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悠冴紀/小説家・詩人
2021年6月15日 10:13
作:悠冴紀君は不死鳥になった私の中で 永遠に消えない君がお別れを言いに来たときあの場に私がいなかったのはこのためかもしれないと 今は思う君の命に翼が生えて空高く飛び立つのを見た気がする君を愛した者たちの涙をあわせ空が水の翼を編み上げた君は不死鳥濁りを知らない柔らかな翼で今もどこかを舞っている君はそうなるに相応しい存在だった私のような人間さえ許し 受け入れ
2021年6月3日 12:48
作:悠冴紀何人の人間が知っているだろう自由とは完全なる孤立誰にも何も求められなくなったあとの真の孤独を意味すると何人の人間が知っているだろう自由とは責任ある選択の連続誰の導きも 何の保障もない日々手探りの道なき道を意味すると自由を求めて闘うとき人は輝き 高められる自由を得て尚 生き続けるとき人は戸惑い 途方に暮れる得難いものを得た喜びに満たされ今後の期待に胸を