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亜熱帯のさなか

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書いた詩を ここにまとめています。 若いころに書いた詩なんかも、織り交ぜながら 記憶を どこかに メモするように 細々と 書いています。
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#感情

回想

絶望的なまでに
もう二度と 逢うことはない

私たちは
若すぎたのだ

まるい地球は
少し 楕円を帯びているから

直線を描こうとも
きっと
どこかで
少しずつ
まるみをおびてくるだろう

楕円の上で
這いつくばっている私たちだから
まるい地球だから

私たちは
絶望的に
もう 二度と逢うことはない

見える世界が
絶望的なまでに
楕円を帯びて

歪曲した
私たちであるから

さようなら
さよう

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オーケストラ

古い追憶の
音の中にいる

空洞の
階段の先には

鏡の世界

むせぶほどの
砂ぼこりに
まかれて

漂うわたしの黒髪
未完成な道しるべ
#詩 #詩作#詩を書く#記憶#生きる#ポエム#感情#オーケストラ#道しるべ#昇華

躍動

吐く息が白く
血管を流れる血潮が
自身の身体の 重みが

融通の利かない
わたしに

今は まだ 死にたくない
まだ 死ねない

生きるべき しかるべき
理由が たくさん あるから

生きるべきことがなくとも
生きなければならない

生きるべきなのだ
生かされている以上は
#詩 #詩作#詩を書く事#日常的#記憶#忘れないように#感情

含まれているのだ、僕らは

宇宙が
手の届く範囲にある場所
に 僕等は 今 居る

宇宙って なんだろう
僕等は 今 宇宙の中にいる

宇宙の中にいる

何ひとつ
隙がない
宇宙の中にいる

だのに 僕は
なんだか 少し 淋しかった

ため池で
さかなが
泳いだ後みたいな
天の川が

ああ、そうか
宇宙って 淋しいんだ

涼しくて
無駄なものが なんにもなくて
ないから 淋しいんだ

流れているから
淋しいんだ

僕等は

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夏の暑い日

木陰にいるのに
とても 暑くて

新たな
忘れてた 胸の痛み

夏は じれて
たまらない

行き先がないから

痛いのか
暑いのか
泣きたいのか

わからない

時間だけが
どうしようもなく
経ってしまう
#詩 #言葉を綴る#自分の記憶 #忘れないように #感情