見出し画像

Kindle版ガガガ文庫が最大49%ポイント還元セール中!おすすめ作品10選!

セール対象作品から個人的なおすすめを厳選掲載しております。ポイント還元についてはリンク先でなければ見えない仕様となっておりますので、実質の価格についてはリンク先をアクセス後にご確認ください。

「負けヒロインが多すぎる! 6」雨森たきび(著)いみぎむる(イラスト)

先輩たちが卒業していく、春。焼塩がこっそりと俺に耳打ちする。
「ぬっくん。あたしとデートしよっか」
……まさか、自分の高校生活にそんなイベントが起こるとは。竹島水族館での初デート、やっかい娘たちとの攻防。けど、そのときの俺は分かっていなかった。焼塩の抱えるもの、心の揺らぎ。そしてまさか、彼女との“退部をかけた”100m一本勝負が待ち受けているなんて――。
大人気負け確ラブコメ、第6弾。――こんがり娘が運ぶ、春の嵐。

「千歳くんはラムネ瓶のなか 8」裕夢(著)

穏やかな9月が終わり、10月。藤志高祭の準備は佳境を迎えている。俺たちのクラスの出し物は、オリジナル演劇『白雪姫と暗雲姫と優柔不断な王子さま』。白雪姫は夕湖で……あとはわかるな?なずなの意図を感じつつ、俺たちは映し鏡のような物語を演じていく。はふう、と。真夜中みたいな吐息を漏らして、暗雲姫が口を開いた。
「鏡よ鏡。ーーこの世でいちばん美しいのは、誰?」
朱々しい毒りんごを胸に潜ませて。七瀬悠月の舞台が、幕を開けるーー。

「恋人以上のことを、彼女じゃない君と。3」持崎湯葉(著)

山瀬冬、大学一年生、童貞。四国は香川の高松から上京してきた俺は、新生活が始まった今も悩みを抱えていた。「皆瀬に、どうやって告白すればいいんだろう?」俺は、同じサークルの皆瀬糸が気になっている。別に、一目惚れというわけではない。むしろ初対面の頃は、目立たない子とさえ思っていた。けれど、その微妙にずれた感性や、やけに綺麗な所作が新鮮で、気づけば彼女を目で追うようになっていた。俺は、皆瀬糸に恋い焦がれてしまったのだ。ーーこれは、糸と出会い、付き合い、青春を紡ぐ物語。そして、恋人であることを諦める物語。

「冬にそむく」石川博品 (著)

雪かきスコップを手に幸久は近所のとある場所へとやってくる。金属製の門をくぐった先には、前面が総ガラス張りの変わったデザインの家が建つ。その敷地内で雪かきをしている女の子がいる。高校からこの町へ越してきた同級生、真瀬美波だ。彼女はこの家にひとりで住んでいる。幸久は彼女の家へと通い、雪かきを手伝うことが日課になっている。幸久と美波はすでに交際しているのだが、学校ではほとんど会話もしないため、クラスメイトたちは誰もその事実を知らない。雪に閉ざされた世界のなか、二人は秘密のデートを重ねていく。

「バスタブで暮らす」四季大雅(著)

オナラばかりする父、二度のがんを克服した母、いたずら好きでクリエイティブな兄、ゆかいな家族に支えられて、それなりに楽しく暮らしてきたけれど、就職のために実家を離れると、事件は起こった。上司のパワハラに耐えかね、心を病み、たった一ヶ月で実家にとんぼ返りしてしまったのだ。
逃げ込むように、こころ落ち着くバスタブのなかで暮らし始めることに。マットレスを敷き、ぬいぐるみを梱包材みたいに詰め、パソコンや小型冷蔵庫、電気ケトルを持ち込み……。さらには防音設備や冷暖房が完備され、バスルームが快適空間へと変貌を遂げていく。
けれど、磯原家もずっとそのままというわけにはいかなくて…

「公務員、中田忍の悪徳 7」立川浦々(著)

瀬戸内海に浮かぶ謎の孤島『耳島』から帰還した忍たちの関係には、小さくない変化が生じていた。土壇場で何もできなかった御原環は、己の無力さに挫けかけながらも、アリエルの秘密すら利用して、忍への慕情を届かせんと奮闘する。アリエルを見殺しにしてでも忍を救いたかった一ノ瀬由奈は、ついに己の心と向き合い、深い絶望にその身を沈める。ぶつかり合う想いの中心で、何も知らないまま、知らされないままに立ち尽くす、我らが福祉生活課支援第一係長、中田忍。そして不可侵の秘密を抱え、超越的に暗躍する異世界エルフ、河合アリエル。平穏を護る欺瞞のヴェールが暴かれたとき、閉じられた優しい世界に、終演の舞台風が吹く。

「いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。」詠井晴佳(著)

15歳の時に明澄俐乃のために作ったVRキャラクタ-≪響來≫。ただのキャラクターであったはずの彼女が19歳の成央の前に現れた。響來の願いで再会する成央と俐乃。19歳の俐乃は芸能人となり、誰よりも輝きを放っていた。居場所を求め、傷つきながらも一人走り続ける彼女を見て、成央は15歳に置き去りにした感情を思い出す。
保健室で見た、「はじめて」の瞬間。
二人だけしか知らない、甘い時間。
そして、叶えられなかった約束。
鮮明に、克明によみがえる憧れと葛藤の欠片たちは、成央に突き刺さる。19歳の現実と理想に向き合う中で、二人は本当になりたかった自分と、なれなかった自分を思い出していきーーやがて、響來が現れた本当の意味を知る。

「ミモザの告白 4」八目迷(著)くっか(イラスト)

槻ノ木汐の妹ーー操は、汐のことを軽蔑している。昔は、誰よりも慕っていた兄だった。だがあの日、汐がセーラー服を着ているところを目撃した瞬間に、かつての憧憬は消え去った。なぜ、そんな姿をしていたのか。原因はなんなのか。兄の変化はいつ訪れたのか。それとも、最初からそうだったのか。理由を知るため、操は回想する。現在から過去に遡りながら、汐の生涯を辿った。父の再婚。紙木咲馬との邂逅と別離。最愛の母の死。そして、兄と結んだ約束。汐の抱える葛藤が見えてくるにつれ、槻ノ木家に刻まれた悲哀も明らかになっていくーー。

「塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い 8」猿渡かざみ(著)

佐藤さんと押尾君が嬉し恥ずかしのクリスマスデートをしていた、その裏で……
「……は? えええええぇぇぇーーっ!?」
佐藤さんの親友・円花の目前では衝撃の事態が進行していた。――緑川高校、事故により校舎倒壊!そんな事件の影響で、円花含めた緑川高校の生徒は、年明けから佐藤さんたちが通う桜庭高校に身を寄せることに。そのせいで、今まで誰も訂正しなかった「勘違い」が白日の下にさらされる。
「蓮君と円花ちゃん、付き合ってるんです」
佐藤さんの爆弾発言をきっかけに、突然注目の的になってしまう円花と蓮。
そこで蓮は強引に円花をおうちデートという名の作戦会議に拉致! 周囲の干渉を回避するために円花に偽装交際を提案するが――
「蓮君と円花ちゃんって、ホントーにお似合いのカップルだね!」
そんな偽装で、ぐいぐい来る佐藤さん@冬休みデビューで絶好調を回避できるのか!?絶対に(付き合ってないと)バレてはいけないダブルデート、開幕!

「たかが従姉妹との恋。 2」中西鼎(著)

皆が寝静まったころ、幹隆は誰かにキスをされたのだ。だが暗闇の中ということもあって、誰にキスをされたのかはわからなかった。ただひとつ確かなことは、その人物が泣いていたということ。幹隆はここに至るまでの三週間のあいだに起きた出来事を一つ一つ思い出していくーー。
テスト勉強でファミレスに通っているうちに次第に仲良くなっていったミステリアスな女子中学生のこと。バッティングセンターで凪夏にコーチしてあげたこと。新たにやって来た従妹のこと。あやねえの愛車で出かけた小旅行。そしてその日の夜のこと……。やがて事態は、幹隆の想像を遥かに超えたものへと展開していく。
初キスの相手は四つ年上の従姉だった。ーー従姉に初恋したことから始まる、悲喜こもごもの青春模様。波乱を迎える第二幕が上がる。

この記事が参加している募集

推薦図書

サポートいただきありがとうございます。サポートのおかげで今後の活動につなげていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。