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バイクで巡る、「ガウディ建築の街」バルセロナ

今回はバイク命の夫の生涯の夢、「バイクの聖地、スペインのバルセロナをバイクで走る」をやってきたので、その様子を紹介していきます。


スペインはバイク大国で、MotoGP(F1のバイク版)の選手が多い。(オトぺディア情報)

バイク好きにはまさに聖地。

バルセロナってどんな街?


◾️バルセロナは建築家アントニ・ガウディの建築物がたくさん残るガウディの街。
サグラダファミリアという1926年から建築を始めてもまだ未完の教会が街のシンボル。


◾️バルセロナはスリが世界一らしい。
最近日本のYouTuberが配信中強盗にあったので、私はそのときの動画や、バルセロナのスリ被害の動画を見て予習した。


◾️クレカ決済率めちゃくちゃ高い。
スーパー、お店はもちろん、地下鉄などの交通機関や市場もクレカでOK


◾️物価は日本と同じくらい。
ヨーロッパ諸国の中では比較的安い。
お店で飲むコーヒーが1杯300円。

Day1 バイクでバルセロナ市街を巡る



朝ご飯に、スペイン名物のチュロスとホットチョコレート。
本場のチュロス、衝撃的に美味い。

バルセロナで1番美味しかった食べもの。

熱々の揚げたてで、最初はサクッ、中身はモチッと日本人が大好きな食感のチュロス。
チュロスにホットチョコレートをつけて食べるのがスペイン流。


TMax530ccのビックスクーターをレンタル。100€(15000円)8時間なのをサービスで24時間にしてもらった。

夫によると坂道とか高速とか乗るなら125ccだとぎりぎりな感じらしい。

これが乗りたかったけど50ccだから止めときました
これが今回の旅のお供
日本でもバイクの後ろはよく乗るけど、ビックスクーターは後ろの席が乗りやすい。


海沿いの道が最高に気持ちいい。

海沿いにあるコロンブスの記念塔

そのあとはバルセロナを見下ろせる眺望地点に。バイクで20分。
上り坂が急で怖いけど、バイクで走るには最高の道が続く。


バルセロナ市街の屋根はオレンジ。
海やサグラダファミリアが見えた。


すぐ近くのグエル公園に行くも、チケットがオンラインでしか販売してなくて、当日券は完売。
明日は行けるらしいけど、時間がないので諦め。


バイクにはナビがついてないので、後ろに座ったわたしがスマホでナビ。
都心部はなかなか怖い。
途中でバイクが事故って運転手が救急車に運ばれてる様子も見かけた。

ガソリンスタンド
周りの人に聞きながら真ん中のガソリンを入れた。8ℓで13€(2500円)



サグラダファミリア周辺でランチを取ろうとしたけど、どこも満席。


もういいや、とベネズエラ料理店に入ったらここが大当たり。

自由に使っていいソースの種類が8種類ほどあったのが楽しい。店員さんも親切で無料でショットが飲めたのも最高。


頼んだハンバーガーも本当に美味しかった。

スペインなのにバーガー?!って自分でも思うけどやっぱりバーガーは美味しい。
コーンとキャベツのコールスローも入ってて、南米の国、ベネズエラを感じた。

南米といえばとうもろこし🌽をイメージする。
トルティーヤ!
ガウディのライバル、モンタネールによる「サン・パウ病院」の近く


そのあとはバイクグッズのアウトレットに行った。
アウトレットでは手袋とかウェア、ヘルメットがすごく安いらしく好きな人にはお薦め。
免税も対応してくれた。


詳細が気になる人はコメントしてください。

5万円以上買うと生ハムの原木がついてくるというスペインっぽいキャンペーンがやっていた。

左下にバット?と思うくらい自然に置いてある
まさかの生ハムの原木。
40キロある笑


そのあとは2時間くらい街歩きして、主要な観光地や可愛いお店を覗いた。


バルセロナは建築家ガウディが建築した建物が多く、観光名所になっている。

ガウディは自然との共存もテーマにしていて、自然界にはない直線は使わず、曲線を使うようにしている。

「カサ・ミラ」ガウディ建築の邸宅。
今でも4世帯の人が住んでる
「カサ・バトリョ」ガウディ建築
レストラン
ゴシック様式のサンタ・エウラリア大聖堂
ゴシック様式がグッとくる人ホイホイのバルセロナ
ガウディのライバル、モンタネールによる「カタルーニャ大聖堂」
バルセロナに2人もこんな天才がいたのか
ハンドメイドのろうそく
イースターなデザインが可愛過ぎてもはや罪。
スペインぽいデザインの食器
1つ1500円。
見るもの全て欲しくなる。
スペインを少しでも持ち帰りたい



夜ご飯はシーフードで有名なところに行ったけど、私が生のエビや貝に躊躇しすぎて、残念な感じになってしまった。ごめんなさい。

夜ご飯のあとは、とにかく夜のバルセロナを運転したい夫にカクテルバーに連れていかれた(夫は運転するから飲めないのにバイクに乗りたいという執念を感じた)。

そこで飲んだカクテルもすごく美味しかった。
混雑していたので人気店に違いない

Day2 圧巻のサグラダファミリアとダバダーな話


朝ごはんに昨日と同じチュロスの店へ
スペイン風プリンとチュロスとカプチーノ。
相変わらず美味い。


昨日買ったビールを消費しつつ、12時に遅めのホテルチェックアウト。

このレモンのビールうまい。アルコール度数3%


ブケリア市場を探索。


公営の市場らしく肉や魚、果物、野菜、チーズ、お菓子、パンなど大抵の食材が売っていて、買い食いもたくさんできる。
私は旅の間に、見たことない食材を見つけたり、ローカルな場所に行くのがだいすき。

生ハムとチーズのブーケ
1000円
生ハムの屋台がとにかく多い。
もちろん美味しい
フルーツジュース1つ300円で購入
海鮮の屋台が大人気
生の魚やうに、ホタテも売ってた


ガッツリ観光の旅も確かに良い。

でもゆっくりホテルをチェックアウトして、無計画にまるで日常の中の休日のように探索したり、カフェでぼうっとする旅の過ごし方も大好き。

現地のカフェでTwitterとか見たり。笑


さて、スペインに来たら絶対行けという、サグラダファミリアへ。


中に入るのにはチケット(入場券のみで5000円ほど)が必要。
今はオンラインのチケット販売しかしていない。

実は昨日サグラダファミリアに行ったら、昨日も今日の分もオンラインでは売り切れ。
当日券絶対あると思って、近くのインフォメーションに聞いたら、今日の13時45分の券を購入できた。

ハイシーズンだと入れないそうなので、絶対予約した方がいい。

そんなサグラダファミリアで、初めて私はステンドグラスに感動した。

ヨーロッパでは、ステンドグラス付きの教会はざらにあり、全然珍しくもない。
ステンドグラスはほんとにただの飾りのようで、「ふーん」という感想しかもったことがなかった。



でもサグラダファミリアのステンドグラスは違っま。


まるで光線を当てているみたいに、ガラス越しに教会内部へ虹色の光が差し込んでいた。

色がこうなるように計算されてるらしい。

特殊な装置やライトは使っていなく
太陽の光だけでこの色
外観も装飾も光の差し方までも完璧。
完成するのに100年かかる予想もわかる気がする。


突然ですが、みなさんはこのネスカフェゴールドブレンドの昔のCMを知っていますか?


「ダバダ〜」で始まるこの「違いがわかる日本人」CMのシリーズで、ガウディ建築で活躍する日本人彫刻家、外尾悦郎氏にフォーカスしたものだ。

外国人である外尾さんが、スペインの至宝であるサグラダ・ファミリアの彫刻家で居続けることは、並大抵のことではなかったのだ。

外尾さんは、「ここで彫刻を彫れるのは最後のチャンスかもしれない」と、毎回、覚悟を決めて、一つ一つ、渾身の力を振り絞って作品を生み出してきたという。

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=39096


外国で活躍する日本人の全員が誇らしいし、嬉しい。
外国で生活する大変さが、少しだけでも共感できるので、全力で応援したい。CMとあいまって外尾悦郎氏に感銘を受けて、noteでも絶対紹介したかった。


▼引用元の外尾悦郎氏のインタビュー記事。
サグラダファミリアへ行く前は絶対読んでほしい、胸が熱くなる良い記事。
ネスカフェゴールドブレンドをお供に読んだ。

外尾悦郎氏が作成した扉
このトカゲも
カブトムシも


遅いランチにカルソッツというスペインのネギ焼き。
豪快な見た目に反して、ネギがしっとりと甘く、驚くほど美味しかった。

12月から3月にしか食べられない、冬のバルセロナの名物。絶対に食べたかったもの。

皮を根本からズルッと剥いて、ソースにつけて食べる

ここで食べた全てが美味しかった。
おじいちゃんウェイターさんのサービスも、スペイン語オンリーで、なに言ってるかわかんなかったけど、暖かった。


コースで、飲み物、ネギ焼き、肉や魚のメイン、デザートがついてて、1人18€(3000円ほど)で安かった。
飲みものはワイン1本を2人でシェア。

とてもオススメの店。
そのあとは空港に向かい、今回も無事に帰路につきました。

購入品

節約好きで、モノを増やしたくない私だけど、旅先でお土産を買うって、その土地の一部を持ち帰ることなんじゃないかと思い始めて、1国で1つは買おうと意識している。

まずはハンドメイドのキャンドル4つ。合計4650円。
うさぎは、最近愛うさぎを亡くした親友にどうしても買いたくなった。

イースターの卵とバルセロナっぽい海の生き物。卵は母へのお土産
トゥルントゥルンの加工が特別なんですって


ディジグアルの首にかける小物入れ。5000円。

ディジグアルはスペインのブランドで、個性をテーマにしている。
色遣いが太陽の国、スペインっぽくて素敵。


終わりに

ガウディ建築の街、バルセロナ。

ガウディの建築物は「自然には曲線しかないから」と曲線で作られるているのに、それがむしろ世界からなんとなく「浮いてる」雰囲気がある。

その奇妙さは一度見たら忘れられない。


ガウディの傑作、サグラダファミリアは100年経っても完成してない。「やっぱりスペインだから工事とか適当で遅いんでしょ」と安易に思っていた。本物を見るまでは。


なんていうか、サグラダファミリアは凄まじい。見かけもすこしエイリアンみたいだし。

ガウディは「普通の教会ではない教会」を作ろうとして、スペイン含む世界中が「100年以上かかる」のも許容してるのよ。そんな建物、サグラダファミリアの他に世界にはない。

それが100年の間に外尾悦郎氏たち職人がガウディの信念を引き継いでサグラダファミリアを作り上げているのも胸が熱くなる。

ぜひガウディ建築を見に、サグラダファミリアを見に、バルセロナに足を運んで欲しいなと思いました。

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