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阪神淡路大震災で被災した時、沈んだ心を癒してくれたのは音楽でした。

ここ一番、頑張ろうと思った時、背中を押してくれたのも音楽でした。

この曲を聴けば、「当時の思い出が蘇る」ということもあるでしょう。

音楽を聴かないなんて、人生の半分以上を損してますよ!


私は音楽が好きなので、好奇心の一つとして聴き続けてきました。ラジオやテレビで流れてきた曲を調べて聴くこともあります。昔の曲でも、まだまだ知らない曲がたくさんあり、ビビッと私のアンテナに引っ掛かる曲に出会えることが、とても楽しいです。


音楽には、麻薬の要素があるという記事を見つけました。

アメリカの音楽生理学者ブラッドは、音楽は大脳辺縁系に大きな影響を及ぼし、美しい音楽は、幸福感に関わる脳の中枢、いわゆる報酬系を活性化すると報告した。

報酬系は食事やセックス、あるいは麻薬の使用により活性化する領域で、同時に扁桃核の活動が減少し、不安は軽減する。

脳から分泌されるオピオイドは、鎮静作用と抑うつ効果を持つ。さらにドーパミン分泌を促進し、幸福感をもたらす。音楽は間違いなく脳を動かし、食事やセックスや経済的報酬や他者からの承認や薬と同等に、時にはそれ以上に、心を癒し、人間に幸福感を与えるものであると証明されたということだ。

「音楽=麻薬」


この感覚の分からない人、きっといることでしょう。そんな風に聴いたことがないという人、あるいは気付いていなかっただけ、という人もあるでしょう。

「報酬系」には人それぞれの好みがあることでしょう。食べることに執着する人もいれば、しない人もいます。音楽もまた同じだと思います。興味の度合いの違いです。

音楽を聴くことは脳にとって良いことは間違いないです。だったら聴くべきです。どんな音楽だっていいんです。正解はありません。世の中に流行っている曲を知っておかなければならないという規定もありません。好きな音楽を見つけてほしいと思います。

脳の闇/中野信子


好きな音楽が必ず見つかります


私が昔喋っていたラジオ番組のキャッチフレーズは「好きな音楽を見つける楽しさ」でした。世の中に埋もれた名曲がたくさんあります。たった一曲で人生が変わることもあります。音楽の聴き方も決まったものはありません。自分の好きなように楽しめばいいだけです。

と言っても、興味のない者に興味を持てと言われても無理ですよね。分かっています。でも、反論させてください。

これまでまったく音楽を聴かずに生きてきた人なんていません。

好きになった曲が必ずあるはずです。

思い出とリンクする曲が必ずあるはずです。


きっかけなんて、たった一曲でいいんです。その曲をきっかけに、他の曲も聴いてみましょう。きっとあなたの心に、ビビッと引っ掛かる曲が見つかるはずです。

今はサブスクで簡単に聴くことができます。まずは無料体験から入ってみましょう。

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私のおススメ曲で、音楽の脳内麻薬と言えば、絶対この曲。Fishmansの『ナイトクルージング』。アルバム「空中キャンプ」は全曲、浮遊感溢れていますよ。脳内麻薬をお楽しみください。

空中キャンプ/フィッシュマンズ


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