皿 割子

35歳までに本を出すのが夢のライター/イラストレーター 大好きなファッションのこと👗 …

皿 割子

35歳までに本を出すのが夢のライター/イラストレーター 大好きなファッションのこと👗 そして人生についてもりもりかきます! 毎週月曜日21時エッセイ「ファッション×パッション」を連載しています。

メンバーシップに加入する

皿 割子がおしゃれになるために「ああだこうだ」言いながらし試行錯誤する中で得た気付きを共有していく「喫茶『アーダ・コーデ』」。 ネット見つけた可愛い服をコーディネートアイディアと合わせて紹介したり、私の購入品などを「こんな風に着たい!」とワクワクしながら報告したりします。 ファッションに関することでなくてもOKなお悩み相談室も開催。 メンバーシップ限定なので、喫茶店でおしゃべりしているみたいにお気軽に相談してくださいね。 単発で公開している有料記事すべて読み放題なので、メンバーシップに入っていただくのがお得です!

  • COFFEE TICKET プラン

    ¥700 / 月

記事一覧

9月のアーダ・コーデ日誌

やってまいりました!月末! ラスト2日間で合計4本の記事(エッセイ入れたら5本)を更新しました、皿です。 メンバーの皆さんにはもう、私が夏休みの宿題を最終日に泣きな…

皿 割子
1日前
5

「何者」

3月4日からこの連載エッセイ『ファッション×パッション』をスタートして半年が経った。 毎週月曜更新で、今回が31本目のエッセイだ。 正直な話、そう毎週毎週心揺さぶる出…

皿 割子
1日前
40

「何竹女」平日5日出勤コーデ組んでみた

最近私が連呼している「何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女(何竹女)」。 発端はこの記事でした。 この記事では「何竹女はジャケットを肩から羽織って風を…

皿 割子
1日前
9

ドンピシャなアクセサリーショップと出会った話

私がこれまであまりフューチャーしてこなかった「アクセサリー」。 なぜだかわかりますか? それは、アクセサリーのことが、よくわからなかったからです!!!!!!!!!…

皿 割子
2日前
25

『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【完結編】

さて、前回は私が目指す『何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女(通称:何竹女)』がつけていそうな香水探し(和香水編)をお送りしました! 色々な条件が炙り…

皿 割子
4日前
15

憧れと正装

私のファッションの目覚めは、ゴシック・パンクファッションに出会った小学4年生の頃。 山奥の田舎に住んでいた私にとって、その華美で過剰で異端なファッションは、自分が…

皿 割子
8日前
71

タイムマシーンがあったら

転職して2週間が経った。 前職では企画をしたり取材をしたり文章を書いたり、いろいろなことをしていたが、雑誌を作っていたこともあり私の肩書は「エディター」だった。 …

皿 割子
2週間前
84

濃度75%のブラウンレンズ

美容室の帰り、ある店が気になり立ち止まる。 これまで何度も通った道なのに、なぜその日だけ目に止まったのかというと、ショーウィンドウを覆い尽くすように派手なチラシ…

皿 割子
3週間前
69

『持ってる』

『持ってるね』と言われることが多々ある。 それは大概何かを『やらかした』際に用いられるため、これまで「持ってるね」と言われた回数イコール、私の人生の恥の多さだと…

皿 割子
4週間前
59

8月のアーダ・コーデ日誌

20日間ほど人生の夏休みをいただいた8月。 あっという間だった〜!あと1ヵ月あったらなあ…! お休みの前半はとにかく体を休めることに専念し、中盤は長めの実家帰省、後…

皿 割子
1か月前
13

ファッション好きが夏と戦った結果【備忘録編】

夏が…終わろうとしているね…。 夏コーデの記事を書いてから約1ヶ月。 遅くなってしまいましたが自分なりに夏と向き合って結論を出したので、来年の夏のための備忘録とし…

皿 割子
1か月前
20

『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【和香水編】

以前の『アーダ・コーデ』では、自分がこれからなりたい自分像について言語化しました。 その中で、私は『何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女』(以降:何竹…

皿 割子
1か月前
16

ばあちゃんとピンクのシャツ

私の実家から歩いて3分のところに母方の祖母が住んでいる。 実家に帰省すると必ず会いに行くのだが、私が目の前に現れると奇跡でも起きたみたいなオーバーリアクションで喜…

皿 割子
1か月前
158

【なんでもお悩み相談室】「カジュアルが苦手になりつつある中でスモーカモを着こなしたい」

メンバーシップ限定の『なんでもお悩み相談室』。 専用の質問箱をはじめ、メンバーシップの方ならX(Twitter)やInstagramのDMでも募集中です! 今回はX(Twitter)のDMで…

皿 割子
1か月前
16

友達のおばあちゃんの服をもらった

高校時代を共に過ごした「とも」という友人がいる。 ともは私が皿割子として書く記事をいち早く読み、時々感想をくれ、周囲の人たちにも広めてくれるくらい、この活動を応…

皿 割子
1か月前
127

私のために作られた服などない

サテンのスカートを買った。 マーメイドシルエットで、ヴィンテージのような光沢のあるグリーンが可愛い。 オンラインでスカートを購入する際、丈は90センチ以上と決めてい…

皿 割子
1か月前
136
9月のアーダ・コーデ日誌

9月のアーダ・コーデ日誌

やってまいりました!月末!
ラスト2日間で合計4本の記事(エッセイ入れたら5本)を更新しました、皿です。
メンバーの皆さんにはもう、私が夏休みの宿題を最終日に泣きながらやるタイプだということがバレていることでしょう。

「何者」

「何者」

3月4日からこの連載エッセイ『ファッション×パッション』をスタートして半年が経った。
毎週月曜更新で、今回が31本目のエッセイだ。
正直な話、そう毎週毎週心揺さぶる出来事は起こらない。
週1連載をやろうなんて誰が言い出したんだ、と怒ってみても、これは私が始めた物語であり、誰にも強制されてなんかいないのだ。

私がなぜこの連載エッセイを始めたかというと、「35歳までに本を出す」という夢の一歩として、

もっとみる
「何竹女」平日5日出勤コーデ組んでみた

「何竹女」平日5日出勤コーデ組んでみた

最近私が連呼している「何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女(何竹女)」。
発端はこの記事でした。

この記事では「何竹女はジャケットを肩から羽織って風を浴びている」「裾が揺れるオーバーサイズのとろみのあるワイドパンツを履いている」など妄想コーデをイラストで描いていたのですが、
今回現時点で「これ、何竹女なんじゃないの!?」というコーデが仕上がったので備忘録としてまとめておきたいと思います

もっとみる
ドンピシャなアクセサリーショップと出会った話

ドンピシャなアクセサリーショップと出会った話

私がこれまであまりフューチャーしてこなかった「アクセサリー」。
なぜだかわかりますか?
それは、アクセサリーのことが、よくわからなかったからです!!!!!!!!!

私はお洋服を色々とコーディネートするのは大好きなんだけど、アクセサリーに疎くて、何がいいか正直あまりわからないまま、なんとなく一番顔に似合うフープピアスをスタメンにしているところがありました。
正直私にはいわゆるハイブランドジュエリー

もっとみる
『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【完結編】

『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【完結編】

さて、前回は私が目指す『何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女(通称:何竹女)』がつけていそうな香水探し(和香水編)をお送りしました!

色々な条件が炙り出された回でした。
試した後は他の人の感じ方を知りたくて口コミを見るんだけど、自分と違う感じ方が全然違うこともあって面白い…!
よくよく考えたら、「ユニセックスさ」とか「フェミニンさ」、「軽やかさ」「温度感」って全部個人の感覚によって違う

もっとみる
憧れと正装

憧れと正装

私のファッションの目覚めは、ゴシック・パンクファッションに出会った小学4年生の頃。
山奥の田舎に住んでいた私にとって、その華美で過剰で異端なファッションは、自分が生きている同じ世界に存在しているとは到底思えないくらい衝撃的なものだった。

当時のゴシック・パンクファッション愛好家の人たちはドール作りだったり洋裁だったり音楽だったり、創作活動をライフワークにしていることが多く、「『何者か』になりたい

もっとみる
タイムマシーンがあったら

タイムマシーンがあったら

転職して2週間が経った。

前職では企画をしたり取材をしたり文章を書いたり、いろいろなことをしていたが、雑誌を作っていたこともあり私の肩書は「エディター」だった。
やりがいのある仕事だったし、憧れの仕事でもあったし、もっと極めたいと思う仕事だったけれど、今思えば「向いている」とは言い切れなかった。

編集者には全体を通してクリエイティブの完成度を見極められる俯瞰した目線と、細かい部分まで気づくこと

もっとみる
濃度75%のブラウンレンズ

濃度75%のブラウンレンズ

美容室の帰り、ある店が気になり立ち止まる。
これまで何度も通った道なのに、なぜその日だけ目に止まったのかというと、ショーウィンドウを覆い尽くすように派手なチラシが貼られていたからだ。
黄色に赤字で「店じまい売り尽くしセール!!」と書かれたチラシに、吸い込まれるようにして店に入った。

店内には誰もいない。
狭い店内の両脇にずらりとメガネが並ぶ。
民家の一階を店舗にしているのか、ドタドタと階段を駆け

もっとみる
『持ってる』

『持ってる』

『持ってるね』と言われることが多々ある。
それは大概何かを『やらかした』際に用いられるため、これまで「持ってるね」と言われた回数イコール、私の人生の恥の多さだと思っていた。

前の会社の上司のHさんと商談に行った帰りのこと。
その日はとても暑い日で、「なんかこう、つるっと冷たい蕎麦とか食いたいわ」と言うHさん。
希望を叶えるべくすぐさまGoogle Mapで近くのお蕎麦屋さんを調べ、「良さげなとこ

もっとみる
8月のアーダ・コーデ日誌

8月のアーダ・コーデ日誌

20日間ほど人生の夏休みをいただいた8月。
あっという間だった〜!あと1ヵ月あったらなあ…!

お休みの前半はとにかく体を休めることに専念し、中盤は長めの実家帰省、後半はとにかく執筆の毎日でした。
後半になってようやく自分を取り戻してきた感がある。
大好きなファッションのことを考えたり、それについて書いたり、自分らしいなあと思える時間を過ごすことができて幸せです。

実は月末にこの日誌を書くのが大

もっとみる
ファッション好きが夏と戦った結果【備忘録編】

ファッション好きが夏と戦った結果【備忘録編】

夏が…終わろうとしているね…。
夏コーデの記事を書いてから約1ヶ月。

遅くなってしまいましたが自分なりに夏と向き合って結論を出したので、来年の夏のための備忘録としてお読みいただけると嬉しいです!

6コーディネート掲載、そして在庫があるアイテムはリンクを貼りました!

酷暑に袖は必要ない20代前半はカリッカリに痩せていた私。
デコルテなどに変化はないのに、しっかり二の腕はぷにぷにのタプタプに。

もっとみる
『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【和香水編】

『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【和香水編】

以前の『アーダ・コーデ』では、自分がこれからなりたい自分像について言語化しました。

その中で、私は『何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女』(以降:何竹女)になりたい!という自分なりのコンセプトが決定。

現在進行形で何竹女らしいスタイリングは模索中なのですが、並行して何竹女がつけていそうな香水を探す旅に出てきました!

ムスクやお香系が好きなのに似合わない問題妄想段階ですが、何竹女がつ

もっとみる
ばあちゃんとピンクのシャツ

ばあちゃんとピンクのシャツ

私の実家から歩いて3分のところに母方の祖母が住んでいる。
実家に帰省すると必ず会いに行くのだが、私が目の前に現れると奇跡でも起きたみたいなオーバーリアクションで喜んでくれる祖母。
今回も「いやっ!モデルさんみたい!…モデルさんか?」と褒めちぎり、母に「この子、あんたが産んだんか?!本当に?嘘みたい!!」と謎の確認をしながら私を強く抱きしめた。
最近また太って丸みの出てきた私に1ミリでも『職業:モデ

もっとみる
【なんでもお悩み相談室】「カジュアルが苦手になりつつある中でスモーカモを着こなしたい」

【なんでもお悩み相談室】「カジュアルが苦手になりつつある中でスモーカモを着こなしたい」

メンバーシップ限定の『なんでもお悩み相談室』。
専用の質問箱をはじめ、メンバーシップの方ならX(Twitter)やInstagramのDMでも募集中です!

今回はX(Twitter)のDMでこのようなご相談をいただきました。

友達のおばあちゃんの服をもらった

友達のおばあちゃんの服をもらった

高校時代を共に過ごした「とも」という友人がいる。
ともは私が皿割子として書く記事をいち早く読み、時々感想をくれ、周囲の人たちにも広めてくれるくらい、この活動を応援してくれている。

ある日、ともから「おばあちゃんの服が大量にあって、きっと似合うから一度見にこない?」と連絡がきた。
添えられていたのはストライプ柄のジャケットとスカートのセットアップの写真。
それだけで、とものおばあちゃんがオシャレな

もっとみる
私のために作られた服などない

私のために作られた服などない

サテンのスカートを買った。
マーメイドシルエットで、ヴィンテージのような光沢のあるグリーンが可愛い。
オンラインでスカートを購入する際、丈は90センチ以上と決めている。
95センチがベストだが、90センチでもギリギリ許容範囲だ。
だからサイズ選びは間違っていなかった。
間違っていなかったのだけれど、マーメイドシルエットは中間がくびれたシルエットなので歩いているとどんどん上にずり上がってきてしまう。

もっとみる