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2020年1月の記事一覧

飽和状態から抜け出よう

飽和状態から抜け出よう

近年の楽器演奏における日本の若者の技術力の高さには目を見張るものがある。YouTubeなどで様々な一流のミュージシャンの演奏が無料で観られたり、演奏技術解説などの動画を見ることができるのは大きいだろう。
ただ、こと写真の分野では、さほど目立って秀でた若者がいるようには思えない。
カメラの進化によって、楽器の世界とは逆に誰にでも簡単に写真が撮れるようになって、技術力云々というより、発想力、着眼点等の

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客観という幻想

客観という幻想

この世のあらゆるものは主観から成り立っている。
私の見る世界もあなたの見る世界も主観である。
私たちは客観という立場を自己から離れ外部に
便宜上設定しているに過ぎないのだ。
では、その設定された客観の実態とは何か?
客観、それは「言葉」である。
共通認識としての言葉を「客観的なもの」として
かりそめに設定しているのである。
言葉(客観)とは、もともと存在しない仮想現実、
バーチャルリアリティなので

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そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった

ふと気がつくと、自分ひとりが置き去りになっている感。
自分はここで、いったい何をしているのだろうと思う。
それまで普通に存在すると思っていたピースが、
たった一つ抜けるだけで、自分の周りの全体像が
ガラガラと崩れ去ってしまう。
この世は、人と人が支えあい微妙なバランスの基に
辛うじて存在していたのだと後になって気づくのだ。

自己解放への旅

自己解放への旅

写真を撮る行為は、自らの幻想を破壊すること、
自らの欺瞞を見抜き、正直になることである。
自ら作り出した抑圧から自らを解放することである。
写真とは、本来の自分の素を発見するための旅である。

備忘録

備忘録

欠落がないと表現者になれない。
欠落がないと写真にならない。
観るものが欠落した部分を埋めようとすることで表現が成立する。
写り過ぎていると情報として処理され消費されて終わり。
隙間(欠落)にこそ何かが入り込む。

写真が問いかける

写真が問いかける

写真に何が写っているにせよ、写真を通して自分自身の生き様が問われている。
写真がつまらないのは、自身の生き様がつまらないのである。
最近、写真がイマイチという時は、カメラを変えるより生き様を見直した方が良い。

SNSについて

SNSについて

現在、SNSはFacebookとTwitterとInstagramと、このnoteと4種をメインにしているが、それぞれに特色があり意味あいも異なっている。
Facebookは、何枚でもまとめて写真を投稿できるので、群れで見せたい自分の写真の出し方としては、一番向いている。
それと、ZINEの連絡所として皆とやり取りをするために使っているので、まぁメインと言えるだろう。
Twitterは、写真の投稿

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2020年になりました。

2020年になりました。

あけましておめでとうございます。
振り返ってみると、noteに初投稿したのは2018/05/06 15:06でした。
意外にも1年7か月も続けているんですね。
当初は画像オンリーでしたが、自分のHPのブログ的な位置づけで使うようになってからは、稚拙ながら文章も書くようになりました。
かれこれ42年ほど写真を撮り続けていますが、その中で体感したことや考えを独善的かつ勝手気ままに書きつづっておりまして

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