自炊・掃除・洗濯はお手の物...99歳のスーパーおじいちゃん　泳いだら日本記録を連発

何も言葉は要りません。とにかく映像を見てください。奈良県桜井市に住む、スーパーおじいちゃんです。

水泳大会に出れば、日本新記録を連発するなんて、凄いですよね。このようなニュースを見ると、元気をもらえるし、自分も頑張ろうっていう気になります。

じゃあ、本当に頑張ってますか？

と、突っ込まれると困ってしまいませんか？

見ただけで満足しています。

世の中には元気がもらえる映像やニュースがたくさんあります。見るたびに、自分も元気になった気になります。それでは精神的なことだけで、肉体は何も変わっていません。

綺麗な人を見たら「目の保養になった」と言う人があります。それと同じかもしれません。確かにそれだけでも見た甲斐はあったと思います。でもせっかくだったら、見たからには、その次を行動できればもっと良いと思います。

頑張っている高齢者を見たからこそ、自分も頑張る行動をする。

見ただけで満足していたら、そのうち忘れて終わりです。見たからには、その人から影響を受ける生き方ができれば最高だと思いませんか？

例えば今回の水泳するスーパーおじいちゃんを見たら、自分も水泳を始めて見るのも良いと思います。別に水泳にこだわることなく、何でも良いので一生懸命になれるものに取り組んでみることです。

他人から影響を受けることは、決して恥ずかしいことではない。

人の生き様を見て、影響を受けることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ推奨すべきです。それなのにいつ頃からか、人の真似をすることが恥ずかしいとか、情けないという考えを受けてしまっています。これは私もよく分からないのですが、私自身もそう考えていた頃があります。

「日本人は人の真似をする」とよく聞いた時期があります。それを「パクリ」という言葉で悪いものにされています。真似が良くないという意味を、取り間違えてしまったからではないでしょうか。

音楽の場合は、パクリ＝盗作として、訴えられる事案もあります。ブランド品のコピー品は著作権違反として社会問題になったこともありますよね。

生き様を真似ても法律違反にはならない。

生き様に関しては、著作権も法律も関係ありません。スポーツだって同じです。ボールの投げ方、蹴り方、難しいことがたくさんありますが、先輩が後輩へ教えてレベルアップしていくものです。

今回のスーパーおじいちゃんを見て、何かを学んだとしたら、そこから何がパクれるか、自分にできることを考え実行しても良いと思います。いや、するべきだと考えます。死ぬまでスキルアップできる人生は素晴らしい生き方だと私は考えます。

人の生き様を真似ることを「リスペクト」と呼びます。