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ぼくは、何もできない

はっきり言おう。ぼくは何もできない。自分に向かって言ってるにしても、いい気はしないので、少しだけ訂正しておく。いわゆる、器用貧乏なのだ(と、よく言われる)。

経験上、器用貧乏は使いづらい。突出した何かの武器やスキルを持っている方が使いやすい。

かつて、こんなことがあった。

中学生時代サッカー部に所属していたぼくは、自己評価とのギャップはあるものの、なぜか〇〇選抜とかに入っていた。〇〇選抜にテストに来た各校の選手は、ぼくから見れば明らかに上手い。なのにだ。参加するテストでは落ちない。

そんなぼくは、先輩達の試合にも出ていた。が、先輩達の部活生活最後となる大会直前に登録メンバーから外された。理由は明確で、大会直前に入部したH君はメチャクチャ足が速かったから。結局、そのH君が登録メンバー入りして、ぼくは先輩達の最後の大会には参加できなかった。

監督は、上手くても下手でも頑張りを評価したり結果よりもプロセスを評価したりするタイプの人だった。だから、入部したばかりの部員を大会の登録メンバーに入れるなんて、私以外の部員も驚いたと思う。ただ、先輩達の最後の大会だったこともあり、チームをひとつでも多く勝たせてあげたかったという気持ちが湧いたのだろう。(自分への慰めも込めてこう解釈)

そういえば、小学生から始めたサッカーでは、いろいろなポジションやったなあ。キーパー、センターフォワード、センターハーフ、ボランチ、トップ下、サイドハーフ、サイドバック、あれ...センターバック以外ほぼ全部じゃん。(今や使われることのない名称が並んでいる。。。)

少し話が逸れたけど、つまり突出した何かをもってるってのは使いやすいって話。アレもコレもなんとなくできるけど、ん〜......みたいな人がいると思うんだけど、たぶん、おそらく、それがぼく。メイビー。パーハップス。プロバブリー。

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