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3つのタイプ別軸の違い

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


前回は3つのタイプ
宇宙人、仙人、地球人それぞれの
特徴についてお話ししました。


今回は、それぞれ3タイプの
軸の違いについてご紹介していきます。


まずはわかりやすく
図にまとめてみました。

宇宙人(天才)タイプは、
創造性を大切にします。
ですからせっかく自分が考えたアイデア
にケチをつけられると一気にやる気を
失くします。


自分が世界を良くすることに注力できる
と幸せを感じるのです。


仙人(秀才)タイプは、
再現性を大切にします。
プロセスよりも誰がやってもどんな時でも
ゴールから逆算をして同じ結果が出るのか
を重要視しているので、結果がでないと
落ち込みます。


比較的、論理的に物事を考えるので
科学的根拠など裏をきちんととれるまで
調べる用意周到ぶりです。


地球人(凡人)タイプは、共感性ありきです。
自分が感じたことに対してわかって欲しい
認めてほしいと思っています。


なので、意見を否定されると自分まで
否定された気がして落ち込んだり
求めていないのにアドバイスをされると
イラっとしたリしがちです。


このタイプはそれぞれみんな
持っていますが、どれか優位に現れたり
します。


宇宙人は特に
あまりにも才能が豊かすぎるので逆に
多数決になると叩かれて潰されてしまう
ことも少なくないです。


まさに、宇宙人を殺すナイフですね。


天才性、創造性などは数値で測れないもの
ですから比較はできません。

地球人の価値はどれだけ売り上げを
上げられたかを財務表や会計で評価を
見ることができます。


仙人の価値は事業をどれだけ拡大する
こと(1→10)ができたかを
CVR:顧客転換率、LTV:顧客生涯価値
の指標で評価をすることができます。


しかし、宇宙人はアイデアや仕組みを
生み出したり生み出したりして0→1に
するのは得意ですが価値を測る指標が
ありません。
ですからなかなか評価されません。


創造性というのは直接観測はできません。
社会からの反発の量(炎上やアンチ)で
間接的に測ることができるでしょう。

地球人から見て宇宙人は異質に見えます。
宇宙語で何を言っているのか理解できず、
排除しようとする傾向にあります。


一方、仙人サイドから宇宙人を見ると
自分は何でもそつなくこなしすぎてしまい
たった1つ秀でているものがないため、
才能に溢れていてすごい!!とリスペスト
する反面、うらやましいと嫉妬してしまう
こともあります。


仙人は宇宙語も地球語も理解できるので
バイリンガルを活かして宇宙人と地球人の
通訳もできるでしょう。
(むしろ、多才すぎるんですけどね)


宇宙人のアーティストの生き方は
優れた芸術にはある種の怖さが必要
なのです。


本来、企業は破壊的なイノベーションを
起こすには反発の量と強さをKPIに
置くべきだけど普通できません。
大企業は多くの地球人により
支えられているビジネスだからです。


反発の量をKPIに置きイノベーションを
加速させることは、自分の会社を潰す
リスクになります。
これは破壊的イノベーションの理論を
人間力学から解説した構造です。


でも意外と地球人は宇宙人が大好き
でもあります。
じつは、成果を出す前の宇宙人には
まあまあ冷酷です。恐ろしく冷たいです。


しかし、
成果を出した途端、手のひらを返します。
すごい!天才!さすが!と絶賛の嵐。


また、不調だとあれはまぐれだったかと
冷たい視線を注がれます。
こうしたオセロゲームで、
宇宙人は2度殺されます。


そして、時代が変われば
ルールも変化します。
宇宙人もゲームのルールが変われば
失敗もします。間違えますよ。


そうすると、周りの地球人は
アイツ終わったわ。
と、急に態度や意見を変える様子を見て
宇宙人はさらに孤独を感じてしまいます。


すると宇宙人は、
ああ、やっぱり自分は
誰からも理解されないんだなあ。
と萎縮してしまいがちです。


成功したら持ち上げておだてて、
成果が出せないと悪口を言われ
手のひらを返される日々が
ずっと続くのです。


このように、創造的な物は既存の枠組み
に当てはまらないため、フレームが存在
しないのです。
だから宇宙人も規格外で個性の塊です。


経営はそもそも3つの側面を持っています。
アート、サイエンス、クラフトです。


アートとサイエンスは説明能力に差がある
ため、直接ディベートさせてはいけません。


アート:あるべき姿を照らすライト
→宇宙人
サイエンス:現状を見つめるフラスコ
→仙人
クラフト:その両者の溝を埋めるシャベル
→地球人
という性質です。


このようにそれぞれタイプが違うため
知っておけば対処できますが
知らないために人間関係がギクシャク
すこともあるのです。


少し長くなってしまったので
次回は宇宙人、仙人、地球人それぞれの
関係性や視点、考え方について
ご紹介していきます。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。


今回ご紹介したのは、
リスペクトしている
北野唯我さんの著書「天才を殺す凡人」
を基礎に、ジェンダーのLGBTQ種族や
ADHD・HSPなどの繊細敏感種族、
いわゆる繊細感覚派が
生きづらい世の中から
生きやすい世の中になるために
今まで感銘を受けた思想をいくつか
私の主張も絡めながらミックスさせた
コンテンツとなります。

https://books.rakuten.co.jp/rb/15762240/

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