4th July 2024

夜中に蒸し暑さで何度か目覚める。

07:00
完全起床。
朝食。雑穀、野菜スープ。

食後にコーヒーを淹れる。

佐々涼子『夜明けを待つ』(集英社インターナショナル)

 思想と思考は違う。思想をどこまで思考に近づけることができるか。それがここ数十年の格闘していることだ。
 思想は学ぶことができるが、思考とは生きることだ。今の自分の現場に足をつけていなければ思考は不可能だ。もちろん思想を軽んじるつもりは毛頭ない。学ぶことにより、思考のスペースを広げることができる。「無」から生まれれるものはない。
 そうやって生きている内に、不可知論者になってしまったように思う。善いことか悪いことかはわからない。ただ物事には考えて答えを出すことが可能なものもあれば、どうにもならないものもある。たとえば、この本に通奏低音として鳴り響く「死」は、考えても仕方ないこととしてある。
 死とは何かは分からない。だが死をどのように了解してきたかは学ぶことは可能だ。同様に、救いとは何かも分からない。しかし救いを待望する歴史、救いの意味の変遷は学ぶことはできる。
 ここ数年は言語にとって語り得ない領域とは何かについて、覚束ない足取りの思考を続ける。そのための学習から、数学、宗教哲学、生命倫理など至るところから宿題が出されている状態だ。

 この本はストレートに問う。そしてただ問い続けている。答えを仄めかすこともない。そこが倫理的で良いとは思う。しかしどんなことについても深く検証しないため、ほぼ同じところをグルグル回っているに過ぎないようも思う。

10:00
仕事場に向かう途中のスーパーでインスタントコーヒーを買う。
国産牛が安かったので買う。週末タタキを作ることに決める。

掃除、授業準備など。

12:30
昼食。豆ごはん、じゃこ天、卵焼き、小松菜の漬物、鶏ひき肉と南瓜。

13:15
仕事再開。

面談をこなしてそのまま授業。

22:00
生徒帰宅後、リーフレットの内容の確認。
併せて来月~夏期講習の予定表の作成をする。

23:00
帰宅。夕飯にスープ。

片付け、明日の準備をして就寝。

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