海沿いを歩く

君の手を握りながら 防波堤に座って眺めた
あの夕日が沈むまで こうして一緒に居たいだけで
君が立ち上がったら もう帰る時間と解ってしまう

海沿いを歩きながら 無口な君の背中を追う
波音がささやくように 君は愛へと振り向いて
私の手を握るまで君は待っていてくれる
そんなゆったりとした時間の恋を 君としている

海に浮かぶ夕日の線も君と歩く道
その気持ちを大切に持って 君と時間を包みたい
君との関係性がわからなくなっても 今が倖せ

ふたりの影か伸びてく 道なりに沿って隣り合わせ
影だけが手をつないで 眺める猫背のあたたかさに
走って抱きついたら 君はどんな反応をするのかしら

海沿いを歩きながら ふと笑う君の表情が
幻想でなければいいと 君の背中におぶさった
今日は最後の大好き ふたりで約束したからね
どんな気持ちがあっても郷(さと)から去る時の約束

海沿いを歩きながら これが最後のデートだから
思い出をせめて増やそうと 私の気持ちに気付いて
今日は最後の大好き サヨナラまではあっという間
変わらない愛情でも 郷(さと)から去る時の約束

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