ともる

小学生のころに抱いた「物語を作る人になりたい」という夢をもう一度追いかけ始めたアラサー…

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小学生のころに抱いた「物語を作る人になりたい」という夢をもう一度追いかけ始めたアラサー。小説書いたりマンガ描いたりしてます。憧れの作家は辻村深月さん。22年7月よりジャンプ+担当さんついていただいてます。

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【日記】理解されなくてもやっぱり創作して生きたい

こんにちは、ともるです。 ここ1~2年で、ネットで創作をされている方々と繋がれることが少しずつ増えてきて、創作への想いを語れる人が増えて、すごく楽しいし幸せだな~と感じています。 リアルではほぼ全く、周囲に創作をしていることを言っていないので、 話ができることを本当に嬉しく思ってます。 そんな中で、ふと大学時代の、ちょっぴり苦い(笑)記憶のことを思い出しました。 おそらくわたしが、リアルでは自分が創作している人だと言えない原因はここにあるのかも、という気がしたので、掘り

    • 【日記】ペントハウスしんどい※ネタバレあり

      ペントハウス、面白いんだけど しんどい。だいぶしんどい。 全40話くらいあるらしいけど30話近くまで来ていいことがほぼ起きてない。 ロナが高校入学できたのもソラが死んだからだし、そもそもソラが死んでしまった時点でだいぶ期待を裏切られてるのでね… 結局退学するとかどうとかって話になってきたし… お母さんしっかりしてくれ というかこの親子もうちょっとちゃんと話をしてくれ 唯一いいことといえばスリョンさんの娘が目を覚ましたことくらいか。 生まれてから16年寝ててなんで言葉喋

      • 【映画レビュー】ゴールドボーイ

        評価:★★★★★ いやあ面白かったーー!! 今年の映画トップ3に入るかも。早くも。 殺人現場を偶然目撃、動画を撮った中学生3人。それぞれが抱える悩みの解決のため、証拠を渡す代わりに殺人犯に大金を要求するが…。 サイコパス岡田将生の時点でもう期待値が高かったけど、期待を上回るおもしろさでした。 岡田将生はもちろんだけど、主役の男の子の演技と存在感がすごい! 誰がまともで誰がおかしいのか、最初の印象がどんどん変わっていく感覚や、予想をどんどん裏切られる展開に、最後の最後ま

        • 【映画レビュー】落下の解剖学

          評価:★★★☆☆ という煽り文句から、かなりサスペンス系の話だと思ってたので、「なんか思ってたんと違う」というのが正直な感想。 登場人物の証言から徐々に人間関係や秘密が明らかになっていく感じはよかった。 ただ結局真実については分からないままで、この映画がたどり着きたかった結論も明示されないまま、ふわっと終わった ので不完全燃焼な感じ。 息子の視覚障がいの設定もあまり生かされてる感じがなかったかなと。。 事件が起きた時にその場にいたわけじゃないし、最後の証言も別に視覚障

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        【日記】理解されなくてもやっぱり創作して生きたい

          【日記】本との出会いについて

          先日、京都旅行のときに本を買いました。 金子みすずの詩集と、宮沢賢治の短編集。 たまたま通りがかったすごくイイ感じの古書店に、並んで置いてあったのを見つけて。 いつか読んでみたいなと思いつつ、手が出せていなかったので、ビビッときて買ってしまいました。 「これ買いたい」と思った瞬間が本を買うタイミングだと思っていて。 普通に考えれば旅先で本を買うメリットってあまりないんですよね。 すぐに読むわけではないし、荷物になるし、帰ってからネットで探せばもっと安く見つかるかもしれ

          【日記】本との出会いについて

          【日記】日記マンガ、続いてます。

          こんにちは、ともるです。 前回の日記で書いた、日記マンガ「ともる日記」が1ヶ月続きました。 (日記日記って字面がうるさい) 基本的に、めんどくさがりで三日坊主なわたし。 「この日記もすぐ終わってしまうのでは。。」 と不安もありましたが ・クオリティはがんばらない ・30分以上かけない ・思いつかなかったら休む というマイルールで、あくまでゆるくやる、と決めていたら、意外と続きました。 1ヶ月記念回では見切り発車で新キャラも… 意外と描きやすくて、かわいいと言って

          【日記】日記マンガ、続いてます。

          【日記】日記マンガはじめました。

          こんにちは、ともるです。 先日から日記マンガを始めてみました。 以前から、「マンガを描く練習で1日1つマンガを描いたほうがいい」という話をちらちら聞いていて、 (演出の練習とか、ネタを探す練習とかいろいろ理由があった気がします) やったほうがいいんだろうな〜とは思いつつ 自分はものすごく三日坊主だし 「やります!」って宣言してできなくなったときが恥ずかしいし 義務感だけで描くようになったら苦痛だし… などなど いろいろ理由をつけて避けていた…汗 とりあえず1週間

          【日記】日記マンガはじめました。

          【日記】「君たちはどう生きるか」レビュー

          先日、2回目を観てきました。 賛否両論飛び交ってる今作ですが(というか否のほうが強めのよう…わたしの周りでは)、 正直に言います。めちゃくちゃ好きでした。 1回目も2回目も変わらず。 正直、1回目のあとにいろんな考察を見て「そういうことだったのか」「わたしの見方ってなんか違ってたのかも」と思ってたのですが、2回目を観たあとに「やっぱり好き!!」と確信。 正直わたしの見るポイントは人とズレてると思うし、ジブリは好きだけど監督について詳しくはないし、あのキャラは実は誰の

          【日記】「君たちはどう生きるか」レビュー

          【日記】実は今日は…◯◯の日

          こんにちは。ともるです。 「月一でnoteの記事を書く」を目標にしているのに、今日まで何も考えてなかったので急いでこの記事を書いています。汗 今日、6月30日は、一年の折り返しということで「ハーフタイムデー」と呼ばれているそうです。 半年を振り返り、また残りの半年の目標を再認識する日であるとのこと。 この半年を振り返ってみると、初めてネームボツをくらったり、なかなか話が思いつかなかったり、ネームが進まなかったり、とにかくネームばっかやってました。苦戦。 最近ようやく「

          【日記】実は今日は…◯◯の日

          【闇祓】人の闇(病み)の描き方がエグい

          先日、コロナに感染してしまいました。 楽しみにしていた色んな予定をキャンセルし、家に引きこもらざるを得なくなってしまった週末。 なにか有意義なことをしたかったので、ずっと積読していた本のひとつを読破したい、と思って選んだのがこちら。 闇祓/辻村深月 あらすじ 高校生の女の子・澪のクラスに、転校生の男の子・白石要(しらいしかなめ)がやってきた。不気味に距離を詰め、エスカレートしていく彼の言動に耐えかねた澪は、友達の沙穂と花果、そして密かに想いを寄せる神原先輩に助けを求め

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          掌編小説|出会いの日

          20××年○月◇日。少年は庭に出て、夜空を見上げた。その「出会い」を証明するために。 ある夜、カケルは庭からの衝突音で飛び起きた。 両隣で、両親は音に気付いていない様子で寝息を立てている。カーテンの隙間から見えた庭に、軽自動車くらいの大きさの円盤のようなものが突き刺さっているのが見えて、カケルはそっと外に出た。 円板を引き抜こうとしている小さな体が、月明りに照らされて庭の真ん中に浮かんでいる。背丈は同じくらいだけれど、人間のそれではない肌の色に、宇宙人だ、と思った

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          【日記】ペンネームのお話。

          こんにちは、ともるです。 突然ですが、ペンネームって持ってますか? 持っているかたは、どんな理由でつけましたか? 自分のペンネームは「柄本ともる」です。 この名前にはいろいろな意味を込めて付け… た訳ではなく(笑)、 あんまり深く考えずにつけました。 実は、最初に考えていたペンネームは「柄本光帆(みつほ)」でした(今と全然ちがう笑)。 なぜ「光帆」だったかというと、 わたしの敬愛する辻村深月先生の小説「凍りのくじら」の主人公・理帆子と、その父親・光から漢字をもらお

          【日記】ペンネームのお話。

          【日記】漫画制作裏話(イヤイヤ修正しないために大事なこと編)

          こんにちは、ともるです。 前回に引き続き、 漫画制作の裏話を書いていきたいと思います! 担当編集さんがついて、 初めて人と一緒に作品をつくるという経験をして、 気づいたことや発見したことはたくさんありました。 今回は、 内容面で指摘されたり修正案をもらったこと、それをどう変えたかについてまとめます。 あくまで自分の気づきや考えですので、 参考程度に読んでもらえたらありがたいです!m(__)m 前回の記事はこちら↓ 今回も、こちらの↓読切を読んでいただいている前提

          【日記】漫画制作裏話(イヤイヤ修正しないために大事なこと編)

          【日記】マンガ制作裏話(セリフにこだわれ!編)

          ますはご報告。 こんにちは、ともるです。 まず初めに、ご報告です! 12月にジャンプルーキー!で公開した読切「蓮の花と蜘蛛の糸」ですが おかげさまで、2022年12月期の月間ランキング8位に入ることができました! たくさんの人に、読んでいただいたり応援いただきました。 本当にありがとうございました…! こちらから読んでいただけます↓↓↓ 担当編集さんがついてから初めて作った作品でしたが、プロットの段階からいっぱい指摘されたり、ダメ出しされたり、自分の至らなさを痛感した

          【日記】マンガ制作裏話(セリフにこだわれ!編)

          【日記】個人的・今年の漢字は「転」でした。

          2022年も残すところ、ついにあと3日…。 1年を振り返ってみると、本当にいろんなことがあって、 ありがたいことに、自分のやりたいことを全力でできた忙しい年にすることができました。 個人的につけている日記をもとに、 1月〜12月までの出来事を簡単にまとめてみました。 1月 転職活動にいそしむ。昼休みに会社を抜け出してリモート面接うけるなどハードスケジュール。 創作活動は、小説と漫画と半々くらいでやっていた。 2月 無事に転職先が決まる。転機1。 3月 ジャンプルーキ

          【日記】個人的・今年の漢字は「転」でした。

          掌編小説 | 深夜0時の宇宙旅行

          ぼくの部屋は、電気を消してベッドに寝転がると、満天の星空が見える。 正確には、天井や壁に貼ったシールが光って星空のように見えているんだけど。 丸くて小さな星、土星みたいな形の星、そしてロケットや、足がたくさんある宇宙人もいる。本物の満天の星空はどんなものだったんだろう。 本当は、小学校二年生に上がった去年、家族で旅行に行く約束をしていた。 熊本のリゾートホテルで、星を見ようと話していた。でも春前から流行り始めた未知のウイルスのせいで旅行は中止になった。 そしてお母さんも

          掌編小説 | 深夜0時の宇宙旅行