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健康になりたいのであれば、ストレッチをお勧めします!

私は、ランニングと卓球と水泳をしている整体師です。スポーツをする整体師だからこそ、スポーツする人の気持ちが分かります。施術しながら、筋肉の使い方のクセを見抜き、バランスの特徴や先々故障するであろう箇所を読み取ります。

整体とは予防学です。


痛みが出てから来るのではなく、痛みが出ないために訪れてほしい場所が整体院です。ところがその意味がうまく伝わっていなくて、痛めてから来る人が多いです。触るとなぜそうなったか、だいたいわかることがあります。整形外科では何も処置されない症状を、何とかすることも多いです。

自分の身体のことですから、本当はご自身で危険を察知していただきたいと願っています。そのために必要なのが「筋肉との会話」です。

スポーツしているということは、筋肉をたくさん動かしています。ランニングであれば、左右対称の動きをするスポーツです。それなのに、右足だけに痛みや違和感が出るのは、左右差に何か問題があると考えます。痛みを発症する前にご自身で気付くために必要なのが「ストレッチ」です。

ストレッチは、筋肉と会話することです


ストレッチとは準備運動ではありません。またポーズではなく、先生と同じ形を作るものでもありません。人それぞれ体の硬さは違います。筋肉の付き方も量も違います。人と同じようにすることは不可能です。

日々ストレッチをしながらご自身の筋肉の状態がどうなっているのか想像していただきたいです。そのために知識は一切必要ありません。筋肉の名前を覚える必要もありません。必要なのは、感じることです。

今どこが伸びているのか、感じることが大切です。


だからポーズではないと言っています。同じ形を目指すのではなく、自分の身体のどの部分がどのように伸びているのか、変化しているのか、感じることが大事なのです。

ストレッチを習慣化して行けば、おのずとそれが分かっていきます。分かることが増えていきます。細かい所まで意識できるようになっていきます。筋肉の表面だけでなく、中の方まで意識できれば最高です。

ストレッチを習慣化すると、健康意識がさらに高まる


ストレッチは運動の前と後、どちらも行ってほしいです。また運動しない人であっても、朝起きた時と、寝る前は必ず行うよう心がけましょう。習慣化するまでが大変なことは重々承知しております。本人の意志ひとつと言ってしまえば簡単ですが、習慣化できた時には、人生が驚くほど変わる可能性があります。健康意識が高まり、どんどん健康志向になっていくはずです。

健康になりたいのであれば、なにはさておきまずストレッチをお勧めします。具体的な方法は、私の著書にたくさん掲載しています。ランナー向けに書いた本ですが、運動しない人にも役立つストレッチのやり方や体ケア方法がいっぱい載っています。お時間ある時にチェックしてくださいね。

増補改訂版 がんばらないで楽に長く走る: 痛み、故障しらずの“脱力ラン”/鮎川 良 (著)

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