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元スイス駐在妻が紹介する魅惑のスイスチョコレートの世界

スイスでいっちばんおいしいもの、


それは、誰がなんと言ったってチョコレート。





チョコレート×外国だと、ベルギーを思い浮かべる人が多い。でもスイスだって負けていない。
チョコレート好きにとっては、スイスもなかなかの楽園具合なんです。


そういえば、スイスインターナショナルエアラインの飛行機では、スイス着陸の前にチョコレートが配られる。
はじめて食べた時、「うまっ!」と飛行機で1人なのに膝を叩いた。


ちなみにこのチョコレートは、Frey(フレイ)というスイスブランドのチョコレートで、スーパーで買うことができる。

ミニサイズ



というわけで、スイスに行ったらぜひチョコレートを味わってみてほしい。



悩ましいのは、スイスには美味しそうなチョコレートが多すぎて目移りしてしまうこと。
わたしはチョコレート店に入ると、どれを買うか毎回悩み過ぎて、甘い香りのせいかクラクラしてくるのだ。でもこの悩んでる時間が、いちばんワクワクして幸せな瞬間なんだけど。




今回、ご紹介するのは日本に未上陸ものばかりなので、スイスでのチョコレート探索の参考になればうれしいです。



①teuscher(トイシャー)

ファンシーな雰囲気のお店
チューリッヒ発のチョコレート屋さん


スイス人が1番好きなチョコレートといえば、なんたってシャンパンというお酒がトリュフチョコレートに練り込まれたシャンパントリュフ。


その中でもこの「teuscher」のものが世界一の美味しさと名高く、シャンパントリュフといったら「teuscher」なのだ。



シャンパントリュフにはライトとダークの2種類あって、ライトはお酒のチョコレートが苦手な私でも美味しく食べられた。


シャンパンの上品な香りにトリュフチョコのこってりした濃厚な感触。甘みは強くて深い。


1粒500円と高級なのはその美味しさが理由なだけじゃなく、添加物や防腐剤を使っていないからなんだとか。チョコレートで無添加なのは世界でもめずらしい。


店員さんにも日持ちがしないと言われるくらいフレッシュなチョコレートをぜひ現地で味わってほしい。





②Laderach(ラデラッハ)

これもスイス各地にお店がある
店に入ると魅惑の匂いで、チョコ好きのわたしは、もう平常心じゃいられない。



「Laderach」はフレッシュチョコレート(板チョコレート)という具が贅沢に入ったものがとにかく美味しい。


チョコレートは上品な甘さで、確かなミルク感を味わえる。
ドライフルーツやナッツなどの具もハイクオリティで、大切に少しずつ食べたいチョコレート様。

わたしのお気に入りはFlorentinerというフレーバー。チョコの上にキャラメリゼしたパリパリのフロランタンの板が乗っているものだ。

上がFlorentiner(フロランタン)
下はホワイトチョコとピスタチオ



こんなの、美味しいと宇宙の理で決まっているようなもんじゃないか。

上質なチョコレートとフロランタンのパリパリのコラボレーションで、少しずつ食べたいのに、あぁ手が止まらない。


ちなみにフレッシュチョコレート以外にもボンボンチョコなどがずらりとガラスケースに並んでいる。

可愛いお土産用のアソートBOX。
2000円くらい。
5種類の味が入っている。
ピンク色のベリーフレーバーも甘酸っぱくておいしい。



③Springli(シュプリングリ)

こちらもスイス各地に店舗がある
bisousはフランス語でキス



sprungliは1836年創業の老舗チョコレート屋で。お店はいつ入ってもお客さんでいっぱい。


チョコレートのほかにも、ルクセンブルリという小さいマカロンや生チョコケーキのトリュフケーキが美味しいと評判だ。

ミルク缶みたいな缶入りのチョコ。
クリスマスが近くなるとサンタクロースのかたちのチョコが並ぶ。



シュプリングリにはカフェもあるので行ってみたら、めちゃくちゃ予想外の味で「うわぁ、外国ってかんじぃ....」な思い出になった。


カフェでは人気メニューの「トリュフ」という、アイスサンデーを注文。(なんと3000円....)

チョコレートとコーヒーのアイス、チョコソースのサンデー。アイスのてっぺんにトリュフが鎮座している



絶対鼻血が出そうなほど、濃厚なチョコの見かているやつ。期待に胸を膨らませて、チョコアイスを一口食べてみる。

....あんまり味がしない。
コロナに急にかかったのだろうか。
食感はじゃりじゃりしていて、なんというか、冷たい砂のようだった。

コーヒーアイスは苦味が強くて、チョコソースはすっぱかった(ハイカカオってそういえば酸味もあるから、ハイカカオ由来なのだろうか?)


無味のチョコアイスと苦すぎるコーヒーアイスに、すっぱいチョコソースをかける。
本当に何を食べてるかよくわからなくなった。


苦味と酸味を感じるアイスサンデー、ハイカカオ好きな方や今までに食べたことがない味を求める方には、ぜひトライしてみて欲しい一品だ。




シュプリングリは、やっぱりチョコレートが美味しい。あのゴディバよりも値段が張るのだけど、トリュフなんかは人生一の美味しさだった。
もし出会ったら、ぜひご賞味あれ。

スイスは、スーパーで買うチョコレートも美味しい



チョコレート大国のスイスは、スーパーのチョコレートの棚はいつだってデカい。


スイスで標高が高い山にお出かけする時は、必ずチョコレートをスーパーで仕入れて食べていた。

チョコレートは高山病に効くから、よく山に行くスイス人にとっては携帯必須なおやつなんだと思う。


チョコレートに圧倒される幸せ



◾️リンツ

日本にも店舗があり、ファンも多い。そんなリンツは、実はスイスのチョコレート。
店舗もあるけど、スーパーでもよく見かける。


チューリッヒ郊外には、アウトレットを併設するリンツのチョコレートミュージアムもある。

巨大なチョコレートファウンテンがお出迎え。
チョコレートの噴水で試食ができる。
こんな可愛い空間でチョコ作りも体験できる。




「リンツは日本でも買えるよね?」

そう思ったそこのあなたに日本未発売のこの2種類のチョコレートだけでも試してみてほしい。


ナッツがごろごろ入ったキャラメルチョコとドライいちごやナッツが入ったいちごホワイトチョコ。



これは本当においしい。



日本未発売だからスイスじゃないと買えない、最高のお土産になること間違いなし。

◾️カイエ

パッケージがレトロでヨーロッパらしくて素敵。


スイスの老舗チョコレートメーカーのカイエ。
こちらもスイスチョコらしく、スーパーで買えるのにとっても美味しい。

スイスには、チョコレートトレインで行けるカイエのチョコレート工場がある。

駅におりるともうチョコレートの香りがして、まるで「チャーリーとチョコレート工場」の世界なんだとか。
チョコ好きとしては、いつかは訪れてみたい。

◾️Frey(フレイ)

パッケージはこんなかんじ


Freyはスイスの大手スーパーのmigros(ミグロス)のオリジナルブランドでmigrosのスーパーに置いてある。
スイス人はmigrosのチョコレートが1番好きなんだとか。


フレーバーの種類がとにかく多く、値段もリーズナブルなのが最大の魅力。
シャンパントリュフ、トリュフ、フロランタン、ピスタチオフレーバーなど日本では見かけない味を見つけると思わず買ってしまう。



可愛いパッケージで大容量サイズもあるので、
ばら撒き土産にもぴったり!

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