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『何竹女』がつけていそうな香水を探す旅【完結編】

さて、前回は私が目指す『何かしらやってのけそうな竹みたいにしなやかな女(通称:何竹女)』がつけていそうな香水探し(和香水編)をお送りしました!


色々な条件が炙り出された回でした。
試した後は他の人の感じ方を知りたくて口コミを見るんだけど、自分と違う感じ方が全然違うこともあって面白い…!
よくよく考えたら、「ユニセックスさ」とか「フェミニンさ」、「軽やかさ」「温度感」って全部個人の感覚によって違うんですよね。
私なりの「何竹女香水」と出会うべく、今回も旅に出て参りました。

今回はメンバーさんやお店の方におすすめいただいた香水特集です!

そしてついに「何竹女香水」と出会ってしまったのです…。
最後に写真付きで載せております!


ル クヴォン メゾン ド パルファム「スミルナ」

香水好きのライターさんから教えてもらった、フランス発のヴィーガンフレグランスブランド。
瓶のデザインからブランドの世界観までとっても素敵なこちらのブランドで、スタッフさんが私を見た第一印象で香水を選んでくださいました!

「トルコで咲き誇るローズの幻想的なスパイシーフローラル」だって!!!

この旅は、フレッシュなベルガモットを始めとするシトラス系のはじけるような香りで始まります。やがて、ブラックペッパーの神秘的なきらめきとともに、ダマスクローズのなめらかで官能的な香りが広がります。ラストノートのウッディでミルキーなミステリアスな香りが、遠い異国の恍惚の夜へと誘います。

オフィシャルサイトより

できる女性の香りがする〜!!!!!!!!

数年前にあるお店でヒアリングしながら自分自身のイメージ香水を作ってもらったことがあるのですが、その時は「最初が少し少年ぽさを感じさせる中性的な香り、そして終盤は女性らしいお花の香りに仕上げました」と言われたんですよね。

今回は最初はローズの香りで、段々エッジの効いた香りになっていく香水をおすすめされたから、そういうギャップみたいなものを感じさせる何かがあるのかな〜と面白かった…!

そしてなんというか概念としては何竹女にぴったりなんだけど、私の思う何竹女の香りってもう少しわかりやすい香りかも…とこのあたりで気づき始めました。

見た目はなんだか強そうだけど、どこか親しみやすい人のイメージ。


コスメデコルテ キモノ「ツヤ」

メンバーさんからコスデコの「ツヤ」という香水をおすすめいただいたので、こちらも試香してみました!
おすすめ嬉しい〜!
そしてコスデコが香水を出していることを知らなかった…。

上品な木蓮を中心に、透明感のあるローズ、甘くやさしいピオニーが織りなす、
センシュアルなブーケのように。
ユズのアクセントで一層華やかなトップから香りが移ろい、
ラストノートではムスクやシダーウッドが全体をまとめ上げ、
落ち着きのある上質な香りへと昇華してゆきます。

オフィシャルサイトより

さすがコスメブランド、子供の頃お母さんのメイク姿に憧れた時みたいな、デパートのコスメ売り場に足を踏み入れた時みたいな、そんな香りがする!!!
ラストノートにシダーウッドが入っているからか、いわゆる「お化粧くさい」というイメージでは一切なくて、上品な女性の香り。
まさに着物をビシッと着こなす素敵な女性のイメージにピッタリでした…!
私の中の何竹女が「着物も素敵だけどジャケットの方がよく着るよ!」と語りかけてきたので、もう少しマニッシュな感じが良いのか…?と一旦保留。
前述した「スミルナ」よりもわかりやすい香りで、やはり「わかりやすさ」が大切なんだと確信した瞬間でした。



セルジュ・ルタンス「ローセルジュルタンス」

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