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人が本を読むワケを考えてみた【読書感想】

最後の3行だけでも
読んでいってください。

読書する人だけがたどり着ける場所 (著)齋藤 孝

この星で
(急にドラゴンボールみたいな出だし)
字を読めるのは人間だけなのに
本を読まない人が多いのはなぜなのか。

答えは簡単。
それよりもNetflixが楽しいから。

そんな現代人に待ったをかけて
読書がもたらす
影響や素晴らしさを伝えるのが
こちらの一冊です。

僕が本を読む理由は他でもなく
「見識を広げて」
「自分らしく生きる」ためです。

そのためか、
僕が読むジャンルは
実用書やビジネス書、
自己啓発系のものに偏っています。

しかし、
本書を読んで大きな学びがありました。

文学(小説)を読んで
他者理解を深める事も大切なこと。

と言うのも、

多様性に順応する事を
求められる近頃の世の中では、
「他者を敬うこと」が
1つキーになってくるものだと考えます。

僕はこれまで
文学は娯楽だと認識
していました。

しかし文学とは

性格、立場、地域、能力など、
三者三様の登場人物
一人一人の人生を
本の外という
安全な場所から疑似体験する事で、
自分の人生の枠を超えた経験を
積む事が出来る
唯一無二のツールである。

そう思いました。

小学校から高校まで
僕に国語を教えてくれた先生方。
日本人が国語を学ぶ意味。
この歳になって
やっとわかった気がします。

新たな時代に差し掛かっている今こそ
文学に触れて「人の心」が分かる
懐の深さを身につけるべきなのかもしれない。

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