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東京を拠点にバンドをしていますが、noteでは音楽に限らず好きなことを好きなだけ記します。読書/野球(NPB /MLB)/旅/神社/アニメ/音楽/機材...好きなものはいくつあってもいい。

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    ex.)夏目漱石・芥川龍之介・三島由紀夫・太宰治・川端康成・谷崎潤一郎・山本周五郎 カフカ・ゲーテ・バルザック・トルストイ・ディケンズ・トウェイン・フローベール・スティーブンソン・E.A.ポー・ドストエフスキイ・ルイスキャロル・ブロンテ姉妹・セルバンテス

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12年後の「けいおん!」

アニメ「けいおん!」が始まったのは大体12年ぐらい前になるらしい。 当時「けいおん!」は大爆発した。 「女の子がやる部活もの」アニメはその後たくさん乱立し、今でもそれは続いている。 「けいおん!」はその後、日常系アニメのほとんどに影響を与えたのではないだろうか。 当時、リアルタイムでけいおん!一期を見た。 世間は大ブーム。その後2期がすぐに始まったが、それは見なかった。 当時暮らしていた地元では(田舎なので)アニメ開始時期には若干ズレがあった。前情報で流れてきた、軽音部5

    • 四畳半タイムマシン・ブルースを読んだよ

      相変わらず美しい中村佑介氏によるジャケ。 森見氏とアジカン氏は実に羨ましい。 『四畳半タイムマシンブルース』は、森見登美彦(もりみ とみひこ)によって書かれた作品で、森見の有名な作品である『四畳半神話大系』と対をなす存在です。 はっきり言って、『四畳半神話大系』の第5章。 スピンオフ版であり、『四畳半神話大系』を読んでいないと楽しさは半減するかも。 あらすじ 物語はある暑い夏の日、主人公「私」の住む四畳半のアパートでエアコンのリモコンが壊れてしまう。友人の「田村くん」

      • 夏目漱石の『草枕』は読むじゃなくて観る

        夏目漱石の「草枕」を読んだ。 この小説は「読むんじゃなくて観ろ、感じろ」って漱石が実際に言っていた(らしい) 「草枕」(くさまくら)は、1906年(明治39年)に発表された小説で、その独特な文体や哲学的なテーマから、海外からも高く評価されている。 とても詩的で、リズミカルで、いちいち難しい言葉が並びます。 海外の天才ピアニスト「グレン・グールド」さんが愛した一冊でもあるらしい。 こうなってくると実に英語版も読んでみたいのに、英語ができないのがもどかしい。 このイントロ

        • お久しぶりです

          約2年ぐらい更新が止まっているのにも関わらず、各記事にいいねたくさんいただきありがとうございます。 地道にフォロワーさんも増え続け、ありがたいことに過去に書いた記事が評価されることは嬉しいです。 そろそろ文筆の方もちょっとづつですが更新して行きたいと思います。 相変わらず好きなことをつらつらと、インプットしたものを雑多にジャンルに関わらず記すだけですが、マネタイズ目的でもなんでもないので自由にやっていきます。 そういった中で評価してもらったり共感してもらったりするのは本当に

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          野球ってええなあ

          野球コラム#1 唐突に野球のことを書きます。 小学校の頃はジャイアンツファンでした。 僕の出身である宮城県は当時ジャイアンツ戦しか中継なかったので、自然と巨人ファンになる人は少なくないと思います。 2002年の巨人は最強メンバーと今でも思いますし、2000年のミスター長嶋さんの胴上げもテレビで見て興奮したし、上原浩治は今でもヒーローです。 堀内政権になり、スタメンが全員4番打者勢揃いになってからは次第に試合を追うことも少なくなりました。 ちょうどその頃、我が宮城県では楽

          野球ってええなあ

          【読書】たのしいエッセイが読みたい!!「村上朝日堂」

          村上春樹① 小説家「村上春樹」のエッセイ「エッセイ」は面白いですよ。 特に作家さんのエッセイは、小説の作風とは全く違かったりして、書き手がほんとに悠々と書いているのがわかる。 (対して音楽家、ミュージシャンのエッセイは嫌い。面白いのあったら教えてください) 村上春樹さんは、国内外で絶大な人気を誇る小説家であるが、その作風からして好き嫌いがわかれる代表的な作家であることも、一度読んだ人ならわかるのではないだろうか。 海外の翻訳小説のような感覚で、独特な世界観なのでおそらく

          【読書】たのしいエッセイが読みたい!!「村上朝日堂」

          【読書】世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの読み方【村上春樹】

          村上春樹 長編小説 あらすじ 高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。 ✂︎----------------------------------------------

          【読書】世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの読み方【村上春樹】

          【読書】泣きそうになる瞬間は「かがみの弧城」ー辻村深月

          ✂︎ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「時間を忘れる読書」をしたのはいつぶりだろう。 純粋に、本の世界に向かって、本の登場人物に会いに、そして結末を見届けるために貪るようにページをめくった。 「読書」ってこうだった! 小難しい本をクリアするための読書ばかりが読書とは言わない。 久々に物語を楽しんだ時間だった。 「本屋大賞受賞作」でもこの「かがみの孤城」は一味違う。 いやはや「辻村深月」さんはマジで天才だから。 読書仲間からこう言われてやっと手にしたこの「かがみの

          【読書】泣きそうになる瞬間は「かがみの弧城」ー辻村深月

          【月報】2022年9月の活動まとめ

          この記事は自身のバンド活動についてです。 バンド×noteは相性があんまり良くないんですが【月報】報告をやってみたかったのでチャレンジしてみました。 新MOVIE公開!!!!! 結構前の曲なんですが今バンドは転換期に入っているので、形に残す意味でもこの曲にしました。 そしてバンドマンからもなぜか評判がよく、今はバンドでもあんまりやらない曲なのでぜひ珍しがって観てみてくださいね。 今月のニュース一生ツアー回ってるんですが、前半戦のポスターをLINE予約でゲットできるようで

          【月報】2022年9月の活動まとめ

          【連載】今日は日本文学を読もう-芥川龍之介編②-子供から大人まで読むべき最初の短編『蜘蛛の糸・杜子春』

          あらすじ 雑誌「赤い鳥」等に発表された、芥川の〈年少文学〉。 芥川文学の入門編としても最適の一冊! 地獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ一条の救いの糸。ところが自分だけが助かりたいというエゴイズムのために、またもや地獄に落ちる「蜘蛛の糸」。 大金持ちになることに愛想がつき、平凡な人間として自然のなかで生きる幸福をみつけた「杜子春」。 魔法使いが神の裁きを受ける神秘的な「アグニの神」。 少年少女のために書かれた、健康で明るく、人間性豊かな作品集。 ✂---------

          【連載】今日は日本文学を読もう-芥川龍之介編②-子供から大人まで読むべき最初の短編『蜘蛛の糸・杜子春』

          バンドマンよ、もうネカフェで寝るな

          バンドマンお役立ち情報コラム #01 2021年末から長期のツアーに出ている。 たくさんの土地にできるだけ行こう!の趣旨で日本中を回ろうとしてる。 ここではバンドでのこのツアーの意義とか意味を述べるつもりはない。 最近思うのである。 もうツアバンはネットカフェへ泊まるな💦 ということで、一昔前ならツアー経費を節約するためにバンに寝泊まり(車中泊)やコインシャワーは当たり前だった。 1分間でどこまで身体を洗えるか、先輩たちから学んだりしたものだ。 だが、ノンノンノンであ

          バンドマンよ、もうネカフェで寝るな

          Thanks,Dave Grohl(再掲)

          #音楽 #コラム *この記事は2021年に書いたものですが、マガジン移行する際に誤って消してしまったため、再掲します。 「ありがとう、デイヴ・グロール」なんて縁起でもないタイトルだが、実際この人の力強い歌声に何回も救われた。 「大人になったらストラト欲しくなるよ」という言葉とともに僕の中で湧き上がってきたFoo Fighters愛。 この人こそが光である。 デイヴ・グロールはめちゃくちゃ「良い人」で有名で、奇人・変人・世捨て人が沢山いるロックミュージシャンの中でも誰もが口

          Thanks,Dave Grohl(再掲)

          私の師と詩

          #エッセイ #ライブ #音楽 僕が師と出会ったのはヴォーカリストとしてどうしようもなくくたくたで、光を見出せず、ある時は喉を消費して、ある時は外野の声に反発して、とある箱の店長に噛み付いたときだった。 「好みの声じゃないなら聞かなければいい」 いっそのこと誰かステージ中央に立ってくれ。 誰も自分の声なんか求めちゃいない。 そんな中、たまたま対バン相手である他の生徒のライブを見にきていたのは後々の師。 「ほんじゃ俺のところで預かろう」 そんなことは確か言っていなかった

          私の師と詩

          【海外文学名作100】絶対読むな!!悪の教典クラシック「悪徳の栄え」マルキ・ド・サド

          海外文学名作100 #1 1.世界文学いいよ世界文学(海外文学)ってとってもいいですよ。 時代・世代・文化を超えて当時のスタンダードを体験できたり、めっちゃどうでもいい事をこれでもかと掘り下げまくっていたり、そのお国柄や当時の時代背景によってカメレオンのように景色が変わります。 中でも、もっとも面白いと感じるのは「翻訳者」によってその本の「奥深さ」が左右されやすいということ。 言語は日々進化しているので当然、最近のものになればなるほど訳は読みやすいですしライトに意識して

          【海外文学名作100】絶対読むな!!悪の教典クラシック「悪徳の栄え」マルキ・ド・サド

          今日は日本文学を読もう-芥川龍之介編-

          今日は日本文学を読もう#4 芥川龍之介!!!日本文学を語る上では絶対に外せない、明治から大正時代を華々しく龍のように駆け上り、そして散っていった大文豪である。 スタイリッシュな肖像画からも感じえる潔癖な感じが文章からもグイグイ伝わる。 そのストイックさは構成段階からも緻密なんだろうな、と思わせる圧倒的な「切れ味」をもった小説家である。 彼の得意とするところ。それは「短編小説」であり、そのテーマの多彩さ、晩年はリアリスティックで嘲笑的な「自伝的小説」であった。 今回も新

          今日は日本文学を読もう-芥川龍之介編-

          音楽って辞めるものじゃない

          #エッセイ #ライブ #音楽 不思議だと思うこと。 大切なことでもなんでもないのに、「大切なお知らせ」として一方的に別れを告げられること。 私にとってはあなた達と次に会えることが大切だった。 不思議だと思うこと。 「あいつ音楽辞めるってよ」 音楽ってそもそも「始める」ものだったっけ? では勝手にやめればいい。私を置いて。 ステージに立つあの人も人間だ。 ステージに立つあの人が好きだった。 楽器を自分の体の様に扱い、どんなことも歌ってくれるような なんでもわかってくれてい

          音楽って辞めるものじゃない