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72歳でも「認知症グレーゾーン」からUターンできる

認知症には誰もなりたくありません。認知症になりかけたグレーゾーンの人でも、進行を引き戻すことができるとしたら、素晴らしいと思いませんか?

認知症の進行は「ドキドキ」「ときめき」で止められる


最近の出来事で、「ドキドキ」したことや「ときめき」を感じたことってありますか? 中年期を過ぎるとなかなか経験しないですよね。

「認知症を専門とするお医者さんや、世間一般でも、認知症というと“知(知性)”の衰えばかり言いたがるけど、“感情”の部分だって侵されるんです」
「おっしゃるとおりです。知能は検査機器で測れますが、感情を測る方法がないので、医者もそこにふれたがらないのです」

そう、感情です!

この文章を読んで私は改めて理解できたことがあります。病院での検査はすべて数値化されます。血圧、血糖値、骨密度、何を計っても、すべて数字で出てきます。その数字を見て医師は病気の発見をしたり治療に役立てます。

しかし、感情を測る装置は存在しません。認知症という病名が付いたとしても、一人ひとりの症状は違うわけです。感情豊かに生きることができれば、数値は多少悪くてもその人にとっては問題ない可能性もあるかもしれませんよね。

認知症は、感情ひとつでどうにでもなるって話です。

「ワクワク」「ドキドキ」してますか?


「ワクワク」「ドキドキ」するような出来事は勝手にやってきません。自ら何かに挑戦して初めて、こんな気持ちになれるのではないでしょうか?

ドキドキする心臓病ではなく、ワクワクするドキドキですよ!


若い時にやりたかったことで、できなかったことの一つや二つあるはずです。何歳からでも可能です。今からでもやってみましょう!それが、認知症予防になると知れば、なおさらやるべきです。ドキドキは、どんな薬にも負けない力を持っています。

だからこそ私は、認知症予防および認知症グレーゾーンから回復するためのキーワードの一つとして、感情を呼び覚ます「わくわくに満ちた生活」という提案を、患者さんに推奨しているのです。


韓流ドラマにハマっている人は、若々しい。


2004年『冬のソナタ』が放送されると、主婦層を中心に韓国ドラマが流行しました。「ヨン様ブーム」ですね。興味のない人はまったく見向きもしなかったことでしょう。何が良いのか尋ねてみると「乙女心に火が付いた」という答えが多かったです。そう、「ドキドキ」です。ヨン様好きだという女性は、皆さん若々しくて、目が輝いていました。

あの感情です!

乙女心が輝けば、きっと認知症なんてならないんじゃないかと思います。

じゃあ、男性はどうする? K-POPでもJ-POPにも、見ているだけで楽しくなるアイドルがいるじゃないですか! みんな気持ちだけでも若々しくありたいよね! 音楽は瞬間的に心を奪われますよ! ズッキュ~ン!

TWICE「Hare Hare」


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