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今こそはじめる適度な運動【言葉の捉え方を変えてみる】

適度の運動は、健康を生み、育て、長もちさせる

〜ソクラテス〜

単に運動ではなく【適度の運動】でいい

世の中には、健康に繋がる運動グッズが溢れています。

多くの方が健康に対する意識を持っているということが伺えます。

健康は間違いなく、あなたの人生をより良いものに変えてくれます。

健康づくりの上で重要なのが運動です。

皆さんは運動についてどれくらい意識しているでしょうか。

運動は大事だとわかっていても、なかなか行動に移せませんよね。

運動は健康、メンタル、美容、脳の働きなど、様々なものに良い影響があるということは聞いたことがあると思います。

世界の名だたる成功者や偉業を成し遂げた人の裏側には、運動の習慣があったという話もよく耳にしますよね。

とは言え、
時間や労力、費用、現状の体力などを考えると、なかなか行動に移せないものです…

しかし、なかなか行動に移せなかった人でも、ちょっとした工夫で今の現状を変えることができます。

ちょっとした工夫とは、運動という言葉に対する捉え方を変えることです。

大半の人は何かを行うとき、無意識に『完璧にしなきゃいけない』という思考が働きます。

この思考が、新たなチャレンジへのハードルを上げてしまい、新たな一歩を踏み出せなくしている理由の一つなんです。

運動を意識しているけどなかなか踏み出せない、行動に移せな人も、多くの場合この思考が関係しています。

そこでポイントとなるのが【運動】ではなく【適度の運動】として捉える、言葉の認識を変えることです。

運動は生活の様々な場面に良い影響をもたらし、運動の習慣があるかないかは、より良い人生を送れるかどうかに大きく関わります。

今回は意識から行動に変える【適度の運動】についてご紹介します。

ご興味を持っていただけた方、今年こそは運動したいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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記事を書く原動力になります。よろしくお願いします。


運動の習慣が与える影響

運動の習慣が与える、私たちへの影響は計り知れません。

運動の影響は体だけのものではなく、精神面や人間関係、思考、仕事の生産性など様々なものに影響を及ぼすからです。

単に『身体を鍛えるだけでしょ』と思うかもしれませんが、外見だけではなく、身体の組織、思考や感情等の内部まで変化します。

はじめに運動の影響について簡単にご紹介いたします。

生産性向上

運動の習慣があると生産性が向上します。

運動する人はは通常より高いエネルギーレベルや集中力を維持できるからです。

生産性と聞くと仕事だけのように思えますが、生産性という言葉は仕事だけのものではありません。

運動をする習慣があると体力を維持することができるため、エネルギッシュに物事に取り組めたり、効率的に目の前のことをこなせたり、思考が働いたりなどに繋がります。

なかなか体が動かない
いつもできていることがぎこちなくなってしまう
頭が働かない
疲れてしまってイライラする
気が散ってしまう

体力が続かずにこのような経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

運動で体力をつけることにより、これらのことを予防することができます。

ストレスの軽減

運動はストレスにも大きく影響します。

体力面からストレスの耐性ができることに加えて、運動によりストレス耐性に繋がるエンドルフィンというホルモンの分泌が促されるためです。

運動習慣のない人でも、エンドルフィンは特定の状況で分泌されますが、運動習慣のある人と比較すると分泌量と頻度が異なります。

運動を継続的に行うことで、エンドルフィンがより頻繁に放出され、その量も増加します。

運動を積極的に取り入れることで、エンドルフィンの効果をより強く感じやすくなり、ストレスの軽減に繋がるんです。

意思決定のサポート

運動は意思決定にも影響します。

運動は脳に酸素と栄養を供給し、新しい神経細胞の生成を促進します。

これにより、認知機能が向上しアイディアの生成や問題解決能力が強化されると考えられているからです。

加えて、先ほどご紹介したエンドルフィンなどのホルモン分泌も関係しています。

ストレス耐性に繋がるホルモン分泌が促されると、ストレスによる感情的な判断を防ぎ、落ち着いた状態で冷静な意思決定ができるようにサポートしてくれます。

人間関係の質向上

運動の習慣があると人間関係にも影響します。

運動習慣があることで、ストレスを定期的に解消することが出来るため、精神的にも安定した状態を維持しやすくなり、良好な人間関係を築きやすくなります。

また、エンドルフィンの分泌促進により余裕のある状態を維持することができます。

これにより、様々なことに幸福を感じられるようになるため、ゆとりを持って人と関わることができてトラブルに発展しにくくなります。

長期的なキャリアの維持

運動習慣があるかないかではキャリアにも大きく影響します。

健康な生活習慣は病気や体調不良のリスクを低減させ、結果として長期的なキャリアの維持に繋がるためです。

長期的なキャリアの維持は、収入面や働く上でのストレスから考えても、負担を大きく減らすことができるため、人生に大きく影響してきます。

他にも健康寿命の延伸にもつながり、老後のサポートを受ける資金などの不安軽減にもつながります。

肌や見た目の変化(若々しさ)

運動を習慣化することで精神的にアクティブになるだけでなく、血行が促進され、肌や見た目も若々しく保つことができます。

運動することで血流が促進され、細胞の新陳代謝が進むからです。また、運動することで様々な筋肉を使うことにより、姿勢の保持などにもつながります。

逆に運動をしていないと、血流が悪くなり、汗をかきにくい体質になってしまい、代謝を促すことができなくなってしまいます。

運動をしている人とそうでない人とでは、明らかに見た目が変わり雰囲気も変わってくるんです。

運動に対する勘違いを無くすこと(認識)

運動が大事であり、人生に大きく影響をきたすものという理解があっても、なかなか行動に移せない…

そのような背景には、運動に対する勘違いをしている可能性があります。

運動と聞くと、時間や労力が必要であり、運動経験がなければなかなか取り組めないと、自分の中でハードルを上げてしまいがちです。

大切なことは小さな努力をコツコツと積み上げていくことであり、継続です。

そのためには、適度な運動を心がけることが大切です。

この【運動に取り組む】という言葉から【適度な運動に取り組む】という捉え方を変えることで、継続して運動に取り組めるようになります。

無理せず小さな一歩から

はじめから一度に大きく始める必要はありません。

短時間から自分のペースで取り組める、身近なことから始めればいいんです。

運動と聞くと、ジムに通い2時間や3時間かけて運動する、毎日1時間のランニングをするなど、時間と労力が必要なものだと考えてしまいがちです。

もちろんこの方法も間違っているわけではありませんが、初めて取り組むにしてはハードルが高すぎます。

初めは、1日15分程度家の周りを散歩する、入浴後にストレッチを5分間するなどの小さな一歩から始めることが大切です。

取り組みが習慣化されたら、徐々に負荷を増やしていくなど、段階的に運動を生活に取り入れることを意識してみましょう。

辛い苦しいではなく楽しさを重視

運動と聞くと辛くて体がきついものというイメージを持ってしまいがちですが、運動は苦痛ではなく楽しい活動と捉えることが重要です。

自分の趣味や興味を基にした運動を見つけ、それを通じて楽しみながら身体を動かすことから始めることもできます。

楽しいしラクだから、運動にならないということはありません。

何よりもまずは、体を動かすということから始めることが大切です。

柔軟なスケジュールを作る

運動に対するスケジュールをを柔軟に設定し、無理なく続けることができるようにすることを意識してみましょう。

運動と聞くときっちりとスケジューリングをして、頻度も高く設定し、スケジュール通りにできなければ意味がないと考えてしまいがちです。

初めから、きっちりとしたスケジュールをして、その通りに実行しようとすると、運動をするという意識ではなく、スケジュールを守らなければならないという意識が強くなってしまいます。

はじめのモチベーションが高いうちは継続できるのですが、時間を追うごとに、このことが精神的なストレスに変わり、継続できなくなってしまいます。

短時間でも効果的な運動は可能であり、スケジュール通りに行えなかったり、頻度が高くなければ運動にならないということではありません。

理想的なスケジュールがあるのは確かですが、まずはのことにとらわれるのではなく、柔軟なスケジュールで運動を習慣化することに意識を向けましょう。

慣れてきたらスケジューリングを見直すなど、柔軟な捉え方が大切です。

自分に合った運動でいい

運動と聞けばランニングやジム通いなどイメージすると思いますが、それだけが運動ではありません。

運動は身体を活動させることで、健康を維持し体力を向上させる活動のことです。

自分に合った運動を探して取り組むことが大切です。

自分に合った運動を見つけることで、モチベーションが向上したり、取り組みやすく、習慣化しやすかったりと様々なメリットがあります。

運動と聞くとスポーツがすぐに思い浮かびますが、スポーツは身体を動かす競技性がプラスされたものであり、運動には日常生活の動作も含まれます。

エレベーターを使っているのを階段に変えたり、一駅歩いてみたりすることも運動の一つです。

あくまでも体を動かすことが運動と捉えて、自分に合った形を探してみましょう。

この考えを持つことで、普段の生活の中で自分にあった運動を見つけることができます。

他人との比較はしなくてもいい

運動をするとなると他の人と自分を比較してしまいがちですが、その必要はありません。

特にスポーツになると上手い下手が気になってしまい、せっかくのきっかけを棒に振るってしまうことがあります。

また、運動を促すスポーツ系の YouTube や筋力トレーニングの動画などを見て、自分には無理だと実行しないうちから諦めてしまうこともあります。

推奨された運動に取り組むことは効果的ですが、あくまで自分が取り組めるものを、他人と比較せずに自分のペースで実行することが大切です。

運動に慣れてきたら、他人と自分を比較して自分にストレスをかけるなどの手段もありですが、はじめのうちは、自分のペースを大切にして、あくまで継続をすることを意識しましょう。

日常生活の中に取り入れられる運動5選

運動は普段の生活の中でも行うことができます。

普段行っている動作にちょっとした工夫をプラスすることで、普段使っていない筋肉を使ったり活動量をあげることができます。

運動効果が期待できる日常生活の動作についてご紹介いたします。

①座る時間を短くする

歩いたり立つ時間を増やすことで活動量を上げることにつながります。

私たちは普段の生活で、座ることが多くなっています。

意識的に座る時間を短くすることで、足の筋肉を使うことにもつながります。

立ち上がるだけでなく、歩いたりなど、意識的に足を動かす機会を増やすことだけでも運動効果が期待できるんです。

一度、1日のうち座る時間がどの程度あるのかを調べてみて、その時間を減らしていくなどの方法を試してみると良いでしょう。

②なるべく『歩く』を意識する

少しわかりにくい表現ですが、歩く際に『歩く』を意識することで、より効果的なウォーキングにつながります。

私たちは普段何気なく歩いていますが、何気なく歩くのと『歩く』のを意識して歩くのとでは、意識的に身体の使い方が変わってくるからです。

姿勢や足の動きに注意を払うことで、腰痛の軽減や筋力の向上、心臓の健康促進が期待できます。

気分のリフレッシュやストレス軽減も期待できます。

③ストレッチを日常に取り入れる

日常の中で簡単なストレッチを取り入れることで、筋肉のコンディションを保ち、姿勢も改善できます。

日常の中で自然と伸びをすることがありますが、それは大半が身体の一部(上半身)であり、身体全体を意識的にストレッチすることはあまりありません。

伸びやストレッチを習慣化すると、柔軟性が向上し、筋肉や関節の可動域が広がります。

そのため、日常の動作がより楽になり、姿勢の改善が期待できるんです。

④背すじを伸ばし足を上げて歩く

背すじを伸ばし足を上げて歩くことは、姿勢を改善し、腰や背中の筋肉を強化するのに役立ちます。

身体の使い方は人それぞれにクセがあり、意識しなければ筋力の使い方に偏りが生まれ、使われない筋肉はどんどん弱ってしまいます。

特に背筋(はいきん)は意識しなければあまり使うことがなく弱りやすい筋肉です。

背すじを伸ばして足を上げて歩くことだけでも、背筋(はいきん)と大殿筋、股関節を刺激することができます。

これらにより、バランス感覚を向上させ、全身の筋力を均等に鍛える効果があります。

⑤家事を活用

家事は意外にも運動になります。

掃除や庭仕事など、家庭の中で動くことを積極的に取り入れましょう。

家事を速めのペースで行ったり、なるべく大きく身体を動かすようにしたりすることで心拍数を上げることができます。

座ったり、かがんだりなどの様々な動作の中で、自分が今どの筋肉を使っているかを意識すると、筋肉を刺激しやすくなります。

忙しいスケジュールの中で効率的な運動ができるだけでなく、掃除等であれば気分も良くなり、精神的な効果も期待できます。

まとめ

運動は人生において様々な良い影響をもたらすものです。

大切なこととは分かっていても、なかなか行動に移すことが難しいと感じている方も多いんです。

その背景には運動という言葉の捉え方が関係しています。

単に運動ではなく【適度な運動】という捉え方に変えましょう。

そうすることで、自分に無理のない範囲で運動することが出来て、継続に繋がります。

逆に継続できないものは、疲れを増進してしまうだけになり結果的に身体を一時的にいじめるだけの逆効果になります。

継続出来なかったことで失敗体験としてインプットされてしまい、更に運動から遠ざかってしまいます。

また、周りの人と同じように運動をしようとしたり、競技性のあるスポーツなどではなく、自分にあった適度な運動を継続することが大切です。

あくまでも自分のできる範囲で自分にあった運動をコツコツと継続することです。

継続が力となり、自信に変わり、自分の意識も身体も変わる好循環を生んでくれます。

小さな一歩から始めて、運動をする習慣を身につけて、未来の自分を大事にしましょう。

運動することであなたの今と未来は大きく変わります。

ここまで、長文にお付き合いいただきありがとうございました。

この記事を読んでくださった、一人でも多くの方の何かになれたら幸いです。

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sabukurocha(サブクロチャー)

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ご覧いただき、ありがとうございました。

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