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【TGF2023】ティラノゲームフェス2023フィナーレによせて

おはこんにちばんは! 富井サカナです。
ティラノゲームフェス2023のフィナーレから2週間が経ちました。
改めまして皆様お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
他の方の考え方やご意見を見聞きするのが非常に好きなので、
閉幕直後から様々な記事が上がっていてご褒美タイムを満喫してました。
(後ろの方で見つけたもののリンク先をまとめました)


今回のフェス参加作はこちら!

さて、今回のフェス参加作は
『教室に巣食う悪魔たち』です!!

プレイ時間2時間ほどの一本道学園サスペンスノベルです!
ストーリーはあんまり気持の良い感じではなかったり。
制作が遅れに遅れたため3年越しでようやく完成しました。
構成と演出はそれなりに練ったので、
粗はあるかもですが見るべき部分もそれなりにあるはず!

👆プレイはこちらから!


公式の賞(特別優秀賞)を頂きました!

「特別優秀賞」を頂きました!!

まあまず何かもらえるだろうと思っていた『タイマン学園』と異なり、
今回は「佳作」がもらえるかどうかと思っていたので心から超意外でした。

説明文では過去に頂いた賞よりもやや上のランクっぽくてビックリです。
「準グランプリに迫る、特に優れた作品」ですってよ奥さん!
評価されにくいストーリーだとも感じていたのでその点でも驚いています。
「あくまでも純粋なADVの延長線上で、ゲームシステムや画面レイアウトなどに工夫を凝らした」ところが評価されたと勝手に推測します!


公式の表彰に対する所感など

復活した前回に引き続いて今回も公式表彰がありました!
個人的には自身の受賞有無は一切関係なくあった方が良いと思っているため今年も表彰があって非常に嬉しいところでした。「他のゲームを下げない限りゲームを賞賛するのはプラスこそあれマイナスはない」と信じているので、結果に納得がいかない制作者、プレーヤーは声高に自作の宣伝、推し作の応援をしましょう!それが建設的だと思います。

内容を見ると前回から準グランプリ以降は大きな変更がありました。
①(準)グランプリと部門賞の間に特別優秀賞を設置
 ⇒特別優秀賞は10作
②部門賞の部門が微減
 ⇒部門賞は11部門+審査員特別賞→8部門+審査員特別賞
部門あたりの授賞数が増えた
 ⇒部門賞は3~5作+特別賞21作→部門賞は3~9作+特別賞24作
佳作の授賞数が大幅に増えた
 
⇒佳作は95作→130作
上記の結果、授賞数はやや増えた(計162→215)
 ⇒グランプリ2+準グランプリ6+部門賞(含む特別賞)59+佳作95
 →グランプリ2+準グランプリ6+特別優秀賞10
  +部門賞(含む特別賞)67+佳作130
授賞率もやや増えた
 
⇒受賞162作/全540作で30%→受賞215作/全625作で34.4%


フェスの後は毎回参加者からのアンケートを募り意見を広く取り入れつつ、参加作品やプレイヤー側の傾向などもの意見を取り入れて毎回色々考えながら修正を加えられているなぁというのが率直な感想です。以下、つらつら変更点などについての感想です。


①(準)グランプリと部門賞の間に特別優秀賞を設置
 
新たな賞として「特別優秀賞」が設置されました。グランプリ1本、準グランプリ3本を増やさなかったということが個人的にはとても良かったと思います。部門賞がなかった頃の過去のフェスでは準グランプリが14作選ばれていたこともあったので、やはり回数を重ねつつ改善が繰り返されているなぁと改めて感じました。自作がこの賞を頂いたからということではないですが、フェスの参加作も増えていて部門賞に当てはめにくいゲームもある気がするので判断としても良かったように思います。賞が多すぎてよう分からんという意見もありそうですが、まあ基本はコンテストというよりもフェスという側面が強いイベントですしおすし。

②部門賞の部門が微減
 前回のフェスの結果発表と見比べた結果、以下の部門が廃止になっていることが分かりました。
・ミステリー・謎解き部門
・サウンドノベル部門
・技術・アイデア部門
サウンドノベル部門と技術・アイデア部門は内容というよりも形式っぽい気がするので納得感があります。ミステリー・謎解き部門がなくなったのはサスペンスや脱出・探索と多少バッティングするからという判断でしょうか。「ホラー・オカルト」や「SF・ファンタジー」など、ジャンル分けって結構難しいですよね。自分もおススメのゲームをまとめて紹介する時などに結構括り方は苦労しています。
ちなみに昨年は自作「タイマン学園」が「技術・アイデア部門」の優秀賞を受賞しましたが、これは結構レア度が高いのかもしれません!

部門あたりの授賞数が増えた
 部門賞の受賞作数は前々回は3作固定、前回は3~5作、そして今回は3~9作とかなりばらつきが出ています。受賞数が多い部門はドラマ部門が9作、SF・ファンタジー部門が8作、逆に少ないのはサスペンス部門が3作、脱出・探索部門が4作、コメディ部門が4作といった感じです。恐らくこれは審査の際に部門間で有利不利が出ないようにした結果だと思われます。つまり、これは部門賞レベルの作品だ!というのが先にあって、それから当てはめているという。そういう意味でかなりフェアに審査をしようとしている印象を受けました。とはいえ3作⇔9作の差はやっぱりちょっと大きいかなぁという気もします。痛し痒しですねぇ。

佳作の授賞数が大幅に増えた
 
佳作については凄く難しいなぁと改めて思いました。佳作の本数が増えれば増えるほど、逃したときの悲しみが濃くなるのではないかという気がしないでもないからです。フェスの理念としてたくさんの人に何らかの賞を持って帰ってもらうというのは分かるので塩梅がメチャクチャ難しい印象があります。個人的にはプレイ時間長め×クオリティ高いゲームに対してかなりシビアな印象があるので、佳作は労力をより費やしたであろうゲームにこそあげて欲しいように思ってしまいます。でもそれは制作者目線であって、遊び手目線だとサクっと遊びたいんや!という気持ちも90分くらいの映画を選んで観がちなので分からんでもないです。
以前、想定段階でのみルーキー賞というのがあった気がしますが、佳作はルーキー(初投稿のアカウント)の方限定にしたりするのはどうでしょうか。でも常連の投稿者の方が減るだけになりそうだからダメな案っぽいですね。

上記の結果、授賞数はやや増えた(計162→215)
数で見ると多すぎ!と感じますが、フェスの参加作は全部で600作品を超えているので、授賞作は3作に1作程度です。他のコンテストでも受賞数はかなり多く設定していることが多いようなので妥当なのかもです。

ちなみに👆は結構頑張ったけど佳作を逃した自作『かみかくしの夜』
(スポンサー賞を頂けたのは今でも超絶感謝しております)


プレーヤーからすれば遊ぶゲームの指針にもなるので表彰はあった方が良いものと思いますが、それなりの本数のゲームをプレイしている方ならお分かりの通り、面白くても佳作を受賞していないゲームもあります。あくまで表彰は参考くらいに留めつつ、好みそうなゲームは積極的に遊んで欲しいところです。ってまぁ実際マイナス影響は特にないだろうと思っていますが。

制作者の方は一人一人異なる意見をお持ちかと思います。フェスに参加した制作者の皆さんには例年通りかなり赤裸々な本音を伝えられるアンケートが用意されていますので、もっとこうした方が!とか、ここはこのまま!などあれば直接運営さんにお伝えしましょう。


参加者が綴るフェスの想い出(外部リンク集)

こちら、フェスの参加者の皆さんのフェス振り返り諸々となります。
私自身、全部読んで楽しみたい派なのですが、一方でTLやネット検索をしてみても相当数を見逃しがちなので、見つけたものはこちらで共有します。
俺のねーぞ!アタイのないわよ!などあればこっそりご連絡ください。
ちょっと勘弁して、ということであればすぐ消しますのでご連絡下さい。
コメントは全部つけるの大変なので割愛させて頂きます。
あと、メチャクチャ順不同ですがご容赦ください。

フェス向けにゲームを制作・公開しようか悩んでいる方は是非ご参考に!!


■ファンアートまとめ関連

何と言ってもフェスの一番の華といったらファンアートでしょう!
ということで複数描かれた方のまとめ記事は眼福の極みです。
たくさんのゲームを遊んで良かったと思えます。


■おススメゲーム紹介を含むもの

おススメゲームの紹介を含む内容です。遊ぶゲームの参考にも是非!

👇こちら公開時に漏れてしまっておりました。申し訳ないっスパッツ!


■自作振り返り・感想など

遊んだゲームの制作裏話とかあとがきとか大好きなんで、
見つけたものについては目を皿のようにして読ませて頂いてます!


よせる人や振り返る人やねぎらう人や感謝する人やまとめる人など、
なんとなくタイトルを見てるだけでも面白いです。
(初回公開時に漏らしてしまいましたがスパッツな人もいました)


おわりに

ということで今年のフェス絡みのツイートは5~6月頃のおススメ作一気にご紹介記事をまとめて最後になる予定です。あとはまた次のお祭に参加できるよう、一生懸命制作に精を出すように致します。


以上、富井サカナでした。

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👇制作情報はこちらから!👇
次回は間に合えばレトロ系ドットゲームでフェスに参加する予定でっす)


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