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Flow into time 〜時の燈台へ〜 第16話

【前回の物語】
 最終日の発掘作業終了後、七会は塾の授業に出かけていき、その間探夏は七会の部屋で福井への旅の準備をすることになる。物語を読み進める現在の四人も、少しずつ明らかになってきた七会の所在を特定する覚悟を決める。

第16話 : 七会のすべて

 次の木曜日の夜、「ドライブインひいらぎ」では久しぶりに局長が一人で飲んでいた。いつも通り、奥さんが後から迎えにくるのだろう。ユーリは黙って厚揚げを焼き、たっぷりのおろし生姜を添えてテーブルに運んだ。
「局長さん、かなりお久しぶりですね。最近はいらっしゃらなかったから」
 ユーリが心配そうに尋ねる。
「だって、女性四人で例の小説の調査会をやってるんでしょ、なんだか楽しそうだから、邪魔したくなくて」
「もう、現実に存在するだろう七会さんが誰か、特定する手前まで来ているんですよ。初めて局長さんからあの物語について聞いたのは、アキが山荘に来る前のことでしたよね……」
「そうだね……アキちゃんがあの小説を見つけて、ここまでのめり込むとは、思ってなかったよ」
 そう言いながら、局長の顔はどこか嬉しそうだ。
「でも局長さん、あの小説、アキちゃんに読んで欲しかったんでしょ? 私には見せてくれなかったのに。局長さんは最後まで読んだんですか? 私たちは、多分次回の定例会で、最後まで読むことになりそうです」
「一時は、アキちゃんの意識が過去に行ってしまって、現在に足がついていないみたいで心配だったよ。今はどんな感じ? ちゃんと現在を生きてる?」
 局長は、ユーリの質問には答えずに、質問で返した。
「ロンドンのマコトさんって覚えてますか? アキの彼氏」
 ああ、元々作家志望で、今は UCL の数学科にいるマコトくんね。もちろん知ってるよ。昔の僕の研究テーマだった整数論に興味を持ってくれて、一時帰国の時に話したことがある。
「そっか、局長さんも数学の人だったんですもんね…… マコトさんのおかげもあって、アキはちゃんと2024年に足をつけています。現実の七会さんに会える未来と今を繋いだら、自分の生きる道が見えるんだって」
 アキの身体に起きるかもしれない変化については、ユーリは触れなかった。
「ちゃんと、『時の燈台』を見つけたんだね、自分で」
 局長が遠くを見つめる眼差しで言う。
「時の燈台?」
 ユーリが聞き返す。
「そう、海で船が迷わないようにするのが、陸の燈台。人間の意識が過去や未来に彷徨ってしまって、現実である現在から離れてしまわないようにするのが、時の燈台。アキちゃんは、物語の中の過去に生きていた七会さんという人を、いつか会う未来の人として定めて、その二点を繋いだ。これでアキちゃんが時の渦の中で迷ってしまうことはない」
「ロンドンで、文字が読めなくなったのは、アキが七会さんに出会うための必然だった」
 夫のオサムにアキの症状について教えてもらって以来、ユーリはそう考えるようになっていた。
「僕も、そう考えてるよ。これからも、アキちゃんのこと、よろしくね」
「私とアキが姉妹みたいなら、局長さんとアキこそ、本当の親子みたいですね」
 ユーリはそう言って微笑んだ。

*     *     *

 七会は小型のCDラジカセを持っていて、なんと福井への荷物リストにはそれが含まれていた。「バスタオルで包んで」と注釈が書き加えられている。民宿に一ヶ月間滞在する間に、落ち着いて音楽を聴きたいのだろう。リストに含まれていたCDは、探夏の趣味に合わせて買ったと思われるビッグバンド・ジャズに、同じく話題に出た無伴奏独奏フルート、彼女が月曜日に映画を観にいった『耳をすませば』のサウンドトラックの3枚だった。
 探夏は鞄からCDを出した。朝、七会を発掘現場に送って戻って来た後に聴いた『天上の音楽』があまりにも素晴らしかったので、七会に渡そうと思って持って来たのだった。自分用には、もう一枚買えばいい。自宅では十曲目までしか聴いていなかったことを思い出して、探夏は七会のCDラジカセに『天上の音楽』をセットし、「Etude」と題された十一曲目の最終曲を再生した。ピアノとギターのデュオが端正なメロディを刻み始めた。

 最終曲「Etude」は、「練習曲」という名前の通り、とてもシンプルなメロディから始まっていたが、同時に変奏曲の形式を取っており、テーマの後に第一変奏から第四変奏が展開され、最後に転調してテーマに戻るという、六部構成の曲だった。冒頭から第五部の第四変奏まではハ長調で、最後のテーマは半音上がって変ニ長調となり、調号は一気にフラット五つになる。この半音進行の転調がなんとも情緒的な雰囲気を醸し出していた。この曲を聴き進めるにつれ、探夏は不思議な感覚に襲われた。曲の進行と七会との五日間、そして明日からの日々が、なぜか一致しているように感じられたのだ。
 冒頭のテーマは、二分音符が多いシンプルなメロディで、七会と初めて二人で発掘現場へ向かい、七会を溺愛した父親や、特徴的な校内着だったタブリエの話を無邪気にした日のイメージそのものだった。第二部では第一変奏となり、テーマでは二分音符で表現されていたメロディが四分音符に分割される。それはまるで、「ピザバルーン」でお互いの考え方の癖を紐解いていったあの日の夜のようだ。そして第二部までは、八分音符が出てこない。
 第三部では第二変奏が提示され、冒頭からメロディは八分音符を含むシンコペーションとなり、途中二拍三連符と呼ばれる割り切れない奇数部分が登場する。二人が「南仏キッチンタブリエ」で食事をして、初めて探夏の部屋で過ごす約束をしたのは、この日だった。その後、第四部の第三変奏で曲は大きく展開し、最も力強く演奏される。四日目は七会が初めて探夏の部屋を訪ね、二人でお風呂に入って違いに交際相手がいることを打ち明け、それでも二人で抱き合って眠った日だった。
 そして第五部、つまり、この変奏曲を七会と探夏の五日間に重ねるとするならば今日その日となる部分では、最も細かい音符で演奏される第四変奏が展開される。全編が三連符で埋め尽くされており、冒頭部のピアノとギターのユニゾンが最終日の二人の気持ちの細部を明らかにしていくようだ。曲は第六部でテーマに戻り、半音上に転調して曲を締めくくる。これは、七会が福井へ出発して、二人の人生の新しい章が始まることを示しているのだろう。探夏はそれら一連の自分の解釈を便箋に書き留め、CDのライナーノーツの間に挟んだ。七会は、このメモをどこで見つけるだろうか?
 七会が塾の授業と入浴を終えて帰って来たのは十時半過ぎで、その頃には探夏はCDラジカセを含めてパッキングを終えており、あとは七会がその日来ていた発掘用の白のワンピースと麦藁帽子を入れれば準備完了だった。

「なんだか、ここに引っ越して来た日のようになっちゃいました」
 七会は荷物のなくなった部屋を見てつぶやいた。自分がこの部屋に引っ越して来た日には、探夏にも、同じ名前の彼氏にも出会っておらず、彼女はまだ完全に「むらさきいろの海」の住人だった。今はそこから出て、足元は危ういながら自分の足で歩き出そうとしている。
「そうだね、リストに書いてあったものを全部入れたら、まるで明日引っ越しする人の部屋みたいになったね」
「でも、ある意味そうかもしれないです。九月にここへ帰って来ても、私も探夏さんも、そして私の彼も、今と同じ場所にはいない」
「信じる方向へ進むしかなさそうだね。民宿宛てに絵葉書を書くよ」
「絵葉書、私も書きます。お互いが考えたことや決めたこと、感じたことを伝え合いたい……たくさん書きます」
「じゃあ、最初の絵葉書は七会さんからで、そこに民宿の住所を書いておいて」
「分かりました。明日、着いたらすぐに書いて、明日中に投函します」
「明日の朝ごはんと午後のデザートは、場所は離れているけど、同じ時間に食べられるしね」
「はい。電車の中で声に出して話しかけたら変だけど、隣に探夏さんがいるんだと思って食べます。探夏さんは、私の名前、呼んでください」
「そうする……」
 別れの時間が着々と近づいていた。
「今朝、私の方が先に目が覚めたの、知ってますか? 探夏さん、よく眠ってた」
「そうだったんだ。たしかに僕は熟睡していたよ。いい夢見られた?」
「それが、不思議な夢を見たんです。別れる前に、その夢のことを話したい」
「七会さんの話なら、いつでも何でも聞くよ。話したいように話して」
「いつもそう言ってくれてありがとう」
 七会はそう言うと、塾の近くのコンビニで買って来たという缶コーヒーを探夏に差し出した。一ヶ月部屋を留守にするということで、冷蔵庫も空にして、コンセントを抜いた後だった。七会はゆっくりと言葉を選びながら、話し始めた。

「前に、私は『むらさきいろの海』の上に浮いている世界に住んでいるようで、足元がしっかりしないって話したの、覚えてますか?」
「覚えてるよ。その後、一緒に『むらさきいろの海』に入って、『天使の休息』をしたら、少し地に足がついた気がするって言ってたよね」
「私にとって、地に足がつくっていうのは、多分物質的にに誰かが支えてくれるっていうことが大きかったんだと思います」
「物質的に?」
「そう。自分でも意外なほど記憶に残っている高校時代のあの日のこと……チラチラ見ていた彼の膝の上に座ってしまった日……そして探夏さんの膝の上に二時間座って映画を観た昨夜……」
「気持ちだけじゃなくて、身体的にも七会さんが全身を預けられた時、大きな安心感があったんだね」
「分かってくれてありがとう」
 これは、七会の口癖だった。
「今朝見た夢の中で、私は探夏さんの上に立っていた」
「僕の上に立っていた? どういう意味?」
「文字通りです。現実には有り得ないけど、探夏さんの胸の上に両足で立っているんです。それでも探夏さんは、痛いとか重いとか降りろとか言わずに私を支えていてくれて、私は少し足踏みもして、自分が立っている場所が水の上に浮いている世界ではなくて、ちゃんとした地面であることを確認しているんです。そしたら昔、『ヒステリー性失歩症』から回復して車椅子から立ち上がれた時の気持ちを思い出して、『ああ、私は大丈夫だ、ちゃんと地面に立っている』って感じたんです。そうしたら目が覚めました。目を開けたら探夏さんがいて、気持ちよさそうに眠っていました。あれは地面じゃなくて、確かに探夏さんの身体でした。夢の中とはいえ、あんなことしてごめんなさい。痛かったですよね……多分十分間くらい乗っていました……」
「現実離れした夢を見るってことは、やっぱり、何かが七会さんの中で切り替わったんだね。僕の方にも大きな偶然があって、実は今日、前に買ってまだ開けてなかったCDを開けて聴いたんだ。そしたらその中に、七会さんと僕の五日間をそのまま描写しているような曲を見つけた。そのCDは荷物に入れておいたから、福井に着いたら聴いてみて。きっと七会さんも僕と同じ気持ちになると思う」
「ありがとう。でもそのCD、探夏さんが聴けなくなる……」
「同じものをもう一枚買うよ。だから大丈夫」
「ありがとう」

「七会さん、『むらさきいろの海』に二人で入って、膝の上で映画も見て、お互い次々と新しいステップに進めている気がする。その夢の中身も現実に試してみようか。多分、七会さんが上に乗っても大丈夫だよ」
「まさか! 胸の上に乗ったりしたら、肋骨が折れちゃいますよ」
 七会は驚いて言った。
「そんなことはない、人間の身体って意外と丈夫なんだ。台湾式のマッサージや姿勢矯正なんかだと、施術者が受ける側の胸の上に乗ることもあるみたいだし、最新鋭の戦闘機が全力で加速する時には、軽自動車一台分くらいの重力がパイロットの胸にかかるらしいよ。だから大丈夫、その夢も現実にしてみようよ」
「でも、探夏さんに怪我させたら大変だから……」
 七会はそう言ったものの、もし本当に探夏の肋骨を折ってしまったら、それを口実に福井行きは取りやめて、自分の責任ということで探夏の側にいられるかもしれない、と考えた。その間にも、探夏はベッドの横の開いたスペースに横になり、七会に声をかけた。
「僕が七会さんのしっかりとした地面になれるなら、喜んで。もう『むらさきいろの海』に浮いている必要はないよ。さあ、夢で見たようにしてみて」
 探夏も、もし七会が上に乗って肋骨が折れたら、七会は福井には行かずに骨折治療が終わるまで一緒にいてくれるのではないだろうか、と思った。

「本当にいいんですね。じゃあ……」
 七会は迷わなかった。胸の中央、胸骨のあたりにまず右足を乗せ、探夏が頷くのを確認すると、少しずつ右足に体重をかけ、数秒の後には左足を地面から離して探夏の胸の上に両足で全体重をかけて乗った。
「大丈夫そうですか?」
 七会は探夏を見下ろして話しかけた。
「うん、大丈夫。肋骨が折れることはなさそうだね」
「きっと重くて、苦しいですよね。私、小柄な方じゃないし、体重も五十キロ近くあるので……」
「構わないよ。夢の中ではその後どうしたの? 同じようにしてくれていい」
「こうやって、少しずつ足踏みしたんです。足踏みしても、地面が崩れないことを確かめるために」
 七会はそう言って、探夏の胸の上でゆっくりと足踏みをした。
「大丈夫、ちゃんと僕が支えてるよ。それに、この重さって……七会さんの気持ちを全部理解したなんて傲慢なことは言えないけど、七会さんの想いや考えがすべて入っている頭を含めて、完全に七会さんのすべてだ。七会さんのすべてを受け止めているって、とっても幸せな感覚だよ」
「そんな風に思ってくれてありがとう。今、今朝見ていた夢と、今の現実が重なって、なんだか色々な問題から解放されていくような、不思議な気持ちです。もう少しだけこうしていていいですか?」
「もちろん。七会さんの気が済むまで、上に乗っていてくれていいよ」

 夢と現実の間を揺れ動きながら、七会は昨夜見た夢と同じく、結局十分間近く探夏の胸の上に乗っていた。探夏の言った通り人間の身体は丈夫で、肋骨が折れることもなく、七会はゆっくりと探夏の身体から降りた。
「こんなことまで、私の希望を叶えてくれて、本当にありがとう」
「いいや、今の感覚をずっと覚えているよ。七会さんのすべて」
 七会は床の上に仰向けのままの探夏の胸を両手でさすり、唇に長いキスをした。
「探夏さん、じゃあ私、行ってきます。九月には、新しい生活が始まると思うから、きっと大丈夫です」
 探夏は起き上がり、七会を強く抱きしめると、最後に七会の額にキスをした。
「行ってらっしゃい、僕はいつでも七会さんの側にいる」

*     *     *

 アキはここで深く息をついた。残りの原稿の束はいよいよ薄くなり、次の朗読者で完結することが分かっていたので、全員がアキに最終朗読者の役を依頼した。これまでは日本酒を楽しみながらだった朗読も、今回は緊張感漂う会となった。最後のシーンでは全員が七会の重さを胸の上に感じていたのか、アキの朗読が一段落すると、全員息を吐いて深呼吸をした。

「ナミさん、七会さんの候補、絞れた?」
 アキが気持ちを入れ替えて尋ねた。
「福井の発掘参加者の中に、1995年の春から夏にかけて、それ以外の現場で責任者を務めた先生方が、六人いた。一乗谷の現場は大きいから、日本中から考古学の先生たちがこぞって集まった夏だったみたい。あとは、六つの研究室の当時のメンバーを調べて、その中から大学一年生の女性をピックアップする。そこまで行けば、あとはこれで解決」
「私?」
 ユーリは自分の胸を指さしているナミをぽかんと見つめて言った。
「ユーリさんじゃなくて、これ、タブリエ。タブリエが校内着になっている学校はごく少数だから、それで多分、一人に絞れる」
「なるほど……最後はタブリエ、か……」
「その作業、私も一緒にやらせて」
 アキがいつもより大きい声を出す。
「もちろんいいけど、大学図書館とかに行かなきゃだから……郵便局の仕事があるよね……」
 ナミが心配して尋ねる。
「有給を取る。そして……報告するね。昨日、ぴったり二十七日目に生理が来た。妊娠していても出血することはあるらしいから、念のために産婦人科にも行ったんだけど、妊娠はしていない。だから、私は山荘に残る。ロンドンへは戻らない。繋ぐ点を見定めるためにも、調査の最後は、自分でも見届ける」
 アキが話し終えても、誰も言葉を継がなかった。少し笑顔になったアキが、全員の顔を覗き込みながら続ける。
「昨日中にマコトにも知らせたんだ。少し残念そうだったけど……でも彼、こうなったら私たち四人と局長とオサムさんと自分と、そして、現実の七会さんと探夏さんも含めて全員でパーティーしようよってはしゃいでた!」
「確かに、これって嬉しくてしあわせなことだよね。マコトさんとの子どもを授かることは、これからでもできるんだから」
 リンがその日初めて口を聞いた。
「私は、なんだか安心しちゃった。アキがロンドンに戻っちゃったらどうなるんだろう、私の心には穴が開いちゃうって先週から怖かったんだよ……」
 ユーリはそう言うと、溢れてくる涙を隠すために厨房へ消えていった。

(最終話に続く)


【前後の物語】
第1話:カスタムハウス

https://note.com/sasakitory/n/n8eeff7be3fa7
 郵便局員アキが見つけたものとは?
第2話:副塾長のハイヒール
https://note.com/sasakitory/n/n989324f8cb34
 物語はいよいよ1995年に〜七会と探夏が出会う日
第3話:ユーリのスニーカー
https://note.com/sasakitory/n/n72c9ca85f90a 
 ユーリから告げられた秘密とは?
第4話:タブリエ
https://note.com/sasakitory/n/n63098b31494b
 七会と探夏の1995年の夏の第1日
第5話:『道の曲がり角』
https://note.com/sasakitory/n/nbaf518e0f7f1
 謎の小説にタイトルがついた!
第6話:ソロとハーモニー

https://note.com/sasakitory/n/nb0b8307742cc
 七会と探夏の根本的な違いとは?
第7話:Bleu de France
https://note.com/sasakitory/n/n7012d2f47e6f
 アキが二つの時間に生きる準備を整える 
第8話:むらさきいろの海
https://note.com/sasakitory/n/ncc09fee613e2
 七会が昔から抱えていた問題とは?
第9話:サイコロではなく愛
https://note.com/sasakitory/n/n1144b10ca691
 マコトがロンドンから帰ってきた!
第10話:ロブスターと中古車
https://note.com/sasakitory/n/nf4d51f94416a
 七会と探夏の初デートの行方は?
第11話:無伴奏独奏
https://note.com/sasakitory/n/n7341fd2ddcc3
 初デートの翌日は、探夏の部屋で過ごすことに〜
第12話:七会の願いごと
https://note.com/sasakitory/n/n254b7fe00a4f
 探夏の部屋で七会がした願いごととは?
第13話:猿のジントニック
https://note.com/sasakitory/n/n13f244d4740d
 七会と探夏が湯船の中で語り合う……
第14話:永遠の4日間+1
https://note.com/sasakitory/n/n30bcbb2e1c9b
 アキとユーリが湯船の中で語り合う……
第15話:点は、つなぐため
https://note.com/sasakitory/n/n3cbc4c4f4cc0
 七会が含まれる名簿が手に入った!
第16話:七会のすべて
https://note.com/sasakitory/n/n1cd5b133e858
 変奏曲を聴き、探夏は七会の全身を受け入れる
第17話【最終話】:未来の七会へ
https://note.com/sasakitory/n/na3cc00fcda74
 
七会の所在が分かり、アキは七会へ原稿を託す✨ 


サポートってどういうものなのだろう?もしいただけたら、金額の多少に関わらず、うーんと使い道を考えて、そのお金をどう使ったかを note 記事にします☕️