片手で「3」はどう出すか? - 4歳児がパキスタン人の友達と遊んだ時の困惑 【子育て×異文化】
Let's take pictures!
写真ごっこが始まりました。
息子がパキスタン人の友達の家に遊びに行き、
見慣れないカメラのおもちゃに釘付けでした。
4歳の息子がカメラマン役で、3歳の女の子がモデルです。
息子は自分が写真に映るときに、ピースサインではなくて、自分の年齢を指で指すものと信じ込んでいるため、モデルにも自分の年齢を示せと強要します。(3歳なので、指で3を出せとかなりの強引さ。。笑)
そもそもピースサインも出すつもりもなかった3歳のモデルは、渋々自分の年齢である3を指で出しました。
(無謀にも手書きに挑戦。。)
息子は「何をしているんだ?」という顔をして、
丁寧に、モデルに正しい「3」の出し方を指導します。
(一回手書きを挑戦するも、早くも断念。。)
どうやら、3歳のモデルは人生で初めてこの「3」を経験したようでした。
薬指と子指が思う通りに動かず、
反対の手を使って一生懸命この形を作ろうとします。
私は笑いを堪えるのに必死でした。
すると、「3」について以前にカナダ人とイギリス人の
同僚との話を思い出しました。
レストランに行ったときにアイスティーを3つ注文した時のことです。
Ryosuke:“Who wants ice tea?”
Canadian:“(3)”
Ryosuke:“What? Your ‘three’ is like this?”
カナダ人はこんな感じでした。
(手では描こうともしていない。。笑)
彼は「3」は昔からこれが正しいと主張します。
私が正しい「3」の手本を示すと、
「何をしているんだ?」という不思議な顔を見せました。
この顔が上記の息子の顔と重なりました。
最後に
非言語コミュニケーションは文化によって違いがあって面白いです。
息子の困惑した顔も、モデルが難しそうに自分の指を見つめる姿も、撮影後に指が痛そうだった姿も愛くるしい瞬間でした。
noteのネタを毎日探していなければ、絶対に取り上げなかった事象だと密かに嬉しくなって、髙岸1人幼稚園を楽しんだ日となりました。
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