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記事一覧

映画,わが母の記

映画,わが母の記

母の日。

妻におすすめされて観た映画は「わが母の記」

小説家・井上靖が,自身の家族との絆を基に著した自伝小説「わが母の記」を映画化した作品です。

昭和39年。小説家の伊上洪作(役所広司)は実母の八重(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、長男ではあるが母と距離をとっていた。しかし、父が亡くなったのを機に、伊上は母と向き合うことになる。八重もまた消えゆく記憶の中で、息子への愛を確かめよ

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私の上司は韓国人,映画で気づく上司の歴史

私の上司は韓国人です。
韓国語を教えてもらうと,音が日本語に近かったりと共通点がみえてきておもしろいです。

GW中,お家時間で韓国映画を観ました。

”タクシー運転手 約束は海を越えて”

民主化を求める市民を軍が武力で制圧した「光州事件」が題材になっている映画です。

ここで描かれた光州事件が歴史上の事実だったことを信じられない。耐えられないほどヒトの存在が軽い。

私の上司の,あるいは上司の

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映画ウォーリーがイマ持つ意味

映画ウォーリー観ました。

雨が降る中どうしても明るい映画を観たくなってのディズニー映画です。

あらすじ
地球上がゴミで埋め尽くされた未来、人間達はより良い生活を求め世界へと飛び立った。地球にはBNL社のロボット達が残されゴミ収集を行っていた。しかしいつしかロボット達は壊れ、最後の一台となってしまったウォーリーがその任務を毎日こなしていた。そんなある日、空から宇宙船が舞い降り一台のロボットを置い

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映画"ターミナル" 今しかできないことをもっと体験していきたい

映画"ターミナル" 今しかできないことをもっと体験していきたい

ソトに出られない!

そんな現在の状況によく似た映画を観ました,日曜日のおうちシネマ2本目。

2004年公開のターミナルでございます。

クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、アメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。その足止めの期間は数か月にもおよび……。
シネマトゥデイより

映画内で空港のターミナル内に閉じ込められる

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映画 de 哲学

映画 de 哲学

映画で善について考えた週末。

2018年,インド・ムンバイで発生したテロ事件をご存知でしょうか。

5つ星ホテルのタージマハルホテルが襲撃され,171人が亡くなり,284人の負傷者が出た事件です。

このできごとを映画化したホテル・ムンバイ。

今週末のおうちシネマです。

2008年11月、インドを代表する五つ星ホテルが500人以上の宿泊客と従業員を人質にテロリストによって占拠された。宿泊客を

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映画 ステキな金縛り 編集の息づかいから学ぶ伝えることの本質

映画 ステキな金縛り 編集の息づかいから学ぶ伝えることの本質

週末,天気がいい中でも自宅で過ごしていると鬱屈してきます。なんとか気を高めようと,映画を見るようにしております。

昨日観たのが,
三谷幸喜作品の「ステキな金縛り」

もうめっちゃ元気出ました。

三流弁護士のエミが、担当する殺人事件の弁護のため、被告人のアリバイを唯一証明できる落ち武者の幽霊・更科六兵衛を法廷に引っ張り出そうと奮闘する姿を描く。

ものすごく平和な世界観で観ていて安心します。

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映画レポ 「アートのお値段」

映画レポ 「アートのお値段」

この作品,1億円..
これは...
自分でも書ける...

小学生頃の自分はまだまだそんなことを考えてました。

最近は自分の気に入った作品で手が届くものについては
コレクションを始めていて,
美術館でのパブリックなアートの楽しみ方とは
異なる視点が加わりつつあります。

そんなさなかに観た公開中の映画。
「アートのお値段」


アーティスト
オークショニスト
コレクター

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