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日本の常識でアジアは図れない。

■最近のベトナムNEWS(2023年10月2日付)、「タイ、台湾、香港へ出店するドラッグストアの『マツキヨ』はハノイ初進出、24年迄にベトナムで約15店舗拡大を目指す」。
・20年10月ホーチミン市にベトナム1号店を開店し同市内で現在6店舗を運営。
・海外で活躍する日系企業の報道を、私は日々の勇気や希望、前進する力に変えている。

■ベトナムでは外資規制上、「医薬品を販売できず化粧品やサプリメント等の健康食品を中心に扱い競合他社と差別化を図る」。
・また、「訪日ベトナム人の購買データを活かした商品の品揃え」で出来る限り多くのベトナム人の購買意欲を高める。
・私は日本や現地でも『マツキヨ』を利用したが、店内の清潔さ、品揃えの豊富さ、何か面白い商品や新しい発見がありそうな店づくりへの期待感や好奇心をくすぐられる。

■日本のやり方、常識では事が運ばない。
・タイの文化、台湾の商習慣、香港の風土、ベトナムのマインド等、各国それぞれ異なる要素があり、同じアジアでも「アジアを一括りにする」事は難しい。
・現法を任される日本人は親会社の指示と現地商習慣等のハザマで悩まれる事も多々あるだろう。
・しかし、5年で約15店舗の出店目標を掲げている事は、ベトナム人の考え方、仕事の進め方、この国のルールを尊重しつつ日系カラーが色褪せることなく邁進する企業の姿勢や努力がそこにある、と私は見ている。

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