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【日記】理解されなくてもやっぱり創作して生きたい

こんにちは、ともるです。

ここ1~2年で、ネットで創作をされている方々と繋がれることが少しずつ増えてきて、創作への想いを語れる人が増えて、すごく楽しいし幸せだな~と感じています。

リアルではほぼ全く、周囲に創作をしていることを言っていないので、
話ができることを本当に嬉しく思ってます。

そんな中で、ふと大学時代の、ちょっぴり苦い(笑)記憶のことを思い出しました。
おそらくわたしが、リアルでは自分が創作している人だと言えない原因はここにあるのかも、という気がしたので、掘り起こして書いてみようと思います。

大学3年くらいのときの話です。
当時、気になっている後輩の男の子がいました。

彼はアニメも漫画も大好きな人で、名前は伏せますがある声優さんのファンで、気が合うし真面目で優しい人だったので、一緒にいて楽しかったし落ち着く人でした。
すごく信頼していました。

ここでわたしの創作遍歴(?)にちょっと触れると、

・小学生~高校生:漫画を描いていた
・大学生:小説を書き始める
・就職後:創作から離れる
・28歳くらい:再び創作に目覚める

という感じなので、
大学生の時は、漫画からは離れていたころです。

また、その頃は創作にすごくのめり込んでいたという訳でもなかったので、周囲にも言ってはいなかったのですが、
ある日、何かの話のはずみで彼に、「わたし漫画を描いてたことあるよ」と言ってみたことがありました。

どんな話の流れで、なぜ言いたくなったのかは分からないのですが、
彼は漫画やアニメに理解のある人なので、わたしが「創作する人間」であることを知ってもらうことで、近づきたい気持ちがあったのかもしれません(笑)

ところが、彼から返ってきたのはこんな言葉でした。

「いや、そういうのいいです(笑)」


そういうのいいです??????

「ああ、そっかそっか(笑)」みたいな感じで返事して会話は終わった気がしますが、先ほども書いた通り、当時は創作にのめり込んでいたわけではなかったので、

「まずったな~もう言うまい~(笑)」

くらいにしか考えずに、別に傷つきもしませんでした。


今でも、あの言葉に傷ついたとかは思わないですし、彼ともほぼ疎遠なので何とも思っていないはずなのですが(恋愛感情はいまはマジで無いです)、

今も自分が創作をする人間だと周囲に言えないのは、
あの言葉が何年たっても忘れられていないことと、無関係ではないような気がしています。

漫画やアニメが好きで、それに日々救われたり楽しんだりしている人でも、
身近に創作する人がいると受け入れられないのかあ、と。

理解されないんだなあと思いました。


わたしは今、創作することがすごく楽しいです。

苦しいつらいこともあり、身を削られる思いもたくさんしていますが、
内に秘めたものを必死に探って、形にしようとする過程が本当に楽しくて、できあがったときの喜びと幸福感は何にも代えがたく思います。

でもその必死の想いや、夢を追う情熱は、
例えば起業したい人、店を出したい人、資格を取りたい人、等と比べたら遊びみたいなものと思われるんだろうなと、

「そういう人」と思われるんだろうなと、

あの日の言葉が心にこびりついて、
理解されることをわたしは無意識に諦めていたんだと思います。


今、嬉しい結果をいただけることが増えてきたこのタイミングで、
少しずつ周囲に、自分が創作をする人間だと打ち明けていこうと思っています。

周りに言えなかったのは、先ほどの言葉のこともありますが、
2年ほど前に再燃した創作への想いが、
他人に言うことで消えてしまうのが怖かったというのもあります。

でも今、この想いはたぶん消えないなという確信が持てています。
消し止めるのはおそらくもう無理です(笑)
隠しておくのもそろそろ限界です(笑)


いつかまた、何気ない言葉にダメージを受けることがあるかもしれません。

でも、いま自分が創作ができていることへの大きな幸せには勝てないだろうと思います。

こんな風に思えるようになったのは、
創作を通じて繋がることができたいろんな方々のおかげです。
本当に感謝しています。
この記事も読んでくださってありがとうございます。

創作をする人間としての新しい一歩を、生温かくチラ見してくださったら嬉しいです!!


ちなみに、あの彼から言われた言葉はいつか創作のネタにしてやろうと思っています(笑)


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