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地獄とは他人である ーエヴァ完結に寄せてー
哲学者のサルトルは「地獄とは他人である」といいました。
僕もそう思います。
地獄も天国も「他人との関係」の中において生まれるものではないでしょうか。
エヴァンゲリオンは、他人との関係による「地獄」を描いた作品だと思います。
エヴァンゲリオンの登場人物はほぼ中学校・ネルフ・ゼーレ・新劇場版ではヴンダーのどれかに属しています。
メインキャラはせいぜい10~20人くらいのものでしょう。
それなのに、
いつかバトンを渡したい
たまに、血のつながりについて考えます。
自分は両親・兄ともに血はつながっているけれど。
父ゆずりのガンコさに母ゆずりの楽天主義。兄とは声がソックリで、おばあちゃんに電話してもどっちか言うまでわかってもらえないくらい。不思議なことに字も似てる。
じゃあなんで血のつながりについて考えるのかというと、僕の血は僕で終わってしまうから。
人は遺伝子の乗り物にすぎず、僕のようなゲイが生まれそこで血が途
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」を読んだ
タイトルが長いよ。書店で表紙が目に入り、思わずジャケ買いならぬタイトル買いしちゃいました。ズルいです。
結婚生活に、そして仕事に疲れ、人生の進むべき道をを見失ってしまった書店員のささやかな?、だけど勇気に溢れた冒険譚。
(※ささやかというのは、ゲイは出会いが少なく出会い系サイトを使うのがスタンダードだったこともあり、僕の中で出会い系サイトで人と会うことへのハードルが殊更低いというだけで、本当
シミュレーション定説
朝が来た。いつもと変わらない朝。いや、いつもと変わらないようにプログラムされているだけなのかもしれないけど。
「わたし、もう学校行かないから。」
リビングへ行き、いつも通り朝食の用意をしている母にひきこもり宣言をしてみた。
「海外の偉い学者さんが、この世界はシミュレーションだって発見したらしいの。わたしの将来もなにもかもプログラムによってきめられているんだって。昨日ネットニュースで読んだ。」
寝