はじめて100点をとった喜び♡
1年生で習う漢字は80字あります。
その前にひらがなとカタカナを覚えるので
1年生が覚えなきゃいけない『字』は
全部で『284文字』もあるのです。
・漢字80字
・五十音46字×2(ひらがな/カタカナ)
・濁音と半濁音25字×2(ひらがな/カタカナ)
・拗音30字×2(ひらがな/カタカナ)
・促音1字×2(ひらがな/カタカナ)
脳みそフル回転で使って
へとへとになってしまう量だと思います。
多分に漏れず、
娘もなかなか覚えられませんでした。
2学期から始まった漢字テストで
100点をとったことは
1度もありませんでした。
50点のときもあれば
60点のときも。
だいたい4つくらい
間違えたり書けなかったりしていました。
娘は点数が悪いからと言って
落ち込んだりはしておりませんでした。
しかし、
母親としては1年生のうちに
「漢字はやればできるもの」という
自信を持って欲しいと思い、
教育ママに変身することにしました(^^)/
まずは娘と一緒に100均に行き、
好きな色の単語帳を買いました。
そして
「かんじれんしゅうちょう」にある
漢字の『読み方』を全て単語帳に
書いてもらうことにしたのです。
ひとつの漢字につき2~4単語なので、
全部で230単語くらいになりましたが、
3日間くらいに分けて
たまにぶつくさ文句を言いながら
それでも頑張って娘は完成させました。
単語帳1つが100枚なので
むらさき、ピンク、オレンジの3冊の
言葉帳が出来上がりました。
それから
1冊ずつ「これは?」「〇〇!」という
クイズのような漢字の読み方テストを
日々繰り返しました。
読めない漢字が多いと
娘は不機嫌になり、
「もうやだー」
とやめる日も多かったです。
親としては
「これで漢字嫌いになったらどうしよう?!」
という不安がふつふつと湧いてきましたが、
とりあえず1年生最後の漢字テストの日までは
嫌がられても続けることにしました。
娘は文句を言いながらも、
「覚えなきゃいけないんだ」ということは
分かっていたようです。
どうしても『早ちょう』を
覚えることが出来なかった翌朝のことです。
学校に行く前に
「ママ、覚えたよ!
『そうちょうー♡』」
と嬉しそうに教えてくれました。
親としては
この瞬間に「もう大丈夫」だと思いました。
それから数日して
学校から帰った娘が駆け寄ってきました。
「ママ―!見てー!!!」
娘の手には赤丸だらけの
100点満点の漢字テストがありました。
「やったねー!」
「よかったねー!」
「がんばったねー!」
「ママはすごく嬉しいよー!」
とありったけの誉め言葉で
娘を抱きしめました。
そして娘は
「はじめて100点とれてうれしい!」
と満面の笑みで言っていました。
その日の夜、
「100点取るために勉強するのは
よくなかったかな?」
と聞いてみました。
すると、
「がんばって100てんとって
また100てんとりたいとおもって
がんばるのがいいんだよ」
と諭すように教えてくれました。
勉強を「やれやれ」と言って、
勉強が嫌いな子になってしまうのではないと
不安を抱えておりましたが、
「がんばったら100点とれる」と
自信をもってもらえたようで
本当に嬉しかったです。
2年生の漢字は160字だそうですが、
このまま頑張って欲しいなぁ♡
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