「老後破産」してしまう40代の勘違い行為3つ
「老後破産」とは、衝撃的な言葉ですよね。この言葉にどの程度の人が反応するのでしょう? 実は私が一番不安材料にしていないジャンルです。だからといって、私にたんまりお金があるわけではありません。でも多くの人は、とても気にされていますよね。
とても当り前のことが書いてあります。その通りですよね。しかし、これまでの人生を振り返って、予定通りに来たことがどれだけあるでしょうか? 私はまったくありません。予期せぬ出来事の連続です。あなたはいかがですか?
結局、お金のことが書いてあります。そう、破産するかもしれないという恐れを考えることが、お金のことを考えることなのです。そんな当り前のことですが、真剣に考えようとしても、よくわからないことが多いと思います。
サラリーマンのように毎月決まった給料をもらっている人ですら、定年退職後、継続するかしないかによって、収入は大きく変わることになります。それを40代から考えておくようにという記事です。とても難しい問題です。
孫がいると、進学などに祖父母が金銭的援助をすることはよく聞く話です。どんな学校に行くのかによって、あるいは下宿するかどうかによって、金額が桁違いに変わるはずです。予期していても、予想以上のお金がかかることもあるでしょう。
要するに、老夫婦が生活するだけでは済まない、別なお金がかかるということになります。自分たちのことだけを考えたシュミレーションでは無理があるということです。また、片方が残った場合、一人に負担がのしかかってきます。
私の周りにも、伴侶を失って一人暮らしの高齢者はとても多いです。庭付きの大きな家に住んでいると、庭の手入れは年齢的に自分ではできなくなり、家は老朽化してきて修理の連続だそうです。
客観的に見て、一人で暮らすのに適した家でないことは誰が見ても明らかです。2階へはしばらく上がってないと言われます。そんな家、さっさと売り払って、マンションへ引っ越せば楽な暮らしができるのに、それができる人はとても少ないようです。
冒頭で私が不安材料としていない理由はここにあります。子供なし、孫なし、配偶者なし、家なし、財産なし、と、無しづくしです。いろいろ持っているから苦しむ事になるんです。
特に家の問題は大きいです。持ち家の場合、ローンの返済計画が必要です。返済終わりが、79歳という話は、ザラにあります。しかし私のように、賃貸ですと、生きている限りずっと家賃を支払わなければなりません。どちらが正解かではなく、どちらを選択するか、というだけのことなんです。
私の近くでは、持ち家でありながら、老人ホームへ入居する人もあります。「家いらんやん!」って思います。持っている方が今の時代大変で、老朽化した家は、すぐには売れないそうです。毎年固定資産税を払い続けて、誰も住んでいない家は、庭の木々や塀の問題、侵入者の問題、周りへの環境の問題、いろいろ社会問題になっていますよね。
私はいま60歳です。私の個人的な考えを言いますと、老後はどれだけ捨てることができるかがカギだと思います。捨てると言っても、いろんなものがあります。家を捨て、家族も捨てて一人になれば、スッキリします。そのあたりは、明日もう少し詳しく書きます。
サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。