not so blue

Soul, Blues, Jazz, Gospel lover. Grew up i…

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Soul, Blues, Jazz, Gospel lover. Grew up in the punk music. Heavy reader. Protestant Christian

記事一覧

在日本韓国YMCA編『交差するパレスチナ』(新教出版)

 1996年、スピヴァクが来日した際のこと、大阪で受けたインタビューでこう言った。  アジア…

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2時間前
1

児玉真美『殺す親 殺させられる親』(生活書院)

   2006年、シアトルの子ども病院で、知的にも身体的にも障がいの重い6才女児に対して、子…

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1日前
3

最近は小説を年に10冊も読まないけど

『氷』  サンリオSF文庫で読みました。最近、新しい訳が出たようだけど未読。  破滅に向かう…

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1日前
1

一ノ瀬正樹『死の所有』(東京大学出版会)

 ベンジャミン・リベットというアメリカの脳科学者が興味深い実験を行っている。人間が何か行…

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2日前
4

鈴木彩加『女性たちの保守運動』(人文書院)

  書店に行くと論壇誌と云うのだろうか、『Will』、『月刊Hanada』、『諸君』のような雑誌を…

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3日前
2

山下壮起『ヒップホップ・レザクション』(新教出版社)

 孤独だったろうか。  わざわざ喧伝するのも何だけれど、他人から言われた言葉をそのまま使…

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4日前
5

李恩子『日常からみる周縁性』(三一書房)

      夫婦別姓を認めないこと、異性愛中心主義、これらは資本主義と家父長制を維持するた…

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5日前
3

ジャン=リュック・ナンシー『無為の共同体』(朝日出版社)

    共同体論を読むとき、誰となら共同体を構成でき、どんなものとは不可能なのだろうかと…

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6日前
5

2021年12月号『思想 追悼ジャン=リュック・ナンシー』(岩波書店)

 初めてジャン=リュック・ナンシーの名前を知ったのは、1992年か1993年だったと思う。「ヨー…

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7日前
5

笠井潔『増補新版 テロルの現象学 観念批判論序説』(作品社)

   初めて手にしてから40年かぁと時の流れに驚く。血に塗られたような真っ赤な装丁だった84…

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8日前
4

伊達聖伸『ライシテから読む現代フランス』(岩波新書)

 政教分離が原則となっている。根拠法は憲法20条と89条。 第二十条  信教の自由は、何人に…

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9日前
6

ロバート・ジェラテリー『ヒトラーを支持したドイツ国民』(みすず書房)

 ナチスについて何か語られるとき、残虐さによって拡声された人種主義、優生思想とは人道に対…

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10日前
3

西谷修『戦争論』(岩波書店)

 小泉義之『兵士デカルト』(勁草書房)に導かれて、ウィトゲンシュタイン、ハンス・ヨナスと…

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11日前
4

福田和也が亡くなった

 福田和也が亡くなった。しんみりと寂しく思う。  『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである…

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12日前
9

波戸岡景太『スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想』(集英社新書)

 『反解釈』、『ラディカルな意志のスタイル』、『土星の徴しの下に』は実家近くの古書店で購…

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13日前
5

アルフォンソ・リンギス『何も共有していない者たちの共同体』(洛北出版)

 不勉強なため、著者のアルフォンソ・リンギスを知らない。知らないまま本を開いている。タイ…

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13日前
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 1996年、スピヴァクが来日した際のこと、大阪で受けたインタビューでこう言った。  アジア…

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