noteでウケたネタ、ウケなかったネタを考察する
note記事を書き始めて2カ月弱で、50以上の記事を投稿してきました。
期間としてはまだまだ短いですが、記事量としてはそれなりに分析に値する量になってきていると自負しています。
自分の納得する内容を書いていけばいいんだ、とは理解しつつも、毎日ほぼほぼ2時間から2時間半程度かけてそれなりに一生懸命書いている身としては、どうしても周囲からの反応が気になるというのも人の性です。
noteというプラットフォームは複雑なアクセス解析などはできないものの、ビュー数、コメント数、スキ数という定量的なフィードバックを毎日親切に行ってくれます。
本日はそんなnoteのフィードバック内容を基に、私自身のnote記事におけるウケるネタ、ウケないネタの傾向を分析していきたいと思います。
読者の皆さんにはビュー数は見えませんが、スキ数からだいたい想像していただければと思います。また、あくまで私の記事における傾向分析のため、ウケなかったネタがネタとして劣っているなどというよりは、私との相性が悪いネタだったと理解していただく方が正しいだろうと思います。
そのあたりを留意していただきつつ、気楽に読んでいただければ幸いです。
1.働き方の記事がウケるという予想は多分間違いであり、年収と給料の記事がウケる
1月の記事で、noteを始めたばかり、初月の無名noterの記事としては比較的多くのビューとスキを頂いた4つの記事があります。
いずれもビジネスあるいは働き方の記事であり、きっとnoteユーザーには働き人が多く、良い働き方だとか、ビジネスに対する考え方などを書いたら興味を持ってもらえる可能性が高いのだろうなと素朴に感じたものです。
しかしながら2月、それらの再現性を求め、二匹目のドジョウを狙った働き方系記事は、思いのほかビュー数もスキ数も伸び悩みました。
それなりに頭を回転させてしっかりと書いているつもりなのは、1月も2月も変わらないですし、手前味噌ですがそれなりに役立つ知恵や示唆を残して書いているつもりです。
1月の記事と2月の記事で何が違うのかと言えば、現時点で明らかなのは、年収や給料といったお金の話をしているかどうかという部分に尽きるのではないかと予想しています。
時間が有効活用できるとか、生き生きと人生を楽しめるとか、そんな結論は恐らく求められておらず、給料が上がる、年収が上がる、出世する、昇格する、FIREする、などといった結論に繋がる文章の方が基本的にニーズが高く、多く読まれがちなのだろうと思います。
または、筆者である私自身の興味関心が比較的マネー分野に向いているために、無意識のうちでもそういった方向性の記事の方が情熱が入ってしまい、結果として読者の皆さんにも共感いただきやすいのかもしれません。
2.自分の弱みや過去を出した話は比較的共感を持ってもらえる
1月に書いた記事でじわじわと2月もビュー数・スキ数を伸ばしてきている記事がこちらの2つです。
いずれも働き方系の記事ではありますが、先ほどの例とは異なりお金の話はしていない記事です。
これらの記事の共通点は、自分自身の弱みや過去をさらけ出して話題を展開していたことだろうと思っています。
手帳の話では10年間手帳を買い続けながらも毎回三日坊主でお金をドブに捨て続けた話をしていますし、人脈形成の話では、効率の悪いナンセンスな営業活動をしていた話をしています。
2月の記事では下記の2つがこの書き方で書いていました。
後天的な興味の話では、新卒でいきなり先輩に暴言を吐かれてしょげる話から始まりますし、コミュ力の話では文系で専門性のない私はココナラで売れるスキルがないという自虐を終始展開する記事でした。
自分自身の過去をうまく教訓的な内容に消化する必要があり、恥ずかしさも相俟ってなかなか書きづらい側面はありますが、私の文章力でもそれなりに説得力を持たせて書くことのできる方法であり、これからもうまく活用していければと考えています。
余談ですが、後天的な興味の話は、「今仕事に興味がなくたって興味は後天的に身につくものだよ」というポジティブな結論で締めくくられていますが、コミュ力の話の方は、「専門性のない人間はコミュ力で勝負するしかないし、さもなくば単純作業しかできない人間になる」というネガティブな結論で締めくくられているという、対照的な部分があります。
これを見る限り、記事自体の結論は厳しく書いても優しく書いてもどちらでも読者の方々の反応的には同程度なのではと思っています。
3.固有名詞を用いたニッチな話の需要は高い
「働き方系」の記事を書き続けているうちに、自分自身で「あまり抽象的な話をし続けるのもなんだか説教臭くて嫌気がするな」と思い至り、それならもっと具体的な事例について書いてみようと思って書いた記事が、先日書いた日本M&Aセンターの記事とGoogleの記事です。
日本M&Aセンターの記事はタイムリーな話題だったこともあり、2月に書いた記事の中では最も多くのビュー数を集め、全体でもnote公式に紹介された記事に次ぐビュー数を現時点で集めています。
Googleの記事は昨日書いたところですが、1日で20スキ超と、初速としてはこちらも自己ベストに近い伸びを見せてくれています。
ただ一方で、固有名詞の会社名を出せばよいのかと言われればそういうわけでもなく、例えば1月に書いた記事ですがバーガーキングの記事とCoCo壱番屋の記事などはビュー数もスキ数も伸び悩んでいる記事になります。
飲食ネタが悪いというわけではなく、単純に分析的な考察が出来ておらず、単なる雑感に終始してしまっているのが難点なのだろうと認識しています。
ビジネスネタに限らず、長野原草津口の駅が不便だと感じたので調べてみたという話や、ニッチな画素数のディスプレイが便利だという話など、自分なりの分析的な考察を交えていたためにそれなりのスキを頂けているのだろうと思います。
正直どちらもニッチすぎる分野ですし、時間がない中で何とか書けそうなネタをと焦りながら書いた記憶がある記事です。
しかし、だからこそnote記事用にあつらえた小理屈ではなく、自分の実生活にリンクした、本音の部分で考えていることをそのまま書くことができて、結果として共感も得られたのだろうと考えています。
いずれにせよ、固有名詞を出した分析的な話はもう少し積極的に書いていければと考えています。抽象的な話は話の整合性をキープしながら書くだけでも一苦労ですし、結局何が言いたいのか行方不明になってしまうことも多いので、じっくり考えて書きたいものです。
4.なんだかんだで温泉は人気
最後に、2月も結構頼ってしまった一番の手抜きシリーズ、温泉紹介記事に触れたいと思います。
どうしても時間がない日に頼る裏ワザ的な、写真中心でテキスト少な目の息抜き記事ですが、私自身の趣味で気持ちがこもった記事になっているからなのか、はたまた読者の皆さんもまた温泉が好きだからなのか、なかなかどうして好評です。
味を占めて温泉ばかり書いていてはあっという間にネタが尽きてしまいますので、やはりここぞといった時だけにすることにして、毎日の記事がせめて温泉には負けないパフォーマンスを残せるよう、頑張って書いていきたいものです。
本日は以上です。
コメントやSNSシェア、フォロー、「スキ」機能で応援いただけますと励みになりますので、是非お願いします。
Twitterも是非フォローお願いします!→@sai_to_3
それではまた次回。
2022.2.24 さいとうさん
よろしければサポートお願いします!より良い記事を執筆するために有効活用させていただきます。