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「老後破産」してしまう40代の勘違い行為3つ

「老後破産」とは、衝撃的な言葉ですよね。この言葉にどの程度の人が反応するのでしょう? 実は私が一番不安材料にしていないジャンルです。だからといって、私にたんまりお金があるわけではありません。でも多くの人は、とても気にされていますよね。

1、住宅ローンの返済で退職金をあてにしている
2、老後に必要な資金を試算していない
3、生活コストを下げられない

とても当り前のことが書いてあります。その通りですよね。しかし、これまでの人生を振り返って、予定通りに来たことがどれだけあるでしょうか? 私はまったくありません。予期せぬ出来事の連続です。あなたはいかがですか?

老後のシミュレーションを始めるところから
老後破産を防ぐには、今の生活だけでなく老後の生活まで見据えてお金の使い方を考えることが大切です。老後、理想の生活を送るために必要な金額はいくらなのか、年金や退職金はいくらもらえるのか、いくらくらい足りなさそうなのか、一度時間を取って考えてみてはいかがでしょうか。

結局、お金のことが書いてあります。そう、破産するかもしれないという恐れを考えることが、お金のことを考えることなのです。そんな当り前のことですが、真剣に考えようとしても、よくわからないことが多いと思います。

サラリーマンのように毎月決まった給料をもらっている人ですら、定年退職後、継続するかしないかによって、収入は大きく変わることになります。それを40代から考えておくようにという記事です。とても難しい問題です。

孫がいると、進学などに祖父母が金銭的援助をすることはよく聞く話です。どんな学校に行くのかによって、あるいは下宿するかどうかによって、金額が桁違いに変わるはずです。予期していても、予想以上のお金がかかることもあるでしょう。

要するに、老夫婦が生活するだけでは済まない、別なお金がかかるということになります。自分たちのことだけを考えたシュミレーションでは無理があるということです。また、片方が残った場合、一人に負担がのしかかってきます。

私の周りにも、伴侶を失って一人暮らしの高齢者はとても多いです。庭付きの大きな家に住んでいると、庭の手入れは年齢的に自分ではできなくなり、家は老朽化してきて修理の連続だそうです。

客観的に見て、一人で暮らすのに適した家でないことは誰が見ても明らかです。2階へはしばらく上がってないと言われます。そんな家、さっさと売り払って、マンションへ引っ越せば楽な暮らしができるのに、それができる人はとても少ないようです。

冒頭で私が不安材料としていない理由はここにあります。子供なし、孫なし、配偶者なし、家なし、財産なし、と、無しづくしです。いろいろ持っているから苦しむ事になるんです。

特に家の問題は大きいです。持ち家の場合、ローンの返済計画が必要です。返済終わりが、79歳という話は、ザラにあります。しかし私のように、賃貸ですと、生きている限りずっと家賃を支払わなければなりません。どちらが正解かではなく、どちらを選択するか、というだけのことなんです。

私の近くでは、持ち家でありながら、老人ホームへ入居する人もあります。「家いらんやん!」って思います。持っている方が今の時代大変で、老朽化した家は、すぐには売れないそうです。毎年固定資産税を払い続けて、誰も住んでいない家は、庭の木々や塀の問題、侵入者の問題、周りへの環境の問題、いろいろ社会問題になっていますよね。

私はいま60歳です。私の個人的な考えを言いますと、老後はどれだけ捨てることができるかがカギだと思います。捨てると言っても、いろんなものがあります。家を捨て、家族も捨てて一人になれば、スッキリします。そのあたりは、明日もう少し詳しく書きます。




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