SNSとて、つくづく "人"なんだな。
先日大阪で行われた柿プロさん主催、ゲストの吉本ユータヌキさん(noteクリエイターとしてもおなじみ)からSNS戦術を学ぶトークイベントに参加した感想です。
noteをはじめるきかっけがユータヌキさんだった
フリーランスとして活動する上でSNSを使った発信は重要であるとわかっていながら、いまいち活かし方がつかめていなかったぼく。
ユータヌキさんがはじめられたnoteを読んで影響を受け、「おもしろそう、ぼくもやってみよ!」と一念発起したのが今年4月のことでした。
noteを始めたことと連動させるためにそれまでほったらかし気味だったTwitterもマメに触りだすようになり、自分から発信する機会が増えていきました。するとそこでのつながりや交流が自然と増えていき、遅ればせながら最近になってようやくSNSの面白さに気がついた次第です。(とはいえまだ使いこなすには程遠い。)
そんなきっかけをくれたユータヌキさんが降臨されるとのこと。直接お会いしたことはなかったので、お目にかかりたい…という欲もあり、これは行かねば!ということで行ってまいりました。
吉本ユータヌキ VS かわぐちまさみ
SNS戦国時代を生き残る漫画戦術! ~秋の陣~
https://kakipro.online-side.com/
"誰が" それを作っているのか
SNSでの基本的な作法から、自己分析、戦略的で実践的な内容まで。オフレコトークも笑いも満載で大変学びが多く楽しい時間でした。
詳しい内容についてはぼくがここで下手に書くより、参加されたみなさまが投稿されたものを追っていただくほうがはるかにわかりやすいと思いますのでご覧くださいませ。
全体を通して感じたのは、自分の発信するコンテンツをとても大切に扱っているということ。見てもらいたい人のもとへどうすればちゃんと届けられるか、どのように見せるのが最適か、トライ&エラーを積み重ねながら徹底的に分析されている姿勢には見習うところしかありません。
先日のタケウマさんのBehance講座に通ずるところもあって、やっぱり評価されてる人はみんなそうだな、と納得。そうだよ、そうでなくては。
将来の話の中では、作り出す "もの" はもちろんのこと、 "誰が" それを作っているのかということが、今後ますます重要になるのだなと。当たり前ですが、SNSとてつくづく "人" なんだとわかって、なんだか安心したりもしました。
登壇されたユータヌキさんとかわぐちさんは、作品のみならず "人" としてすごく魅力的でしたのでまさに説得力がありました。
あと、すごく共感した言葉としては「みんなで応援し合う関係」を築くのが良いということ。つまり、同業者同士で競い合うのではなく(腕は磨き合えばいいと思いますが)、良いものは共有してその界隈全体で大きな動きや流れを生みだす。まさにそれがSNSの醍醐味だなぁと。別に綺麗ごとを言いたいわけでなく、ほんまそれよね、と。
これからのSNSとの向き合い方
そういえば綺麗ごとでないという意味では、ユータヌキさんにも人の成功(バズなど)を羨ましく思ったり、妬んだりする気持ちはある(昔はあった)とのこと。よかった、根っからの聖者みたいな人のお話だったら、そもそも自分に当てはまらないですからね…。
もちろんぼくも少なからずそういう負の気持ち(売れてる人はみんな妬んじゃう、みたいな。)を持ってしまうことがあるので、同じように人らしさが感じられてよかったです。
こればっかりは、SNSにはつきものの副作用、副産物とでも言いましょうか。でも最近は以前のように負の気持ちになることはなくなりました。人のことをただ傍観しているだけの時はそうなりがちだったので、むしろ自分からそこへ飛び込んでしまえば、何てことはなかったのかもしれません。
このイベントを経て、自分のSNSとの向き合い方をあらためて考えてみます。ぼくの場合はSNSで仕事を得る!というよりも、まずは積極的に魅力ある方たちともっと繋がっていきたい!と思います。それだけでもう有益ですもんね。ほんまにありがたい時代やなぁ。
最後になりましたが、ためになることを惜しげもなくお話してくださった吉本ユータヌキさん、ステキな場を作ってくださった柿プロさん。どうもありがとうございました。