11th July 2024

05:30
起床。今日発売のマンガ、高瀬志帆『二月の勝者-絶対合格の教室-』(小学館)の最終巻をさっそく読む。

同業者のマンガでもあり、たいへん興味深く愛読していたが、ついにフィナーレ。最後の巻はコーダのようだった。

朝食。雑穀、牛タタキ、野菜の炒め物。

サリー・マクフェイグ『ケノーシス 大量消費時代と気候変動危機における祝福された生き方』(新教出版社)の宿題である、資本主義と自己について考えるにあたり、取り合えずドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』(河出書房新社)を召喚する。

僕の持っているのは市倉訳なので、宇野邦一訳が欲しい。

 「私」という主体が何かしらを考えるということを前提にするならば、多様化・多形化と展開し、拡散=霧散することのストッパーであり、社会構造の安定剤となっているものがエディプス的なものだろう。
 力と強度、運動と速度は、対立する現実という構造を運動錯綜体として捉え直すことでもある。資本主義が既存の価値を粉々に砕き、アナーキーな状況を進める筈だったのだが、実際はどうだろうか。
 新しい世界、境界から境界へと動き回り、倫理などパラノイアックなものを倒し続けていたこと確かだと思うが、そうした無法地帯に人は耐えられず、意図せずして最もパラノイアックな国家にアイデンティファイする倒錯が生じている。経済的に無法地帯すらもスルーできる者たちだけが多形的な活動を行い続けているように思う。

08:40
仕事場へ行く。
理科の教材作成。
毎年、最低でも1つは新しいことを仕事に入れようとしている。

2022 国語の教材作成、テスト結果レポート
   模試や過去問の成績をExcelにまとめる
2023 過去問集の製本、入試や定期試験の直前対策冊子、自習レポート
   精密テスト範囲表(チャート)
2024 サブノート、電子黒板、過去問などをpdf化し整理

あれ、こんなものだったっけ。
仕事中はJazz。家では聴きづらいハードなものが楽しい。

13:30
気が付いたら正午をとっくに過ぎていた。
昼食。雑穀、納豆、小松菜の漬物、卵焼き、ほうれん草、菜の花、インゲン、味噌汁。

14:15
午後も引き続きテキスト作成。

Sonicsの他、 Blue CheerやらMarsやらBattlesやら。

16:00
授業開始。今日も22時まで。

僕は平常時は週の労働時間は60時間強というところ。
労働基準法的には20時間オーバーなのだろうか。
ほぼ自営の身として思うことは、基準法内で果たして十分な仕事ができないということだ。
儲けるとか儲けないという問題ではない。
十分なサーヴィスが提供できるとは思えないのだ。
これはプロテスタンティズムなのだろうか?

22:30
帰宅。夕飯。トマトと豆のスープ。


食後にジンをソーダで割り、ビタスを垂らす。

就寝は24時ころ?

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