宮本龍我(M.Ryoga)

前田デザイン室47期 / マエボン3『対談"前田高志×田中泰延"』…

宮本龍我(M.Ryoga)

前田デザイン室47期 / マエボン3『対談"前田高志×田中泰延"』取材・ライター担当 /「撓やかでゆるやかに生きる」が目標 / 学生時代選挙CM出演 / 綺麗な女性と料理が苦手 / 珈琲と銭湯がスキ

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大人の事情は、こどもに関係ない。子育てをする、自分にもルールを。

ぼくはよく、我が子に対して、こう口にする。「自分で決めたルールくらい守れよ」とか「ルール守れよ」と。で、お前はどうなんだ?って自問自答した話。丁度2,502文字、キリよくまとまった。 先日、ぼくは約10年勤めた会社を退職した。端的に言うと、一度ゼロになってみたい、そう思ったからだ。今まで積み上げてきたものを何もかも捨ててみたい、そのとき何が残るのかそれを確かめたい。いわゆるアラフォーの、いい歳こいたおじさんが、そんな動機で退職した。 * そういえば、大学1年の夏休み明け

    • 遅すぎたけど、間に合った。

      仕事ばかりしていた親父だった。けれど、全試合に足を運んでくれた記憶が残っている。 小・中学校時代、ぼくを含めた3兄弟は皆、サッカーをしていた。所属チームは、全国において強豪ではなかったけれど、都内有数のチームではあったから、年間試合数はそれなりに多かった。加えて、毎週のようにあった練習試合は、所属中学や近隣中学だけでなく、23区外・都外でも行われた。試合は基本的に土・日だから、親父は、全ての休みを3兄弟のサッカーに充てたことになる。 当時のぼくは、思春期だったこともあり、

      • 「地元の友達」の範囲は、どこからどこまで?

        いままで何気なくつかっていたある言葉に、ふと疑問が湧いた。特に珍しい言葉ではない。老若男女、誰しも一度はつかったことがあると思う。少なからず、耳にしたことはあるはず。 それが、「地元」という言葉。  雨模様のある日のこと。ある絵を見かけた。もう何百回、いや何千回も見た。嘘ではない。数えたことはないけど決して言い過ぎではない。だって、地元にあるんだから。ちなみに、ROKUさんという方が書いたらしい。絵の右下にそう書いてある。 なぜ「地元」という言葉に疑問が湧いたかに話を展

        • 15年落ちのプリンターを引っ張り出したけど、使えなくてサポートに電話してみた結果

          気温36℃。今日もクソ暑い。 その通りだと思う。 間違いない。 わろた。 さて。ここからが本題です。 いままでのはなんだったんだ、という質問の受付はただいま終了しました。 15年ほど前に使っていたプリンターを、クローゼットの奥から引っ張り出しました。理由はシンプルでして、使いたかったから。プリントアウトしたいものがあるときに、都度コンビニに行くのが面倒になってきたから。 近くとはいえ、わざわざ数枚のプリントのためにコンビニに行くなんて、合理的じゃない。とか言

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        大人の事情は、こどもに関係ない。子育てをする、自分にもルールを。

          「ママチャリ」と「パパチャリ」と|明日かそれ以降に本気出す。

          最高気温38℃。猛暑のある日、知人A(以下、A)とファミレスで食事をした。ぼくは、その席にたまたま同席していた知人の後輩M(以下、M)の発したひとことが、頭から離れなかった。 「ママチャリはあるのに、パパチャリってないですね?」 独身のMが何気なく放ったひとことに、Aは反応した。「ああ、たしかにないね。っていうか、そもそもママチャリってなに?」Aは、質問を返した。 『そもそもママチャリってなに?』ぼくには、この答えが出てこなかった。 Mはハンバーガーを頬張りながら、「

          「ママチャリ」と「パパチャリ」と|明日かそれ以降に本気出す。

          余命宣告と、それぞれの「終活」

          先日、自己都合で退職して現在無職。そして絶賛終活中。「ん?」と思ったそこのあなた!きっと、視力1.5です。つまり、その眼鏡は伊達ですか?  絶賛終活中。就活中と書こうとして、間違ったのではありません。誤字でも3時でもありません。 本題です。 父が、主治医から「余命1年」と宣告されました。前立腺癌が体に悪さをしているからです。翌週の診察では半年かもっと短いかもしれないと言われ、さらに、1ヶ月も経たぬうちに、明日死んでもおかしくないレベルだと。 「おい医者!ふざけんな!展

          余命宣告と、それぞれの「終活」

          自転車「ピッカピカァ〜〜〜♪」とアンカリングの話

          六太(以下、ムッタ)は、日々人(以下、ヒビト)の自転車をピカピカにした。ムッタは当然、磨き上げられた自転車を見た瞬間にヒビトが気がつくだろうと思っていた。(いや、正確には、気づいて欲しいと思っていた)。 ムッタが想像した通り、ヒビトは自転車がピカピカになっていることに気がついた。「ピッカピカァ〜〜〜♪」と上機嫌なヒビト。でも、ムッタはそれを知らない。これは、宇宙兄弟13巻に出てくるひと場面だ。 ぼくは、この場面がスキだ。 2人の兄弟の絶妙なバランスというか、お互いに思っ

          自転車「ピッカピカァ〜〜〜♪」とアンカリングの話

          非デザイナーの疑問|なぜ「余白」は”白”なのか

          いつものように、内側靭帯を痛めて45度にも曲がらない膝を酷使して、街中をフラフラしていた。 「酷使」と書いたが、ちかごろ思うのは、ひどくつかわれた時だけでなく、ひどくつかわれなかった場合も酷使だということ。 10年ぶりにサッカーをしてみて分かった。ひどくつかわれなかった靭帯は、もはや劣化したゴムのように脆い。なんでも適度につかっておくのが、いい。たぶん、maybe、perhaps。 冒頭2行を書き、早くも話が逸れた。ロベルト・カルロスのフリーキックほどに逸れて戻ってくれ

          非デザイナーの疑問|なぜ「余白」は”白”なのか

          「情報ノート」 まだあるのかな?

          以前、よく海外に行っていた。なんの目的もなく、最初に訪れる国だけを決めてあとは適当にふらふら。最初に訪れる国は、たいていタイだった。そこからタイの島に行ったり、インドやネパールに行ったりしていた。 いわゆるバックパッカーをしていた。学生の貧乏旅だったから、泊まる宿は安宿。1泊100円とか。一度だけ、ギリシャでユースホステルも使った。100円で泊まれる宿なんてあるの? とか思うかもしれないけど、ある。むしろもっと安いところがいっぱいあった。 食事もラーメン1杯15円とか30

          「情報ノート」 まだあるのかな?

          長丁場の...初デート❤️

          こんなことを言うとどうかとも思うが、数ヶ月に渡り結婚してくれとお願いされて結婚した。結婚する気はなかったのだが、数ヶ月の押しに負けてしまった。逃げきれなかった。 振り返れば、浅はかだった。どうやら、結婚は思った以上に大事な決断なようだ。その後の人生に多大な影響を与える。 ぼくはよく、「お前は浅はかだ。」と言われるが、紛れもない事実だ。返す言葉が見当たらない。 それにしても、結婚相手は自由である。迫られた結婚を経て数年が経過。今度は離婚を迫られた。しかも、ぼくの宝物まで奪

          長丁場の...初デート❤️

          ぼくは、何もできない

          はっきり言おう。ぼくは何もできない。自分に向かって言ってるにしても、いい気はしないので、少しだけ訂正しておく。いわゆる、器用貧乏なのだ(と、よく言われる)。 経験上、器用貧乏は使いづらい。突出した何かの武器やスキルを持っている方が使いやすい。 かつて、こんなことがあった。 中学生時代サッカー部に所属していたぼくは、自己評価とのギャップはあるものの、なぜか〇〇選抜とかに入っていた。〇〇選抜にテストに来た各校の選手は、ぼくから見れば明らかに上手い。なのにだ。参加するテストで

          ぼくは、何もできない

          「たられば」で考えてみた仕事のこと

          もしも「会社」がなかったら、ぼくは何をするのだろう? そんなことを思いました。 会社というものが、【ある目指すものがあり、その目的のために、社員とともに進みましょう。】という組織だったとして、社員になるということは、その一員になるわけですよね。 もし、前述のことを会社の定義とするならば、ぼくは一社員でありながら、全くもってその目的のために寄与しようとも考えていないクソ社員です。 仮にぼくが経営者なら、そんな人材はお断り。最低限の仕事だけこなして歯車の一つにはなっているけ

          「たられば」で考えてみた仕事のこと

          あぁ、そういうことか

          昨年の8月頃だったかな。10年ぶりにサッカーをした。中学時代の友人に誘われたからだ。 毎月のように誘われ、毎月のように「行けたら行くわ」と言っては行かず。繰り返すこと約1年。あまりのしつこさに根負けして、行った。 友人が誘ってきたのは、とある社会人チームの試合。寄せ集めのチームだが、サッカーが好きな大人たちが参加していた。 試合が始まった。約10年ぶりだったが、フィールドに立つと気持ちがアツくなる。当然ながら、体はついていかない。 試合は進む。勝つのが難しい状況だった

          あぁ、そういうことか

          SNSとは何なのか

          いまさらながら、SNSとは何なのか? SNSは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service )の略。そういうことが知りたいわけではない。 なぜ、ぼくも含めて多くの人がSNSを利用しているのか、そんな疑問を抱いたわけだ。このnoteもSNSに該当するわけだが、ツラツラと自分の考えや想い、愚痴を発信している。 いったい、コレはなんなんだ。画面の向こうにはコレを読んでいる誰かがいるはずで、さすがに文字の読める人間であって欲しいが、も

          SNSとは何なのか

          明晰夢は本当か?|ぼくは夢をコントロールしてたヒト

          最近はしなくなったけど、ぼくは小学生の頃、夢をコントロールして遊んでいた。明晰夢なんて本当にあるの? と思う人もいるだろうけど、ある。 明晰夢(めいせきむ、英語: Lucid dreaming)とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。 引用元:Wikipedia 夢をコントロールするといってもいろんなパターンがある。場所だったり、することだったり。例えば

          明晰夢は本当か?|ぼくは夢をコントロールしてたヒト

          思うこと

          携帯を15年以上使っていて思う。携帯は好きじゃない。言い換えると、嫌いだ。とくになにが嫌いかというと、いつもつながっている状態が嫌いだ。 具体的に言えば、「どこにいるの?」「いまなにしてる?」などの連絡が嫌いだ。それが彼女とか女性からの連絡だと最悪だ。『う!うざい。うるさい。』いわゆる3Uだ。 学生の頃は、「どこにいるの?」「いまなにしてる?」が嫌すぎて、携帯を持たなかった。「連絡が取れない。待ち合わせの時に困る」とかいろいろ言われたけど、嫌いなものは嫌いなのだから、仕方