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悠々たるベトナム時間。

◾️テト(旧正月)休み。
・最近の話題(2024年2月18日付)、「公式テト(旧正月)休みは約一週間だが、いまだベトナム全土はテトモード」。
・今年のテト(旧正月)、公式発表されたテト休みは2024年2月8日〜2月14日の一週間だった。
・以前私の投稿でテト休みは「2月8日〜2月13日迄」と記述したがそれは私の会社の休みであり、公式のテト休みは上述の日程となっていた事、ここで補足、お詫びさせてください。

◾️テトモードは約一ヶ月続く。
・余談、テト開けの仕事始めは2月15日からと言うことになるが、ここはベトナム、日本の様に始業日皆が一斉に出社して仕事を始めるのか、と言うとそうでもない。
・と言うのは、公式テト休み前後の一週間は有給等を利用し出来るだけ長い休みをとり田舎へ帰省し家族とゆっくりとした時間を迎える事が多くのベトナム人のスタイルとなっている。
・要はベトナム全土が二、三週間テトモードとなる事が当たり前で、始業日のオフィスを見渡しても半分くらいはまだ休みを取っているようだし、街中を散策しても多くの建物は未だにシャッターが閉まり、商業施設も通常の週末に比べたら買物客は数少なく、カフェではテトソングが流れる。

◾️私の思い。
・私の会社の始業日当日(2月14日の水曜日)、日本本社から現法(現地法人)宛てに「2月16日/金曜日までに大至急回答ください」との依頼事項を拝受。私は内容を確認してベトナム人担当者へ依頼内容をメールで申し伝えた。
・その後、念押しするべく担当者の席へ行き提出期限や内容などについてコンセンサスを取ろうとしたが、席にいない、離席と思いスマホで連絡すると「まだ休みだよ」との事。
・私は担当者へ「申し訳ないが提出期限迄に可能な範囲で構わないので回答してください、私から日本へは多くのメンバーがまだテト休みであり全ての回答は難しい可能性がある旨を申し伝えます」と話した。
・日本本社にベトナムの状況や出来ること出来ない事をしっかり伝える大切さを改めて感じ、また私はこのようなベトナム時間の流れ方に心地よさを感じている、と後者の思いは日本本社に届かぬよう小さい声で此処に書き留めてみる。


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