我が家のレゴランドに起きた奇跡 - 4歳児から1歳妹への誕生日プレゼント
何のことかと思いました。
なんと4歳児のボスが、レゴランドのレゴを二つ壊して良いというのです。
1歳の誕生日を迎えた妹が歩行をマスターしたため、
今までよりも高い視界を楽しみ、ボスの最高傑作を触ろうとします。
手を伸ばす妹に、いつもボスは怒っていました。
そのボスが、妹の誕生日だから2つ壊して良いというのです。
兄から妹への誕生日プレゼントは
ボスのレゴを2つ壊していい権利
私も絶対に壊すことを許されなかった数々の傑作たち。
なんだか心をわし掴みにされました。
こう言って、1歳の妹がレゴを壊すのを見届けました。
嫁と私で全力で褒めてあげました。
振り返ってみると、ボスは色んな思いと戦ってきたはずです。
ちょうど一年前、赤ちゃん返りでチーズ蒸しパンしか食べられない日が三週間ぐらい続き、体重が落ちてしまったことがありました。
自分の家族にもう一人赤ちゃんが増えることで、自分が大切にされないのではないかと心配していたのかもしれません。
妹が生まれた後も、一生懸命に自分をアピールして、周りが自分のことを変わらず見てくれるかを確認してきました。
今でも、毎朝私が下の子を抱っこする時は、自分も抱っこしてくれとお願いして確認しています。
そんなボスが大きく成長した瞬間だったように思います。
こうして一度壊されたレゴは見事な進化を遂げました。
再建 - Rebuild
既製のものを一度壊し、既存の素材を使って、別のものも組み合わせることで新しいものが生まれる。
今の時代に必要な大切なメッセージも教えられたようです。
最後に
妹が生まれても自分は大切にされる。
こう確認ができて、実感ができて、自信を持てるのには時間がかかりそうです。
今でも主張の強いボスは「自分を見て」のアピールの毎日です。
それでも兄が妹を思う優しさは、とても深いというのを垣間見れた瞬間でした。
彼らが成長した後で、必ず本人たちに語り継ごうと心に決めた日となりました。
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