる。」
「全部を順路に沿ってみてみることはできない。
彷徨いながらいろいろなものを発見して、未来に繋がる。」
まさに、生きるとはそういうことなんだろうな。ふむ

Satomi
6年前
1

ふっと心からじわぁとあったかくなる瞬間ってあるよね!音楽とか、空気とか、風景とか。
その一方で、ふっとドロドロした破壊的な衝動が生まれるときもあるよね。最後には自分自身を壊したくなるような。どっちも自分なんだよ。両方あるから、それぞれの感情がより際立つ。両方必要なんだな~

Satomi
6年前
3

国際女性デーに寄せて #MeTooの持つ力

Happy International Woman's Day! 昨日、3月8日は国連の定めた国際女性デーでした! 私はHeForSheのカンファレンスに訪れ 改めて、この日が女性のためだけでなく男性の…

Satomi
6年前
3

踊る阿呆が世界を繋ぐ!七つの海を渡る寶船

 “アヤットサー!!!”  正直、初めてそれを見たときはショックだった。 従来の「阿波踊り」の常識から完全にはみ出していた。 高らかに響く鐘の音、威勢のいい掛け声…

Satomi
6年前
1

氷上の格闘技 戦いの女神

”カナダに来たのに、なんでアイスホッケーをみないの?って!” ――――——スマイルジャパン(女子アイスホッケー日本代表)鈴木世奈選手 (撮影:Takaomi Yoshida …

Satomi
6年前
1

優しい強さと 静かな情熱 新井リオくん

今、声のヴォリュームを最大にしておすすめしたい場所がある。 京王井の頭線 新代田駅から徒歩約75秒のところにあるお店 「新代田YACHT(ヨット)」だ。 バンドの…

Satomi
6年前
4

新しい価値を和えて 伝統を受け継ぐ

   ”日常で、日本の伝統工芸に触れる機会はどれほどあるだろう。” 数日前、有田焼を友人からプレゼントされ生まれて始めて手に触れたときふとそんなことが頭をよぎり…

Satomi
6年前
3

新年のご挨拶 NewYear'sGreeting!

明けましておめでとうございます! 皆さん、昨年はどんな1年でしたか? “ラッキー7の2017年”のはずが、私にとっては何か辛くしんどい年でした(笑) カナダからの帰国後…

Satomi
6年前
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目で見たことを信じる。 〜香港デモを取材して〜


・日本のマスメディアが伝えられないこと「香港に行くの?大丈夫?」
10月上旬。夏休みを1週間貰って、私が訪れたのは東アジアの国々。
台湾、深圳、そして、香港の3つの地域を回った。

一番の目的地は、香港。「香港で起こっているデモを、自分の目で確かめたい」という気持ちからだ。
日々ニュースで断片的に伝えられていたので、なんとなく暴動が起こっていることは知っていた。
ただ、日本に居てはあまりにも得ら

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🌸大学卒業によせて🌸

✒️大学卒業しました!&福島に就職します!明日2019年4月1日午前11時半頃、新元号が発表されます。
時代が変わろうとする今、卒業や就職と、私自身にとっても大きな節目になりそうです。
そこで、大学で学んだこと、また就職先を選んだ理由やこれからの目標について書き記しておきます。

普通なら4年で終えるはずの学部生。
私は、2年間の休学期間を含め計6年間、大学に在籍していました。
なぜそんなにもモラ

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エシカルって何?それは、いいことをするという究極のエゴイズム

オーガニック、フェアトレードなどのエシカル商品を各地から集めたセレクトショップ、エシカルペイフォワードの稲葉哲治さんにお話を伺いました。その内容があまりにもよかったので、ノートに共有します。約1時間半ほどにも渡るヴォリュームのインタビュー。私の独断と偏見で面白いなと感じた部分を少しだけ抜粋してお送りします!

エシカルペイフォワード店舗にて。稲葉さん(向って左)と。

♥︎本文♥︎

1.”エシカ

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小さな魂 消えた灯

「もうおねがい
ゆるして
ゆるしてください
おねがいします」

東京目黒区のアパートで、結愛さん(当時5歳)が虐待されて亡くなった事件。

この悲痛な「反省文」が報道され、
多くの人が胸を痛めました。

東京目黒区と聞いて、すごく身近な場所だということを知った私は
インターネット上に掲載されていた情報をかき集め
実際に、結愛さんが住んでいた場所に足を運んでみました。

<祈りに訪れる人々>

自宅

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猪子さんの言葉
「ひとつを見ようとすると、もう片方が見られなくなる。」
「全部を順路に沿ってみてみることはできない。
彷徨いながらいろいろなものを発見して、未来に繋がる。」
まさに、生きるとはそういうことなんだろうな。ふむ

ふっと心からじわぁとあったかくなる瞬間ってあるよね!音楽とか、空気とか、風景とか。
その一方で、ふっとドロドロした破壊的な衝動が生まれるときもあるよね。最後には自分自身を壊したくなるような。どっちも自分なんだよ。両方あるから、それぞれの感情がより際立つ。両方必要なんだな~

国際女性デーに寄せて #MeTooの持つ力

Happy International Woman's Day!

昨日、3月8日は国連の定めた国際女性デーでした!

私はHeForSheのカンファレンスに訪れ
改めて、この日が女性のためだけでなく男性のための日でもあることを
学ばされました。

↑(Emma Watsonさんが国連で「If not me, who? If not now,when?」というスピーチをしたことで有名な He Fo

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踊る阿呆が世界を繋ぐ!七つの海を渡る寶船

踊る阿呆が世界を繋ぐ!七つの海を渡る寶船

 “アヤットサー!!!” 

正直、初めてそれを見たときはショックだった。
従来の「阿波踊り」の常識から完全にはみ出していた。
高らかに響く鐘の音、威勢のいい掛け声、どこまでもキレのある激しい踊り。回る。舞う。飛び跳ねる。

私と寶船は、一昨年の9月、トロントで開かれた着物のイベントで衝撃の出会いを果たした。

赤い法被をきて華麗に舞う阿波踊り集団のパフォーマンスを目撃し、トロントニアンも日本人も

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氷上の格闘技 戦いの女神

氷上の格闘技 戦いの女神

”カナダに来たのに、なんでアイスホッケーをみないの?って!”

――――——スマイルジャパン(女子アイスホッケー日本代表)鈴木世奈選手

(撮影:Takaomi Yoshida 聞き手:Satomi Mitani)

ピョンチャン五輪が、開幕する。
その舞台で、カナダで出会ったひとりのアイスホッケー選手が戦う。

鈴木世奈さん。

世界最高峰と言われる、カナダの女子アイスホッケーリーグCWHLで

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優しい強さと 静かな情熱      新井リオくん

優しい強さと 静かな情熱 新井リオくん

今、声のヴォリュームを最大にしておすすめしたい場所がある。

京王井の頭線 新代田駅から徒歩約75秒のところにあるお店
「新代田YACHT(ヨット)」だ。
バンドのグッズなどを小口から受注し制作・販売している小さな工房。

ここに、カナダ・トロントに居た頃出会った 新井リオくん がいる。

もう、この彼が本当にすっごくてぜひみんなに知ってもらいたいのだ。

年齢は私と同じ23歳。大学休学中の4年

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新しい価値を和えて 伝統を受け継ぐ

   ”日常で、日本の伝統工芸に触れる機会はどれほどあるだろう。”

数日前、有田焼を友人からプレゼントされ生まれて始めて手に触れたときふとそんなことが頭をよぎりました。
こんなにも美しく、スタイリッシュで、馴染みやすい工芸品から、私たちはあまりにも縁遠い生活を送っていることに少し寂しい気持ちにもなっていました。

そして先月、また、この伝統工芸と存分に触れ合う機会がありました。

webメディア

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新年のご挨拶 NewYear'sGreeting!

明けましておめでとうございます!
皆さん、昨年はどんな1年でしたか?
“ラッキー7の2017年”のはずが、私にとっては何か辛くしんどい年でした(笑)
カナダからの帰国後、就職活動の荒波に巻き込まれ、逆カルチャーショックと、プチ・アイデンティティクライシスに陥り迷走しまくって…
(結果就職留年を選択するオチに。2回目の休学に突入しました!)

他人に対しても自分に対しても誠実になりきれず、
いくつか

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