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えりょん
2023年4月12日 19:37
わたしの 生きた証を のこさないでね あなたに宛てた手紙もあなたの隣に写った写真も 全部まるごと 消してしまってね あなたの記憶からも わたしが 生きた証を わたしは あなたの事 ずっと ずっと 忘れずにいるから あなたと刹那を生きた証は わたしが 忘れずにいるからどうぞ 思う存分 わたしを 忘れてね #詩 #詩を書く#詩作#記憶#生きる#ポエム
2023年3月1日 13:21
有形のものよりもっともっと限りなく有形でだからといってもっともっと果てしなく無形で残る記憶を形成するうつむいたあなたの横顔白い吐息鏡の橋を渡るイメージでしか あえないはがゆさ生きている証 #詩 #詩を書く#詩作#生きる#形跡#鏡の橋
2023年2月15日 08:10
古い追憶の音の中にいる空洞の 階段の先には鏡の世界むせぶほどの砂ぼこりにまかれて漂うわたしの黒髪未完成な道しるべ #詩 #詩作#詩を書く#記憶#生きる#ポエム#感情#オーケストラ#道しるべ#昇華
2023年2月14日 10:07
あの岬の向こうに何があるのか知りたくて 知りたくてだけどあの岬の向こうに行く勇気が出なくて時間がたっぷり 経ってしまった僕等は何に ためらっていたのだろう灯台のある岬を荒れ果てる海を絵に書いた僕等は夏休みの宿題に行った事もなければ見たこともないあの岬をそしてその向こうを僕等は絵に書いたどうしようもないもどかしさ幾重にも もつれ合う
2023年2月13日 13:11
芽吹く季節の変わり目あの時猫がいた孤独の裏側あなたに幸せの絶頂にいるあなたに羨ましさが募るいや 違う嫉妬に似た安堵感わたしはとうとう逃げ場をなくした猫がいた緑に囲まれた 記憶の断片思いおこすことでしかあなたに 逢えない猫がいた思いおこすことさえ許されないあなたは 誰かのものになった猫がいたあの時芽吹く季節の変わり目たしかに
2023年2月6日 17:28
自分の過去の残骸を掻き集めてただがむしゃらに 恥じる落としてきた言葉を拾い集める枯葉を 踏みしめるみたいにきらきらしたものは欲しくないどちらかというとじめっとした 湿り気のあるような 過去 #詩 #詩作#詩を書く事#言葉#紡ぎ出す#記憶#思った事#生きる