見出し画像

好きになって、よかった

好きになって、よかったーーーーーーーーーー!!!!!!


タイトルと同じ言葉を、もう一度書いてみるスタイル。

何を?というと、

BTS。


言わずと知れた、韓国の超人気アーティストである。

(待って!!今日はオタク話じゃないから、最後まで読んで・・・)


以前から存在やその名前は知ってはいたものの、そんなに調べたりすることもなく、特段興味を示していなかったグループ。

なのだけど、昨年末の「FNS歌謡祭」でのパフォーマンスをたまたま見て・・・
うん、気になっちゃいました。「あれ、なんかかっこよくない??」と。

持ち前のオタク精神・好奇心が発揮され、気になってからは早かった。もともとBTSの熱狂的ファンの友人がいたのでその子にすぐさま連絡を取り、「ねえ、気になってしまったんだけど!」と言うと、彼女は詳しいプロフィールや彼らのアプリ・SNSを教えてくれた。

いやー、パフォーマンスがめちゃくちゃかっこいいな。

そう思いながら、毎晩YouTubeで彼らのパフォーマンス動画を漁る日々。私は、誰か「推し」みたいなものを作らなくてもパフォーマンスさえ見れればいいタイプだから、大した情報がなくとも、文脈や言葉がわからなくても、ダンスや歌に魅了された。

BTSに注目しだして思ったことは、「好きになったことで、私の世界が広がったな」ということだった。

BTSは韓国のアーティストだけれど、その人気っぷりはすごくって、活動の場は世界中にある。世界中でライブをして、ファンを熱狂させている。MV再生回数が数億回、なんてのは当たり前。

今年の年越しでは、NYのタイムズスクエアのど真ん中!で行われたカウントダウンイベントに出演してパフォーマンスをしていたし、昨日行われたグラミー賞授賞式では、ノミネートされてはいなかったもののパフォーマーとして招待され、世界のトップアーティストの前で堂々ステージを繰り広げていた。

NYでのカウントダウンイベントはAbemaTVで生中継をしていたのをみて、グラミー賞授賞式はWOWOWの生中継を観た。

まさかこんな日が来るとは、という感じ。

「NYのカウントダウンはヤバイらしい」くらいことは知っていたけれど、そこでこんなステージが行われているのなんて知らなかったし、それを生中継で見ようなんて、思ったこともなかった。

グラミー賞だって、毎年ネットニュースで誰々が獲ったらしいよ〜くらいのことを知ってその人の曲を聴いてみたりとかはしていたけれど、その授賞式の日程をわざわざ調べて日本で見る方法を探して録画したり、そんなことしたこともなかった。


日本では、私がエンタメ好きだというのもあるし、たまたま東京に住んでいて色んなライブや舞台を観る機会が多いけれど、海外のものを目にする機会って、意識的に探さないとなかなか訪れない。

実際NYでのパフォーマンスやグラミー賞授賞式とかを観ていると、やっぱり日本にはない魅力があって(日本にしかない魅力がもちろんあるのは前提として)、あぁこんな演出面白いな、とか、こういうハコの使い方があるんだ、とか、お客さんのノリ方が違うなとか、面白い発見がたくさんある。

Youtubeでアメリカの番組に出演しているBTSの映像を見ても、「アメリカの音楽番組ではこういう風に曲フリするんだ」とか、そういう新鮮さもあって、面白い。

新しいものを見て刺激を受けるのは、体にも心にも栄養が行き渡るようで、なんだか気持ちがいい。

そうやって視野を広げてもらえたのはBTSが世界的に活躍するアーティストだからだし、そのアーティストを好きになったから。そう思うと、「好き」は世界を広げるなぁ、と思う。知らない場所へ、連れて行ってくれる。

世界を広げよう!視野を広げましょう!と言われてもピンとこないけれど、「好き」からだったら、こんなに簡単に世界は広がる。もっともっと、色んなものを好きになりたい。好きでいたい。好きなものを、見つけたい。好きなものは、多ければ多いほど楽しい。好きなものをたくさん見つけられるくらいの心の余裕は、絶対持っていたい。ミーハー万歳!!


・・・・こんな風に考えていると、ジャニーズのグループがデビューするときに「さみしい」とかゆーてた自分を叱りたい。いやいや、手の届かないくらい遠いところまで、行ってもらおうじゃないか。ビッグになって、見たことない景色を、見させてくれ〜。

Sae

いただいたサポートは、私のテーマでもある「マイノリティ」について考える・発信するために必要な書籍購入費に使います。必ず社会に還元します。