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がまを
2024年1月8日 12:42
コンビニに入った。イヤリングをジーンズのポケットに突っ込んだまま家を出てきてしまったのでつけようと思い、イートインスペースで鞄を置いた。ひとりの男性が、今買ってきたと思われるスナック菓子の袋から、しょうゆ味のあられ的なものをひとつ、またひとつ、つまんでいた。この、仮に男Aは、年齢は60代だろうか、例えるなら、どこに行くにもトレパンに煙草、みたいな、私の住む田舎あるあるのおじちゃんである。
2023年3月5日 11:37
昨夜、変な夢を見ました。3羽のセキセイインコが鳥籠の外に並んでいます。いちばん手前で私の近くにいるのが、最もスタンダードな柄の、セキセイインコといえば思い浮かぶような緑色が基調の個体で、とても若い。その後ろが青い個体で中年くらいでしょうか。そして奥にいるのは白地に青混じりの、お爺さんかお婆さんか、とにかく年をとっていて躰も前屈みに傾いています。子どもの頃にずっとセキセイインコを飼っていたからな
2022年9月24日 11:39
台所で肉を焼いていました。フライパンでジュージュー肉を焼いていると、母が出先から帰ってきました。手が離せずにフライパンを向いたままの私の背後から、母はそのフライパンをのぞき込んで小さく「わ~」と声をあげました。その様子がまるで、小学生がお腹を空かせて帰ってきて、台所のお母さんのお料理を幸せそうに眺めている時の様だったのです。ほんの一瞬でしたが、そんな、まるで幼い仕草を母がしたので、私は