not so blue

Soul, Blues, Jazz, Gospel lover. Grew up i…

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Soul, Blues, Jazz, Gospel lover. Grew up in the punk music. Heavy reader. Protestant Christian

最近の記事

12th July 2024

06:30 起床。涼しい夜が続き、熟睡している。有難い。 朝食。雑穀、トマトと豆のスープ。 食後にコーヒー。 梁石日・中上紀『タクシーガール』(basilico)  梁石日が先日亡くなった。もともと小説を殆ど読まないので、決して良い読者ではないのだが、映画『月はどっちに出ている』には心から痺れた。  公開当日にFと観に行ったこと、その後はいつものように Old Blind Catsで吞んだこと。岸谷五朗が演じる忠男のように生きたいと願ったこと。   詳細が書かれていな

    • 11th July 2024

      05:30 起床。今日発売のマンガ、高瀬志帆『二月の勝者-絶対合格の教室-』(小学館)の最終巻をさっそく読む。 同業者のマンガでもあり、たいへん興味深く愛読していたが、ついにフィナーレ。最後の巻はコーダのようだった。 朝食。雑穀、牛タタキ、野菜の炒め物。 サリー・マクフェイグ『ケノーシス 大量消費時代と気候変動危機における祝福された生き方』(新教出版社)の宿題である、資本主義と自己について考えるにあたり、取り合えずドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』(河出書房新社

      • 10th July 2024

        05:30 起床。珍しく途中覚醒なし。涼しい夜だったよう。 コーヒーを淹れて読書。 野村修『ベンヤミンの生涯』(平凡社)  再読。  ベンヤミンがナチが政権を取ってから亡命生活に入る。  アメリカに渡るため、ポルトガルへ行く途中のこと。  ピレネー山脈を越えてスペイン側国境に入ろうとしたところで入国拒否に遭い、絶望したのだろうか、服毒して自裁する。  自殺について、文学的な意味や価値があるとは全く思わない。自殺だからといって、その死に何かしら意味や主張を読むべきではな

        • 9th July 2024

          夜中に何度も暑さで目が覚める。 夏は本当に苦手だ。 08:00 完全起床。 着替えてコーヒーを淹れる。 文藝春秋編『「オウム事件」をどう読むか』(文藝春秋)  日曜日に都知事選があった。政策の正しさなど、「普通」に考えれば当選するだろう人が落選した。YouTubeで人気を博した、実績も全くないものが大躍進をした。気が滅入るような選挙結果だった。  投開票日前日辺りから、徐々に選挙の行方が明らかになろうとしていた。  僕は記事の見出しだけは見た。  頭に浮かんだのはハー

        12th July 2024

          7th July 2024

          05:30 起床。 夕飯に作ろうと思っていた牛肉のタタキを仕込む。 赤身の多い肉を、赤ワイン、醤油、擦り下ろした大蒜でマリネするだけ。 朝食。雑穀、ゴーヤチャンプル、切干大根。 岩井俊二『キリエのうた』(文春文庫)  先週、観た。  岩井俊二の監督作品を観るのは2本目だ。1本は遥か昔に観た『スワローテイル・バタフライ』ので20年以上ぶりだった。  観た印象、全く分からなかった。人がなぜ評価するのか、分からなかった。幾つか評を読んだが、その言葉の浅さに驚きもした。  例え

          7th July 2024

          6th July 2024

          04:45 目が覚める。 そのまま朝食。野菜スープと豆ごはん。 弁当を詰めて出勤。 06:00 授業準備と掃除。 07:00 授業スタート。 12:30 昼食。雑穀、じゃが芋のチーズ焼き、レバー、味噌汁。 本を読めない反動で、図書館で検索してあれこれと予約する。 少しすっきりした気持ちになりたいので、平井玄、友常勉を選ぶ。 13:15 生徒対応しながら夏期講習のシラバス、予定表などを作る。 15:00 中1から授業再開。そのまま21時45分まで。 新しいリーフレット

          6th July 2024

          5th July 2024

          05:00 起床。コーヒーを淹れる。 伊藤彰彦『なぜ80年代映画は私たちを熱狂させたのか』(講談社+α新書)  仕事場へ行く途中に映画館がある。シネマコンプレックスと呼ぶ、ギリギリのスクリーン数だが、シネコンはシネコンだ。僕は通るたびに、観たくなる映画が掛からないかチェックしている。  しかし7年間の間に観たのは10本程度ではないだろうか。アイドル、または元アイドルの邦画、アニメが殆どなので、滅多に行くことはない。洋画は殆ど掛からない。  にっかつロマンポルノを観てきた

          5th July 2024

          4th July 2024

          夜中に蒸し暑さで何度か目覚める。 07:00 完全起床。 朝食。雑穀、野菜スープ。 食後にコーヒーを淹れる。 佐々涼子『夜明けを待つ』(集英社インターナショナル)  思想と思考は違う。思想をどこまで思考に近づけることができるか。それがここ数十年の格闘していることだ。  思想は学ぶことができるが、思考とは生きることだ。今の自分の現場に足をつけていなければ思考は不可能だ。もちろん思想を軽んじるつもりは毛頭ない。学ぶことにより、思考のスペースを広げることができる。「無」から

          4th July 2024

          3rd July 2024

          05:00 起床。コーヒーを淹れて朝読書。 「エース」編集室『死を考える』(集英社)  最近のこと、哲学はオワコンというnoteを読んだ。少し懐かしい気分になった。様々なものの終焉や死が高らかに語られていた時代があったなぁと思い出したのだ。そうした動きに反応してしまったのは、なんだかんだでPistolsが宣言した「ロックの死」に衝撃を受けたからかも知れない。   死や終わりを突き付ける、細やかながら傲慢な物言いから少しずつ離れていったのは、宮川淳の『反芸術 その日常性へ

          3rd July 2024

          2nd July 2024

          05:00 起床。 コーヒーを淹れて朝読書。 サリー・マクフェイグ『ケノーシス 大量消費時代と気候変動危機における祝福された生き方』(新教出版社) キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、 かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、 へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。(「フィリピの信徒への手紙 」2章6節)  「自分を無にして」とある。  自らの神の身分を

          2nd July 2024

          30th June 2024

          04:00 起床。 朝食。中華風スープ。 04:30 コーヒーを淹れて朝読書。 川上幸之介『パンクの系譜学』(書肆侃侃房)   Friction在籍時、ツネマツマサトシのLes Paul Jr.にはマヤコフスキーの写真が貼ってあった。それを知ったとき、高校生の僕は何か誇らしい気がした。Punkはチンピラの与太ではなく、アート・ムーヴメントなのだ、と思いたかったのだろうか。  80年代に渦中にいた者としては、裏切りやら嫉妬、それでも離れられないヒリヒリした切実さこそが本

          30th June 2024

          29th June 2024

          04:00 起床。コーヒーを淹れて朝読書。 中山元『<他者>からはじまる社会哲学 国家・暴力・宗教・共生をめぐって』(平凡社)  ルドルフ・オットーは宗教を「聖なるもの」という視点からとらえた。それは日常には存在しないものであり、穢れたものとなった後に初めて到達することができる境地だという。但し概念的把握を寄せ付けない非合理的なものであり、語り得ぬものだという。  デュルケームは「聖なるもの」と「俗なるもの」の対立から捉えようとした。  彼らの思想を受けてエリアーデの宗教

          29th June 2024

          28th June 2024

          04:30 起床。 コーヒーを淹れて本を開く。 中山元『<他者>からはじまる社会哲学 国家・暴力・宗教・共生をめぐって』(平凡社)  「現行憲法は時代遅れで、改正が必要だ」という物言いを耳にする。その度に時代遅れなのは憲法よりも国家なのではないか?と思ってしまう。  ヨーロッパで国民国家が成立するのは三十年戦争終結後にウェストファリア条約が締結された後のことだから400年も前のことになる。国家という形態を肯定することは、戦争すらも容認することになると思うのだ。 君たちに

          28th June 2024

          27th June 2024

          04:30 起床。 コーヒーを淹れる。 松村雄策『ハウリングの音が聴こえる』(河出書房新社)  ここのところ調子を崩していた。忙しい仕事、その割に巧くいかないことに悩まされていた。  6月から7月はいつも宜しくない。鬱状態になりやすい。落ち込む年もあれば、眠れなくなる年もある。堂々巡りの考え事をして、螺旋階段を下るかのように沈んでいくこともある。  漸く仕事も落ち着き、久しぶりに朝読書だった。  ロッキンオンを読んでいたのは中学から高校にかけてのことだった。  いつも変

          27th June 2024

          18th June 2024

          07:00 起床。朝食は野菜スープ、豆ごはん、卵。 食後にコーヒー。 村山由佳・朴慶南『私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年』(集英社新書)  関東大震災から、昨年で100年。  途中に太平洋戦争を挟み、GHQの民主化政策、新たな憲法の制定がなされた。神聖不可侵とされた天皇も、象徴というよく分からない権能に変わった。  その間に、女性が参政権を得た。義務教育が3年延長され、100%に近い高校進学率、さらに60%の大学進学率に至った。 …こうして書くと良いこと尽

          18th June 2024

          17th June 2024

          04:15 昨夜、ベッドに入ったのが22時半頃だっので睡眠は足りていると思う。 取敢えず朝食。 豆ごはん、肉野菜炒め、白菜の漬物、サラダ。 食後は睡魔に勝てず、また 横になる。 06:30 完全起床。コーヒーを淹れる。 週末はテスト前は忙しく、ただ仕事だけで終わってしまう。 それも後一週間かな。 今朝も松浦寿輝・沼野充義・田中純『二〇世紀の思想・文学・芸術』(講談社)  9章『批評の革新』の最後に「日本発の批評理論は「世界化」するか」という問題提起がある。  嘗て江藤淳

          17th June 2024