見出し画像

(キャリア)「おじさま」たちとの戦い方

おはようございます。

「クソ」や「ジジイ」はパワハラに該当するようですので、「おじさま」で行きたいと思います。

私は短気であまり品がなく言葉が悪いので、日本の会社にのさばるプライドが高めで傍若無人めなおじさん(まとめて「おじさま」)が耐えられずに、

10年前静かに退職しました。

セクハラもマタハラも、まあまあ、ありました。

あのまま働いていたら、イライラが募り、鬱病まっしぐらだったかもしれません。

そういう意味では、真正面から日本において「戦って」はおりません。

が、今、着実に、地道に、この対策を進めています。

正面から戦っても、100%おじ連合に負けるからで、その労力に見合わないからです。

会社には、偉そうなだけで仕事ができない人と、超優秀なおじさんたちが両方いました。

この老害的なものは、理不尽で耐えがたいことを経験して、その存在を理解するというとても良いきっかけにはなりました。

でも、私も、子どもたちも、その「理不尽にわざわざ耐える必要はない」と思います。

外資資本の企業では老害は存在せず、快適でしたが、こんどは育児中に、地域の「暇なおばさま」にもたくさん会いました。

赤ちゃんづれでバスに乗っていたら、子どもが騒ぎ、後ろの席の中年女性に「どんな育児してんのかしら!?信じられない」と、聞こえるように悪口を言われました。

日本社会はあちこちにルール大好き、女性を見下す空気も蔓延っています。


さらに、昨今の東京オリンピックの式典類を見て、

足引っ張り合いの国での育児は、かなり危険だ・・・

と「確信」しました。

オリンピックの開会式を見たおかげで、日本の教育を完全に見切ることができましたので、逆に感謝してもいます。


日本においては、

みんな、不安症すぎて、息が詰まります。

みんな、自己評価も引く、外から見えない「承認欲求」が強くて、足をひっぱって自分の地位を上げたい人が多く、煩わしすぎます。

みんな、自分が理不尽を我慢しすぎて、我慢をしない子どもが羨ましくて、子どものことが嫌いです。

みんな、人生を諦めて、ゲームやネットや推し活ばかりして、喜んで外資に搾取されています。

出る釘はまず打たれ、足を引っ張られ、結局チームワークの結果、クリエイティブ分野での「アウトプットが粗悪(=オリンピック)」になります。

円安基調にあるのは、政策だろうが陰謀だろうが、今の日本のグローバルな「実力」であり、株高は輸出関連企業のバリュエーション通りだと思っています。


結論として、私は日本における老害を避け、かつ再生産しないために、

かなりアクロバティックな方法ですが、


自分は、日本企業から脱出、グローバル企業系でキャリアを積み、子どもは、日本の学校から引っこ抜きました。


先々への危機感から、真剣に、身(というか、金)を削りながら対策を打っています。どの国でも最低限生活できるようにすることは、最大のリスクヘッジです。

いつ、日本が衰退しても、滅びても、生き延びられるようにしなければならないと思います。

リスクヘッジだけではありません。

国からは「義務教育を放棄した非国民」のレッテルを貼られているワーママですが、

インターナショナルスクールに高い学費を払って自費で通わせることで、自分の頭で考え、将来まともに海外で交渉できる人材を育てていると思っており、

裏道を行くことで、結果、国のために海外諸国に日本を啓蒙し、海外の政治家や事業家とまともに渡り合う最低限のスキルを育てようとしています。

リスクヘッジしながらも、(一応)国の将来のことを考えています。


日本の素晴らしさを海外の人に伝える能力、腹黒い海外政治家とやり合う力、日本の技術を海外でマネタイズする力は、日本の教育では養うことができないと思います。

これがアメリカの戦略なのかどうか、真偽のほどは分かりませんが、戦後、「まじめにルールを守る人を育て、互いをムラで監視させておけばいい」と思われているとしたら、その思惑通りの国になりました。

日本の教育を受けた人は、普通、とても優秀ですが、まともに英語を話せず、議論ができないことが多く、ルールを守ってニコニコし、飲み会でだけ本音を語り合います。


日本のワーキングマザーがブラックなのは、日本のおじさま・おばさまたちが、楽してる女性が無駄にいない方がいいと信じているからです。彼らは、女性はパートなんかで子供でも育てていればいい、苦労すべきだ、と本気で思っています。


結論として、

起業がいちばんですが、パートに甘んじてはならず、フルタイムかつ給料は主張してあげてもらわなければならないと思います。

教育は、金をかけても、なんとか日本の公教育以外の、よりよいものにします。できるなら海外駐在も選択肢に入れたいです。

選挙も、あまり意味がないと思いつつ、念のため、行っておきます。

これが、今現在、わたしの「おじさまとの戦い方」です。

日々、やっていることはかなり地味です。

人生には、字を綺麗に描いたり、クラスの子と比較されたり、組体操したり、靴を揃えたり、いじめられたり、他の人のルール違反を批判してる暇はありません。

まったく話にならない日本の英語教育に付き合わせるほど、人生短くもありません

電車やバスのベビーカー置き場で舌打ちし、


エレベーターは自分が一番ボタンに近い場所にいるのに開閉ボタンを押すことができず真っ先に降り(私の中での「老害チェッカー」です)、


子連れの母親に遠回しに嫌味を言う。


暇すぎてクソバイスをばらまく。

私は自分の子どもに、そんな大人になってほしくありません。


上の子がインターナショナルスクールに先に通っていた段階で、インターナショナルスクールで高校、大学と進学した他の子どもたちを実際に見て、これはいい教育だ!と確信しました。

(素直に育っており、自己肯定感が高く、小さい子供の面倒見よく、マナーもわかり柔軟性が高く、会話もプレゼンもうまく、すれ違う人を無視しない。かつ、バイリンガル。でも片付けはできない)

余談ですが、小学校受験をした結果、本当に私立に行かなくて良かったと思っています。

これは人生最大の誤った選択をする可能性があった「危機」であり、その道を避けられて幸運でした。


当時は分かりませんでしたが、日本の学校はどこに行っても結局は「どん詰まり」、「ムラ社会」、かつおじさまを再生産する土壌です。

小学校の教育は、ルールを守らせることを優先しすぎて、イノベーションが起きることはほぼ期待できません。

公立校に子供を入れたあと、辛抱強くしばらく様子を見ていましたが、単に自己評価が低い、足を引っ張る、集団主義の人格ができあがるだけの、不安症や社会的地位におびえる人間を育てる教育でした。相変わらず、同調圧力も強すぎて恐ろしいくらいでした。

研究者や専門職、技術者を目指すなら、良いかもしれません。

ホリエモンみたいな反逆児キャラも、がんばれば、いじめられずにキャラ立ちするかもしれません。

日本の東大に何十人も入るような優秀な男子私立校の生徒が、結婚相手には専業主婦を求めていたり、自分よりバカな女子を今でも求めていたり、という研究を見て、「おお、これはこの道での将来はないな」と思いました。


私も、10年以上前に海外行くまでは、この「おじさん養成教育」に、気づきませんでした。

英語が話せる子どもなら、受験をあまりせずとも、社畜なら東大卒より2-3倍稼ぐのも当たり前の世界です。

日本の教育は、ルールを守る頭を使わない人を量産し、まじめに文句も言わず働き、受験をし、税金を納め、年金を払う。それが国の将来のためになるからです。

それが、結果的に子どもを幸せにするわけではありませんし、日本の学歴がそれを保証してくれるわけでもありません

むしろ、選択肢を与えているようで、日本(日本語)という狭い檻に閉じ込めている、ということに、多くの方に気づいてほしいと思います。


私は中高、不登校でもともと日本の教育が心の底から大嫌いですので、子どもを引っこ抜いてインターナショナルスクールに入れることに抵抗はありませんでした。私も、中学生ごろから、受験のための塾に通いながら「これ、本当に意味ないし時間の無駄だな」「本読んだ方が勉強になるな」と思っていました。

円安になり、世界的に見てインターナショナルスクールの学費は、今かなり割安です。

ラッキー!と思いながら、日々暮らしています。


結論として、老害おじさま・おばさまと戦うには、

裏で、こっそり、時間をかけて、戦うしかないと思います。(って、書いちゃってますが!)

じわじわと少子化が進んでおり、過熱する受験勉強や高い税金や相続税を避け、日本を脱出する人が増え、同じことを考える人が増えているのだと思います。

したい人は、楽しい「守るべきルール」の話をし、主義の話をし、自分のターゲットとする人の批判でもしていただければいいかもしれません。

一生懸命子育てしている、若い世代の親の批判をして、自分の小さいプライドを守っていただいていいかもしれません。

すれ違う人と目を合わせず、空気のように快適に過ごすことが良いのであれば、それでも良いと思います。

今後は、ぼーっと国から与えられたものを頂戴し、民営企業から搾取され、海外の人になめられるようなことは避けなければいけないと思っています。

同時に、日本という国に不必要にフルベット(全額賭ける)必要も、必ずしもないと思っています。

インターではなくても、公費や民間で留学もできる時代です。

とはいえ、日ごろから、徹底的に搾取されてる社畜の私が言うことではないですけれど(笑)

他の人は知らんけど、の精神で、一体自分にとっては何が大事かを考えていただければ、おのずと結論は出ると思います。

皆さんの参考になれば幸いです。




いただいたサポートはクリエイターとしての活動費、これからもっとよい作品を送り出すための投資にさせていただきます!