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イラストレーション、読書、お茶、日々のこと、関心のある今を書いていきます

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記事一覧

偶然の出会いを楽しむ

スマホの出現からだろうか 何かにつけ、ググッと検索してしまう クセ… 今日も今日とてやっぱりやっちまった 少し遠出する予定があったから つい、ご当地の美味しものをグ…

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2年前
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小さい足の自分、靴を買う

私の足のサイズは22センチ弱 成人女性の中でもかなり小さい部類に入ると思う 靴のサイズは22センチから23センチの辺りを実際にフィッティングしながらお店で選ぶことが多…

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2年前
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願い

たいそうなことではないけれど、着物を着るとなったらいつも億劫である。 茶道をしているので、私が着物を着る場面といえば年に数回のお茶会という場面にほぼ限られる。か…

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2年前
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「これでおしまい」

篠田桃紅 著 「これでおしまい」を読んだ。          3月に107歳でこの世を去った篠田桃紅さん。美術家で、書家で、抽象的な作品を描いていらっしゃるイメージ…

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3年前
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マイ サンクチュアリ

「マイ サンクチュアリ」 はじめてこの言葉を耳にしたのは、確か梨木香歩の『西の魔女が死んだ』の映画の中だったように記憶している。主人公の少女が祖母の住む大自然の…

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3年前
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春を告げるもの

それは、たけのこ 朝採れのたけのこを直売所まで買いに走る 直売所のすぐ裏山は竹林になっていて、駐車場にはおじさんが軽トラを停めて、たけのこのストックがなくなりそ…

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3年前
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百万石うどん(の出汁)

加賀百万石 ここは金沢 市民の台所 近江町市場 このところ、市民の台所ではなく観光客のための観光スポットになって久しく(北陸新幹線開業の影響もあり)、わざわざ市場…

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3年前
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優しい夫のはなし

また口喧嘩をして朝が始まる 中年夫婦の2人暮らし あるある… コロナ禍というわけではなく、夫が家に居るようになって久しい。50代後半で早期退職をし 型通りに再就職を試…

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3年前
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文章を書くというのは…

最近読んだ本が良かった 小堀宗実「茶の湯と日本人」 遠州流茶道家元である小堀宗実氏と、著名人による対談集である。歴史学者であったり、アスリート、デザイナー、ジャー…

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3年前
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発光の夜

ホタルイカのシーズンが到来した 春を待つ、まだ寒い3月 新月の大潮に近いある日、夫と富山の海を訪れた 富山湾の一部の地域では2月末頃から5月くらいにかけてホタルイ…

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3年前
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おやつ断ちをして約一月を超え、お腹周りが2センチスリムになった!
スーパーで見つけた福井の水羊羹
寒い冬にこたつに入って頂くのが福井流らしく…
みずみずしく、黒糖の上品な甘味にホッコリ

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3年前
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パフェを想う

パフェの思い出というと、ン十年前の中学時代の部活まで遡る 「夏の大会で市のベスト4に入ったら皆んなにパフェ奢ったる!」顧問の先生にそんな約束を取り付けさせた同級生…

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3年前
7

三寒四温

ようやく雪解けの季節 と思いきや、水分をたっぷり含んだ雪が降っている 西風にあおられるような吹雪に、傘も役に立たない  街に出かけた この時期は美大の卒展をやっ…

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3年前
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文化センター(お稽古しましょ)

文化センターに茶道教室がある 毎週楽しくお稽古している 文化センターはとにかく敷居が高くないイメージだったし、家から近く、仕事終わりの19時からという時間帯もマッ…

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3年前
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お客様からの手紙

「皆さんに、嬉しいお手紙が届いています」 朝礼の時間に、お客様からのお手紙が読まれた いつもありがとう、コロナ禍の今、なかなか外に出て行くことができない中、安心…

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3年前
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今回の初釜 お菓子は「西王母」でした

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3年前
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偶然の出会いを楽しむ

スマホの出現からだろうか
何かにつけ、ググッと検索してしまう
クセ…

今日も今日とてやっぱりやっちまった
少し遠出する予定があったから
つい、ご当地の美味しものをググッと

そして目指したのが
なんてことのない街中華のお店
よくわからないけれど、評価が5点中の4以上だし
目的地と近いし
頭の中で忙しくシュミレーションしてみる
無駄な動きは最小限に
失敗はなるべくしたくないからね

で、結果はまあ

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小さい足の自分、靴を買う

私の足のサイズは22センチ弱
成人女性の中でもかなり小さい部類に入ると思う

靴のサイズは22センチから23センチの辺りを実際にフィッティングしながらお店で選ぶことが多い

普段からヒールのような靴は履かないのだけれど
ローヒールでもストッキングのみで履くような靴は、出かけて30分もしないうちに足の中が滑って不恰好な歩き方になったり、痛みが出てくる。市販の靴擦れ防止グッズやサイズ調整パットを駆使し

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願い

願い

たいそうなことではないけれど、着物を着るとなったらいつも億劫である。

茶道をしているので、私が着物を着る場面といえば年に数回のお茶会という場面にほぼ限られる。かれこれ10年近く嗜むお茶ではあるが、お点前もさることながら、着物の着付けは全く冷や汗もので、いつも着る数日前から練習をしたり、YouTube動画でおさらいをしたり、当日までの日々をカウントダウンしながら実際には時間を無為に過ごしてしまい、

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「これでおしまい」

「これでおしまい」

篠田桃紅 著 「これでおしまい」を読んだ。         

3月に107歳でこの世を去った篠田桃紅さん。美術家で、書家で、抽象的な作品を描いていらっしゃるイメージ。ほぼ知らない。なぜこの本を手に取ったかというと、バイト先のお料理屋の女将さんが「篠田桃紅さんって知ってる?」と急に話を振ってきたことから、なら読んでみようと図書館で素早く予約をして手元にようやく届いたという次第。なんでも70代の女将

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マイ サンクチュアリ

マイ サンクチュアリ

「マイ サンクチュアリ」

はじめてこの言葉を耳にしたのは、確か梨木香歩の『西の魔女が死んだ』の映画の中だったように記憶している。主人公の少女が祖母の住む大自然の中で自分と向き合う中で、次第に心を開放していくというストーリー。サンクチュアリは外敵から守られて安全な場所、という意味で、少女が見つけた森の中の秘密の場所だった。

そんな映画の一場面とマイ サンクチュアリ、という言葉を、ふと何かの拍子に

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春を告げるもの

春を告げるもの

それは、たけのこ

朝採れのたけのこを直売所まで買いに走る
直売所のすぐ裏山は竹林になっていて、駐車場にはおじさんが軽トラを停めて、たけのこのストックがなくなりそうになったら直ぐに山へ調達に行くというように手持ち無沙汰に待機中である

「いらっしゃいませ」
朝は何時からお店を開けているのか、時刻は10時前だけれど、すでに荷台の上にある在庫は少なめである
「大きいのは大分出てしまったのよ」
おばさん

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百万石うどん(の出汁)

百万石うどん(の出汁)

加賀百万石 ここは金沢
市民の台所 近江町市場

このところ、市民の台所ではなく観光客のための観光スポットになって久しく(北陸新幹線開業の影響もあり)、わざわざ市場を訪れる目新しさもなくなったように感じていた。
そんなある日、市場のメインストリートから少し内側に入った場所にあるこのお店
百万石うどん
が目に止まった。間口の狭いお店の店頭に、テイクアウト用の出汁や茹でたうどん、鍋焼きうどんセットなど

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優しい夫のはなし

優しい夫のはなし

また口喧嘩をして朝が始まる
中年夫婦の2人暮らし
あるある…

コロナ禍というわけではなく、夫が家に居るようになって久しい。50代後半で早期退職をし
型通りに再就職を試みるも、「なんかしっくり来ない」というか、バカらしくなったというか
それで家に居られるのは余裕があると言えるのかもしれないのだけれど、かれこれ1年以上、夫は家で過ごし、私は外で働く…そんな日常。

最近、夫は連日のように釣りに出かけ

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文章を書くというのは…

文章を書くというのは…

最近読んだ本が良かった
小堀宗実「茶の湯と日本人」
遠州流茶道家元である小堀宗実氏と、著名人による対談集である。歴史学者であったり、アスリート、デザイナー、ジャーナリストなど多彩な顔触れ。国内外で活躍されている方々は世界視野で物事を見つめながらも、日本人としての感覚を大切にしていたり、歴史を研究して古きを知ることは、今や未来をよく生きることに通じている。そして茶の湯の精神が、現代の人々にとっても大

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発光の夜

発光の夜

ホタルイカのシーズンが到来した

春を待つ、まだ寒い3月

新月の大潮に近いある日、夫と富山の海を訪れた

富山湾の一部の地域では2月末頃から5月くらいにかけてホタルイカの身投げという現象が見られる。ホタルイカとは全長約6センチくらいの小さなイカで普段は水深200メートル以上の深海に住んでいて、産卵時期になるとメスが海岸近くまで押し寄せ、触手の先からLEDのようなブルーの光を放つ。釣り好きの夫は富

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おやつ断ちをして約一月を超え、お腹周りが2センチスリムになった!
スーパーで見つけた福井の水羊羹
寒い冬にこたつに入って頂くのが福井流らしく…
みずみずしく、黒糖の上品な甘味にホッコリ

パフェを想う

パフェを想う

パフェの思い出というと、ン十年前の中学時代の部活まで遡る
「夏の大会で市のベスト4に入ったら皆んなにパフェ奢ったる!」顧問の先生にそんな約束を取り付けさせた同級生が眩しかった

ちなみに自分は補欠選手で、本番にはめっぽう弱く、たまに試合で選手交代しても緊張で体がまともに動く気がしなかった
ちょっと切なくて屈折した気持ちを抱えていた

かくして我が女子バスケ部は見事ベスト4入りを果たし、部員総勢15

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三寒四温

三寒四温

ようやく雪解けの季節

と思いきや、水分をたっぷり含んだ雪が降っている

西風にあおられるような吹雪に、傘も役に立たない 

街に出かけた

この時期は美大の卒展をやっていて、個性的な力作を見ることができる

「わーすごい」とか「かっこいい」とか「面白い!」とか・・・

凡人の感想しか出ないので、じっくりと作品の前に立って見入っている人を見ると(違いがわかるのね 一体どの辺がポイントでしょう?)と

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文化センター(お稽古しましょ)

文化センター(お稽古しましょ)

文化センターに茶道教室がある
毎週楽しくお稽古している

文化センターはとにかく敷居が高くないイメージだったし、家から近く、仕事終わりの19時からという時間帯もマッチしていた

文化センターというからには色んな教室が入っている
文化系の中には書道、茶道、華道、絵画、などオーソドックスなものからシャンソン
打楽器、ダンス、体操、小さいながらスポーツジムもある

そんな雑多な環境?で最近気になるのが

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お客様からの手紙

お客様からの手紙

「皆さんに、嬉しいお手紙が届いています」

朝礼の時間に、お客様からのお手紙が読まれた

いつもありがとう、コロナ禍の今、なかなか外に出て行くことができない中、安心して利用させてもらっていると感謝の言葉が書かれていた
女性の方からのお葉書だった

最近、職場の空気は良くなかった
同期が突然辞めてしまったり、忙しい上に人手も足りなくて、更に体調を崩す者も後を立たず
なんだか悪循環…?

そんな時頂い

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今回の初釜 お菓子は「西王母」でした