コラム-10

30、40代「貯金ゼロ」が23%?日本の貧困事情を考える。

調査方法に関しては疑問はあるが、貯蓄に回すだけのお金に余裕が無くなってきているのは紛れも無い事実で。もちろん、貯蓄をおこなってる人もいるが、ゼロと回答する人の割合が増えてる=格差拡大しているという事では?と思う。年金制度が実質的に崩壊しており、将来年金以外に2000万円のお金が必要といわれる中、貯蓄をする余裕がない、貯蓄ゼロの状態は危機的な状態ではないかと思う。
一時期昔は年収300万円時代がくるという言われていたが、現在は年収300万円未満が若い世代では当たり前。非正規雇用であれば200万円に届くか否か。そして、年功序列型賃金が崩壊している現状ではこの年収が上がっていく可能性が限りなく低い。300万円未満が貧困層ではなく、当たり前になった時代に合わせた生き方、貯蓄がどれだけできるだろうか。
現状会社に勤めているだけではこの300万円のラインが既に限界であるわけだから副業をするなり、投資をするなり、起業をするなり何か行動をおこしていかなければ抜け出す事は不可能。しかし、思考停止な日本社会では、長時間労働を含め低賃金で今を生きるためだけに惰性で働き続けている人が多い。将来貰えるかわからない年金を正社員であれば搾取され、非正規雇用であれば払っていない、払う余裕すらない。

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