見出し画像

病院へ行くと、なんらかの薬を処方されることが多いです。手ぶらで帰ることはほとんどないと思います。医師には医師のマニュアルがありますから、それに沿って処方されます。薬を出した方が、病院は儲かりますしね。

薬を断る勇気がありますか?


最近では、歳が行くと血圧が高くなるのは当たり前だから、上が140あっても気にすることはないという説もあります。でも病院へ行くと、130越えたら薬が処方されるようです。断ることは可能でしょうか?

私の整体院に来られる人で、病院での降圧剤を断っている人がいます。84歳女性で、毎朝キチンと家で血圧を測り、ノートに付けてられます。病院へ行く時は必ずそのノートを持って行くそうです。いつも上が130~140付近だそうです。それでも薬はイヤだと断っています。ノートは、「毎日きちんと計って自分のことを知っているから」というアピールです。

血圧を下げる薬は、高血圧を治す薬ではない


「血圧を下げる薬は、飲み始めると一生飲み続けなければならない」と言われます。降圧剤は、高い血圧を下げる作用があるだけで、高血圧を治す薬ではありません。降圧剤を服用すれば血圧は下がりますが、服用をやめると、元の高い血圧に戻ります。「降圧剤で高血圧が治った」と思うのは間違いで、生活習慣を変えないまま生活しているから、いつまで経っても薬をやめられないのです。「一生やめられない」のは、薬のせいではなく本人の問題です。薬を服用し始めたら、運動や食事を見直して生活改善をしましょう。

医師と患者は信頼関係が必要


時々、薬を持って帰っても飲まない人がいます。それは絶対ダメです。先生は処方した薬を飲んだ状態で次どうなったかを診られます。ウソついて飲んだと答える人はもっとダメです。飲まないのなら、最初から要らないと断りましょう。ただし、そのあと先生との関係がどうなるかは、ご自身で責任を負ってくださいね。

要らないなら要らない、飲まなかったら飲まなかった。正直に言うのが一番です。頑固であろうが不愛想であろうが構いません。ウソはダメです。

私はマラソンし始めてから、整形外科へ二度行きました。二回とも「湿布薬」が処方されそうになりましたが、断りました。私は使いませんので、必要ないのです。「要りません」と言うと、先生は不機嫌な顔になります。それでも私は断りました。

薬はタダではありません。処方箋が出ると、受付で余計な時間がかかります。さらに近くの薬局へ行くと時間がかかる上に、お金もかかります。買って帰るわけですから、買ったら使わないと損でしょ? でも反対に使うことがないなら、買う必要はありません。とても単純な話です。

ハッキリ言うことが信頼につながる?


整形外科では最初はレントゲンを撮ることが多いです。それでハッキリしない場合は「CT撮りましょう」と言われることがあります。私は断りました。それにはちゃんとした理由があります。

走る距離が伸びたことにより、足の甲に痛みが出た時でした。レントゲンで骨折でないとわかれば、CTで撮影したところが、何も分からないと思ったから断りました。

病院へそもそも行かなかったこともあります。下り階段で滑って背中から強打した時です。息が止まり、しばらく呼吸困難になり、「肋骨にヒビが入った」と思いました。すぐに氷を買いに行き、自宅へ帰る3時間ほど、背中から冷やし続けました。その後「さらし」を買って帰り、自分で巻いて圧迫したのです。3日間、寝返りもできないほどの痛みで、仕事も休みました。さらしは一週間外すことなく、しっかり肋骨を圧迫していたので、自分で治すことができました。

これらの話をすると「知識があるからできるんですよ~」と言われます。しかしこの場合は、知識と言うより、先輩の経験談「肋骨のヒビ程度は病院へ行っても何も処置されない」を覚えていただけでした。病院に対する不信感は多少ありますけどね。私は自分で何とか出来るものなら何とかします。今は調べれば分かることも多いですから。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。