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睡眠が大事だということは誰でも分かっていても、それを学問として学び、教える人も世の中にはいます。

タイトルだけ見ると納得できそうなのですが、中身を読むと疑問に思うことがチラホラ出てきます。

■夜間頻尿が引き起こす健康リスク
・慢性的な睡眠不足になる
・死亡率アップ
・転倒リスクの増大

夜間頻尿になると、なぜ死亡リスクが高くなるのか、その理由はあまり詳しく書かれていません。転倒リスクに関しては、頻尿とは関係なく、トイレまでの動線や明るさなど、家の問題だと思われます。

「夜間頻尿がある人はない人に比べ5年後の生存率が約2倍違う」らしいですが、その理由が書いてないです。


症状に対して本気で改善したい方、悩みが深刻な方は「夜間頻尿診療ガイドライン」を参考にしてみましょう。そこには日本排尿機能学会が公式で発表している改善方法が提示されています。

夜間頻尿診療ガイドライン」を開いてみました。183ページにも及び、専門医師が患者に対して診察するためのガイドラインです。素人が読んで、いや、読む前に挫折することでしょう。参考に読むにはかなり無理があると思われます。

トイレに行ってもすぐ眠れる人と眠れない人の差


私は前から疑問に思っていることがあります。夜間頻尿で夜中に2回以上起きても、ベッドに戻ってすぐ眠れる人はどうなのだろう?眠れない人はかなり苦しいと言いますが、スッと眠れる人なら問題ないのでしょうか? そもそも頻尿になっている体そのものに死亡リスクが高まっているのだと思われますが、そういった事はここには言及されていません。そのうち調べておきます。

「上級睡眠健康指導士」という職業


この記事を「上級睡眠健康指導士」という職の人が書かれています。そんな肩書の職業があるの?と驚きました。上級があるということは、他に級があるのでしょうか? 調べてみたら、ありました。

日本睡眠教育機構が主催している睡眠の資格です。初級睡眠健康指導士と、上級睡眠健康指導士の2種類があります。

他にも「睡眠検定」というのがあり、入門編、3級、2級、1級と階層ごとに難易度が高くなります。これは睡眠知識を高めるための検定のようです。仕事として指導するには、先に紹介した「睡眠健康指導士」の資格が必要みたいです。

これは民間資格です。絶対その資格がないと睡眠に関する指導ができないわけではありません。あくまでも肩書のためですね。費用もいろいろ必要みたいです。興味ある人はお読みください。

記事を上級睡眠健康指導士が書かれているのなら、もう少し突っ込んで説明が欲しいところでした。世の中には怖がらそうとして、何かを売ったり勧誘することがとても多いです。よく吟味して自分に合っているかどうか判断しましょう。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。