月と太陽

あなたは光射す太陽で 私は光閉す新月
この届かない距離を埋める手立ては
私には持ち合わせてない

信じたいから 信じられるなら
でも感じちゃう 妬(ねた)み嫉(そね)みを私のなかで

私は踏み躙(にじ)られながら 荒波を泳いできた
せっかちな部分はあるけど 誰にも負けたくなかった
それでも心より身体 継ぎ接ぎに相手はなく
また優しさで埋められても 皮肉れてしまうだけ
いつも変わらず…

あなたは志す太陽で 私は力なしの新月
誰にも見えない私をどうすれば
愛してもらえるんだろうか?

理由ぐらいは解ってるからさ
それ以上 何も口にしないで言葉は嫌い

裏漉(ご)しにしたら結局は 人の粗さ見えてくる
他愛ない夜が訪れて 直ぐに又あなたが昇る
奪えない 勝ち目さえもない 行く当ても何処にもない
誰もが太陽に魅了され 月なんて雲の奥
いつもの通り…

太陽がないと月なんて 自力で輝けなくて
新月はいつでも真っ黒 それでもちゃんと此処にいる
愛はまた人を選ぶから 私には来ないもので
だからこそ太陽との恋を彼に叶えてほしい
彼女は太陽…

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