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空撮:地形:河川:安曇川の河口(滋賀県高島市)
比良山地から流れ出て琵琶湖に注いでいる安曇川、その河口は複雑な形状をしている。川の水流に沿って細長く砂州(自然堤防)が伸びていて、それらが幾筋も手のひらを広げたように広がっている。細長く伸びた先で枝分かれしてくれれば完璧なのだが、鳥趾状三角州の特徴を備えた河口になっている。
鳥趾状三角州とは文字通り鳥の趾(足)のように細く伸びて枝分かれをする形状の河口のことで、典型例としてはアメリカのミシシッピー
空撮:地学:河川:白い川と黒い川
穂高川(乳川)と烏川の合流点付近(長野県安曇野市)
合流点の手前、隣り合う川どうしで河原の砂礫の色が異なっている。穂高川は花崗岩地帯を流れ下っているため白っぽくなり、烏川は砂岩や泥岩の堆積岩地帯のため岩石の色を反映して黒っぽくなっている。
1960年代撮影の国土地理院の空中写真、白黒写真だが穂高川(乳川)と烏川の砂礫の色の差が明暗の差として写っていて、違いがわかる。 また、現在(2023年)と比
空撮:河川:農業土木:筑後川・大石堰(福岡県うきは市、朝倉市)
江戸時代初期に建設された灌漑用水で、筑後川が右に蛇行(写真は下流側から撮影しているため左側)する場所に堰を設けて外周側に取水口を設ける「斜め堰」の典型例である。
往時の堰は昭和28年の水害で破損し、現在のものは昭和31年に復旧・改築されたものである。
筑後川左岸の約2,000haの水田を潤している。
空撮:河川:境川(富山県朝日町、新潟県糸魚川市)
古来より越中と越後の境とされ、富山県と新潟県の県境になっている川。下流部は幅200m程の河谷を作り、そのまま日本海に注いでいる。なお実際の県境線は川の右岸側に引かれている。
国道8号の県境(富山県側から新潟県側を望む)、境川に境橋